正しく怖がっている人はどれくらいいるのか?

COVID-19の感染拡大がなかなか止まりませんね。気付いたらスペインやイタリアでは死者10,000人超えてるし。全世界で53,000人を超えているとのことです。

年齢層での分布も見てみたいところですが、そのへんの情報は後で探してみることにして。高齢者が重症化するケースが多いとのことですが、じゃあ若者が重症化しないのか、というと、そういうこともないのはこのニュースが示しています。

こういったセンセーショナルな数字やニュースばかりが先走っていて、やたらと恐怖を煽っているように見受けられます。まあマスコミはそうやって恐怖心を煽るだけ煽ったほうが売上が大きくなりますからね。自社の利益を考えた正しい行動をしていると言えます。

まあそういうセンセーショナルなニュースばかりを好む人たちが、デマに踊らされてマスクやトイレットペーパーを買い漁ってるわけですが。

WHOは明確に「せきやくしゃみといった症状がある場合のみマスクが必要」と発信し続けているわけです。人間は自分の信じたいものを信じる生き物ではあるのですが、なぜWHOより芸能人の言葉を信じるんですかね?不思議でしょうがないです。

ちなみに私は外出するときは必ずマスクをしています。花粉症なので。

で、実際のところCOVID-19について、ちゃんと理解した上で正しく怖がっている人ってどれくらいいるんでしょう?殆どの人が、信憑性に乏しい内容を聞きかじって無闇矢鱈に怖がっているだけに思えます。

COVID-19がどのような性質を持っているのか、という点については、ぜひこのホリエモンチャンネルの動画を見てみてください。とても分かりやすいし、何に気をつけなくては行けないのか、ということがよく分かります。

現時点でははっきりとした対策は難しいものの、密集するところ、(自分も含めた)誰かが喋ったり歌ったりするところ、気密性の高いところ、そういったところは避けるべき、ということは改めて理解できました。また、手洗いや消毒が大事、ということも理解しました。

基礎疾患があったり高齢だったりするほうが重症化しやすいが、それは「基礎疾患がなくて若年層だったら重症化しない」ということではない、ということなんですよね。誰が重症化するのか分からない、これってかなり重要なポイントだと思います。

一方で、ワクチンが遠くないうちに作成される可能性が高い、というのは朗報ですね。素晴らしい。

おそらくこのCOVID-19も、インフルエンザと同じように今後も残り続けるのでしょうね。季節性になるのか、通年になるのか、そのへんは分かりませんが。ただこういうのにも付き合っていかないといけない。

それにしても、SARSって完全に収束したわけじゃなかったんですね。確かにいつの間にか聞かなくなったけど、グダグダに終わっていたとは。COVID-19もそんな感じになるかなぁ。

ともあれ、我々がやるべきことは、いわゆる三密を避けること、また誰かが喋ったり歌ったり、要はマイクロ飛沫を避けること、手洗いと消毒をしっかり行うこと、が重要ですね。ホンマに他人事じゃないし、「俺は大丈夫」とか言ってる場合じゃない。

冒頭に紹介した記事の被害者女性の母親が言っていた言葉を、改めて心に留めておくべきだと思います。

「自分の役割を果たすとき。自分と周りを守るとき。ウイルスが広がっているのではなく、人がウイルスを広めている」

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