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おっさんずラブというコンテンツ

新元号令和になって間もなく1年経つが、平成という時代には素晴らしいドラマが沢山あったんだなあとしみじみ思う。

花より男子、花ざかりの君たちへ、ラストシンデレラ、私が恋愛できない理由、美丘、失恋ショコラティエ、、、わたしは特に恋愛系のドラマが好きでよく見てた。恋愛モノに限らずゆとりですがなにか、リーガルハイ、遅咲きのヒマワリとかも。僕のいた時間なんて号泣したし、ふと思い出して「もう一回見たいな~」なんて思うドラマが結構ある。

それに比べてここ最近のドラマはというと刑事もの、病院ものばかりな印象で、正直どれも似たり寄ったりで飽きた。率直に言ってしまえばつまらない(個人的意見)ので、昔のようにテレビに張り付いてドラマ楽しみに生きることは一切なくなった。

余談だがわたしは吉高由里子が大好きである。なのでこの前まで放送していた「知らなくていいコト」は見ていた。が、実は3話くらいからリアルタイムで見るのを忘れてしまった。わたしは1話でもリアルタイムで見逃すと見る気が失せてしまう性格なので、なんとそこからは見るのをやめてしまった。

とまあこんな感じですっかりドラマ離れしていたわたしであるが、この自粛期間に見たかったドラマを一気見しようと閃く。

そんで真っ先に思いついたのがおっさんずラブであった。

おっさんずラブというドラマの存在はもちろん知っていた。というのも、当時このドラマだけはリアルタイムで見ようと思っていたのだ。まあ初回を見逃したことにより見る気は完全に喪失、その存在も忘れて気づいたら2020年になったというわけなんだけれども…………………………………………

そんなこんなで2020年4月。おっさんずラブ(単発の2016・シリーズの2018)を一気に見た感想としては




、、、、、、、、、、ッククゥゥ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!た、田中圭、、、、好きだ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



冗談抜きで、見終わって数分はこの語彙しかなくなってしまった。

おっさんずラブをリアルタイムで見ていた母がよく「見た方がいいよ!!?????田中圭がもうすっっっっごい可愛くてさ~~~~~~!!!????」とハイテンションで言っていたのが良く分かった。マッッッッッッジで可愛い。田中圭(はるたん)、ヤバい。

田中圭が可愛いのはもちろんだが、ストーリー展開はぶっ飛んでてラブコメディとして楽しめるし、はるたん・部長・牧の心情描写がかなりリアルだし(相当勉強したんだろうな~と思った)、「結局は幼馴染と付き合う」みたいなクソつまらん展開も無いし、最後にはアラサーがキュンとくるような(知らんけど)恋愛描写もあるし、、、、、、、なんて良く出来たドラマなんだ………………………………………………………

昔だったらこの内容のドラマを地上波でやるなんて考えられなかっただろうな。おっさんずラブは男同士の恋愛を描いてるけど、これは同性と付き合っている身としても物凄く楽しめるドラマだった。

それと同時に、このドラマに批判が多かったのもなんとなく理解した。世間的にマイノリティな男同士のカップルがフラッシュモブで一般人巻き込んでプロポーズするだとか、結婚式場の内見に行く→式を挙げるだとかがあまりにもあっさりと描かれているし、根本的に主人公の周り(幼馴染、会社の仲間)の中に男同士の恋愛に嫌悪感を抱いてそうな人が誰もいないこととかね。ケッ!!世の中そんなうまくいくわけねーだろ!!ってことなんだろうか。

せっかくなのでTwitterでいろいろ意見を調べてたら「LGBTに対しての敬意がまったく見えない」だとか「純愛に見せかけても本人たちは演技だから白ける」だとか。なんか………………笑ってしまった。上記の通りわたしは同性と付き合っているが、まあ実際にはわたしは恋人のことを女とも男とも思っていない。このことについてはコレを読んでもらった方が早いな。

人を性別で分けて考えていない身として言わせてもらえば、そもそも性別で「区別(≠差別)」して「ドラマ」を見ている時点でセクシャルマイノリティを擁護しているように見せかけた特大ブーメランなんだよな。少なくともあのドラマの中に同性愛に対する悪意のある表現なんてものは一切なかったように思うし、そもそも「LGBTへの敬意」とは?もしもこれが男女の恋愛ドラマだったとしても同じことを言うのだろうか。「男女への敬意ガーーーーーー(以下略)」言わんだろ。「性別」に敬意とか考えないだろ。

劇場版とかは見てないのでS2(春田・牧編)の感想になったけど、同性愛を扱う題材にあえて批判的な人物を登場させなかった(牧のお父さんは別として)のはマイナスイメージを取り払うための制作陣の意図だと思うし、そもそもドラマだし。

むしろわたしは終始「ハァン~~www田中圭たまんね~~~~wwwww部長カワイイ~~~~wwww」くらいのテンションだった。純粋にドラマとしてストーリーが面白いし、田中圭が可愛いからな(何回目?)

話がズレていきそうなので総括。

「きのう何食べた?」とかもそうだけど、見方によってはただのBLかもしれない。人によっては嫌悪感を抱く同性愛ドラマかもしれない。まあでも、こうやってひとつのドラマを通して誰かの恋愛模様に「可愛い」とかポジティブな感想を持つ人が少なからずいるわけだし、それがドラマとか制作物の面白さなんじゃない?と思うわけである。わたしはね。あくまでも私見なので、他の人がどう思うかとかは知りません。

ちなみに俗にいうLGBT題材の作品は「トランジットガールズ」「彼らが本気で編むときは、(恋人と映画館に見に行ってわたしだけボロ泣きした)」「アンダー・ハー・マウス(エリカ・リンダ―に惚れて3回見た)」「アデル、ブルーは熱い色」「キャロル」「君の名前で僕を呼んで」「キンキーブーツ」とかは見た。繰り返しになるがわたしはこういう作品も人間同士の恋愛モノとして見ているので、女性同士<GL>とか男性同士<BL>とかそういう見方はしていない。幼い頃は少女漫画を読んで育ってきただけあって、恋愛モノは面白いし好きです。何かいい作品があれば教えてください(大声)

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