見出し画像

理想の自転車カバーと、満足する商品との出会い方

たとえ便利なものであっても、必要なものであっても、他の手間が増えたり、清潔さを保てないことがとってもストレス。なにしろ、私は面倒くさがりなのです。できる限り掃除せず、汚れ物に触れず、なんなら汚れ物を目にすることもなく生きていたい。ホテル暮らしが叶うならずっとホテルで暮らしたい。それが私。

そんな私にとって、買った後の姿や生活を想像するとなかなか買えなかったもののひとつが「自転車カバー」でした。

逆にストレスが増えそうでなかなか買えなかった「自転車カバー」

屋根付きの駐輪場はあるものの、子ども2人を乗せられる電動自転車は大きいので後部座席が屋根からはみ出がち。「さあ、出かけよう」と子どもを乗せようとすると前日の雨で濡れている…ということも頻発。屋根の支えにとまる鳥のフンもついていたりするし、蜘蛛の巣が張ることも。だから、我が家にとって自転車カバーは必須アイテムでした。

でも、お店で自転車カバーを見かけるたびに、

カバーを買ったとして、出かける時それをどこに置く?カバーは雨などで汚れているはずだから、せっかくきれいに保てたカゴに入れたら本末転倒な気がするし、自宅に持ち帰るのも面倒かつ汚そう。マンションだから、駐輪場に置いたままにするわけにもいかない。あーーーこれ!絶対使うたびにモヤモヤするやつ!数千円払ってストレス増やすの嫌だわー。しかも、銀色なんか好きじゃないんだよなあ。地面に擦りそうだしなあ。(…買わない理由が延々と続く)

そう考えては結局「今回はやめとこ」という結論に至りました。

ただ、長男が幼稚園に入り、職場復帰後には自転車送迎が必要になること、また、暖かくなって蜘蛛や鳥が活発になり出したこともあって、「とうとう買うか」と決意。お店は品揃えが少ないので、オンラインで買うことにしました。

収納ケース一体型の自転車カバーなら、いろいろ一気に解決しそう!

あれこれ調べた末、「これだ!」というのを見つけました。それがこちら。BIGサイクルカバー。

あれも嫌、これも嫌なわがままな私が納得した理由はこれ!

自転車に装着できる収納ケース付き!(取り外し不要)

つまり、出かける時にはカバーを収納ケースにしまい、帰宅後はケースから引き出して自転車にかけることができます。

これで、出かける時カバーどうする問題が解決するばかりか、「カバーつけたり外したりしようとしたら風でカバーが飛んでいく」という心配もなし!丈が少し短めなので、雨で濡れた地面に接することもありません。素敵!!

もちろん、風によって外れないように固定紐2箇所、裾を絞るための紐もついています。

使ってみてどうだった?収納ケース一体型の自転車カバー「BIGサイクルカバー」

めっちゃいいです♡

そもそも、自転車カバーって大きな自転車によいしょって風で飛んでいっちゃいそうな大きなカバーを被せる作業が必要になるじゃないですか。ピクニックに行った時にレジャーシートを広げる時みたいに。それが、一体型の収納ケースを後部座席に固定していることで、レジャーシートの片側を誰かが押さえてくれているときみたいに扱いやすくなります。元々この点についてあまり考えていなかったけど、でも、ビックリするほど使いやすい理由はここだなと思います。

使い方や細部についても紹介します。

まず、収納ケースは後部座席の背もたれ部分にベルトをかけて装着します。我が家の自転車はPanasonicのギュットアニーズEXですが、全く問題なくぴったりでした。ベルトの長さ調整も締めてマジックテープで留めるだけ。

カバーをかける時は、後部座席の方を下まで掛けてから、前カゴの方に掛けるようにする方がいいみたいです。先に前カゴから掛けたところ、後部座席の方がつっかえて掛けられませんでした。

カバーをしまう、つまり自転車に乗る時は風に吹き飛ばされることを防ぐ紐を2箇所ほどき、下部をしぼる紐を緩めた上でカバーを収納ケースにまとめます。

カバーが収納ケースの裏地になっているような構造なので、パタンパタンと畳んだのを収納ケースに入れるというより、つかんでは押し込む感じでまとめています。収納ケースにはゆとりがあるから、適当な入れ方をしても余裕。しかも、収納ケースの留め具はボタンとゴム紐なので留めやすいのも嬉しい!

これで雨で濡れたり鳥のフンで自転車ボディが汚れる心配はなくなり、手間も許容範囲!いい買い物をしました♡よくある自転車カバーで妥協せずに本当によかったです!

商品を検索する時には、不満に関する言葉で調べてみるといいかも

今回の自転車カバー、実は競合商品がありません。(ネットで見る限り)なので、類似商品を比較検討することなく購入しました。

ただ、この商品に辿り着くのもなかなか大変でした。「自転車カバー」だけで検索をかけると、一般的な銀色の商品ばかりが検索結果に上がってきます。「自転車カバー 収納ケース」で検索しても、たいていの自転車カバーには巾着型の収納ケースがついてくるので探しているような商品は出てきません。リュック型の収納ケースがあるんじゃないかと推測していたので、「自転車カバー 収納ケース リュック型」で検索してみたら、ふつうにリュックがズラリと出てくるし(笑)。

結局、「自転車カバー 収納ケース めんどくさい」で画像検索して、ベルメゾンのウェブサイトで紹介されていたリュック型の収納ケース画像からこの商品にたどり着きました。企業側のマーケティング力も鍵になりますが、調べる側の検索力も必要ですね。

探すときのコツは「同じようなモヤモヤを抱えている人がブログでレビューなり、商品開発なりしているはず」と疑ってかかること。「めんどくさい」とか「手間」とか「邪魔」とか、不満に関するキーワードで検索してみると、意外と掘り出し物が見つかるかもしれません!?

いつか誰かのお役に立てれば幸いです!

この記事が参加している募集

買ってよかったもの

サポートくださったお金は、主に新しいアイデアの試作品を作るために使います◎