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1歳子連れ妊婦、ワンオペ飛行機レポ

以前こんな記事を書きました!

実際にやってみてどうだったか、反省点や良かった点などをまとめていきます。

誤算①2歳近い1歳児は重く、飛行機で妊婦の膝の上はかなり狭い

これはもう知ったからってビジネスクラスのチケット買う以外の解決方法がないけど、とにかく重い!狭い!特にガルーダは毎回機内食が出るのだけど、前の人がリクライニングしている状態でテーブルを開く時の絶望感(笑)。

飛行機で里帰りするなら、できればお腹が大きくなる前の方がいいかも。もしくは自分で椅子に座れるように教えておき、2人分のチケットを取るという手も。

ちなみに私たちの最初のフライトは関空 - クアラルンプールの7時間弱で、夜23時前のフライトだったので搭乗後すぐに添い乳。ニコはすぐ寝てくれたのだけど、3時間ほど経ったところで私の太ももがニコの重さに耐えられず、トイレ休憩に立ったところニコが寝付けなくなり。残り半分を寝かしつけようとして添い乳→眠りきれずニコ怒る→添い乳…を繰り返すというしんどいフライトになってしまいました。

誤算②長時間トランジットの頼みの綱、キッズスペースがまさかの閉鎖中

長時間フライトを終え、クアラルンプールでのトランジットでのんびり回復&ニコを遊ばせるつもりが、なぜかこのタイミングでキッズスペース改装中。ムービーラウンジやスポーツラウンジは子連れ向けという感じではなく、仕方ないのでプライオリティ・パスが使えるプラザプレミアムラウンジを拠点にフードコートやスタバやカフェを行ったり来たりして潰しました。

誤算③クアラルンプールのラウンジがひとつだけだった

見つけきれなかっただけなのかもしれないのだけど、マクドナルド横のラウンジしかなく、いくつかのラウンジをハシゴするつもりが一か所を3回も利用することに。さすがにちょっと気が引けました(と言いつつ堪能したけど)。

誤算④ジャカルタのラウンジはなぜかネットが繋がらない!

インドネシア料理の軽食が食べられてよかったのですが、設備はあまりきれいでなく(クアラルンプールがきれいだったから期待しすぎた)、さらに受付で聞いたWi-Fiが全く繋がらず。結局、ゲート側の充電エリアが一番電波あるという…

誤算や辛かった点はここまで!実は、想像以上によかったこともたくさんありました。

よかった点①クアラルンプールのラウンジ(プライオリティ・パス利用)の居心地が想像以上

長時間フライトでほとんど眠れず、早朝4時に着いてフラフラでラウンジに向かい、朝ごはんを食べ、ソファで添い乳しながら寝かしつけつつウトウトしていたら、

「Excuse me」

と声が。スタッフの方が赤ちゃん連れ妊婦であることに気づいたのか、通常はマッサージ利用が必要なマッサージルームのソファを使っていいよと。

普通のソファでも飛行機に比べたらはるかに居心地が良かったのだけど、オットマン付きのマッサージ用ソファはなんとか横になって眠ることさえできちゃう大きさ。おかげでニコと横になって爆睡し、その後ふたりとも長時間フライトなんてなかったかのごとくめっちゃ元気になりました。

シャワールームにはトイレもついてて快適。食事は普通のホテルの朝食にお菓子もありました。ニコはクッキーとシリアルを気に入って食べてました。そして、クアラルンプールはスタバやフードコート店内以外でWi-Fi拾えなかったのですが、ラウンジ内はネットさくさく。プライオリティ・パス作ってよかったー!

よかった点②バリでの小休止で体力・気力が全快!

正直、今回は往路でヘトヘトになって、マナドに着いたらすぐに風邪やら口唇ヘルペスやらに苦しめられるんだろうな…と覚悟していたのですが、マナドに着いて気が抜けてからも元気なまま!無理せずバリで2泊ゆっくりしたのがよかったみたいです。ラウンジで眠れたのも大きかったけど、ベッドで眠れる幸せったら。

よかった点③キッズスペースありのリゾートホテルでニコも楽しめた

長時間フライトが一番しんどいのは何よりニコ自身。大人でもずっと座り続けるのはしんどいのに、子どもにとっては退屈だし窮屈だし、かなり大きなストレスのはず。そう思ってバリ滞在中はコンシェルジュサービスを利用して、キッズスペースがあるホテルを予約しました。

どうだったかというと、ニコは着いて早々大はしゃぎ。

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自由に動き回れて、はじめてのおもちゃもいっぱいあって、大満喫していました。

しかも、キッズスペースのあるプライムプラザスイーツ(泊まったのはプライムプラザホテルの方)にはプールもあって、足をチャプチャプするだけだったけれど気持ち良さそうでした。

よかった点④トランジットが長時間だと気持ちに余裕が生まれる

子連れ旅だと直行便や早く到着する便を選択しがちですが、我が家ではいろいろ検討の結果、フライトの時間帯と飛行時間、トランジットにゆとりを持つことを前提にチケットを取りました。

結果、ニコのおむつ替えはすべてトランジット中に陸上でできたし、急いでバタバタと移動することもなく、動きたがらない1歳児にイライラしたり怒ったりすることもなく過ごすことができました。気まぐれな年齢の子どもと行くなら、あえてトランジット中にゆっくりする方が楽な場合もあるかもしれません。

よかった点⑤ガルーダ機内はおもちゃ要らず

座席ごとにスクリーンが備え付けてあるので、ニコはそれで映画を見たり塗り絵をしたり。おもちゃやお菓子、タブレットなしでも大丈夫でした。

よかった点⑥最後尾座席を予約。早く乗れて、他の人の目も気にならない

今回ほとんどの便で最後尾座席を予約。妊婦で子連れなので優先的に乗れることが多いですが、そうでなくても早めに搭乗でき、トイレも近く、周りの目が気にならなかったのでよかったです。

もっと小さい時にはベビーバシネット(ベッド)付きの席を使ったこともありましたが、たしかに足元は広いけれど荷物を手元に置いておけないし、オプション料金がそこそこ高い…。最後尾座席のオプション料金は少額で済んだのも嬉しいポイントでした。

よかった点⑦空港のベビーカーを使うと移動や滞在が楽勝に

クアラルンプール、バリ、ジャカルタでそれぞれ空港に置いてあるベビーカーを利用。もうこれだけで移動が格段に楽になりました。子連れはトランジット空港に到着したらすぐにベビーカーを探すべし。

まとめ

「子連れは直行便」と決めつけず、目的地までの道のりも小旅行気分で楽しむのもアリかもしれません。

私が次に乗る時は子ども用の座席は別途考えるとして、トランジットあり、バリ滞在ありののんびり旅行にすると思います。マナドの場合はシンガポール航空が安かったら、シンガポール滞在もありだなあ。

あと、プライオリティ・パスは本当にオススメ。ラウンジによって質はマチマチですが、それでもやっぱり最低限、軽食が食べられたりソファに座れるのは大きいです。

参考になれば幸いです!

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