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アラフィフでもボディメイクが成功する 生粋の彦根っ子 moto koyamaさんが語る、本物の美しさ

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鍛えられた身体の方ばかりですね。
これらはいわゆるボディビルの大会ですか?

「わかりやすく言うと『女性を象徴する砂時計ラインの筋肉美を競う大会』です。こちらは
SBC SUPERBODY CONTEST東京第一回の時の写真です」

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「この大会の
8/25ウーマンズビキニプロで4位を受賞しました。

そしてこちらはNABBAWFFJAPAN NOVICEという大会で2位入賞したものです」

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大会が究極のアンチエイジング

―20代や30代の方メインの大会に参加されるだけでもすごいのに、最年長であられながら上位入賞までされてしまうなんて驚異的です。

「大会に出場することが私の究極のアンチエイジングなんです(笑)」

モトさんとは何者なの?

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―こんな方が彦根にいらっしゃったのですね。

「私は生まれも育ちも彦根で、結婚後もこの彦根に住み続けております。
私の実家は彦根の、あるひとつの神社を護っており、春には桜が満開になる大好きな場所のひとつなんです。」

―素敵ですね。
現在も通われているジムで、モトさんのファンが多くいらっしゃると耳にします。

「そうですか?割とご高齢の、80歳や90歳のおばあちゃんから嬉しいお声をかけていただくことがあります。ありがたいです。」

―今や時代はCMや特番などでもバンバン肉体美がクローズアップされたりしていて、それだけ世間には浸透しており、幅広くニーズもあると感じます。
おばあちゃんのファンがこの地元の彦根にもたくさんいらっしゃるのはその顕れのひとつですね。

モトさんはお仕事は何をされておられるのでしょうか。

「元々美容に興味があり、エステなどで女性の外側から美を磨く仕事をしておりました。
しかし、本当の美しさはそこだけにとどまりません。

これは世間的にも浸透している話ですが、運動や食事などで健康的な肉体をつくっていくことが大切です。

ですので今は寧ろ私自身がまず見本を示すためにも、日々トレーニングを重ね、内外面からの筋肉トレーニング、食事コントロール、姿勢や歩き方など、様々な分野においてアビリティーを鍛えている最中です」

本物の価値ある美を求めて

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―中身から溢れる美と融合させて本物の美を追求するために、勉強やトレーニングに今は重きを置いておられるということですね。

「はい。今は美容医療はめざましく美を入手できる時代ですが、筋肉だけはコツコツ地道に自分自身が育てるしかないのです。
特に私たちの年齢からは筋肉を鍛える事が大切です」

―確かにダイエットなどで体重だけが減っても、それがスタイルがよいかと言えばまた違う話ですね。

しかしモトさんのきさくな人間性を拝見してますと、ただの外見至上主義、というわけではないと感じます。

「勿論、外見だけ鍛えても中身が伴わければ無意味だと思っております。
ですので、私は歩き方などの所作は勿論、身体の内面や全ての細胞、脳にまで至って鍛えることで、本物の意味でのトータルの美に近づけると考えます」


Tバックを履いていても原点は和の心

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―脳とはどのように鍛えられてるのですか?

「脳も細胞ですから、常にプラス思考を心がけ、日々身の回りの全ての小さなことにもアンテナを張り巡らせ、そこから感受性を鍛えることを心がけています。

母が和の美の師匠でもあり、身近にある茶碗一つでも伝統工芸品の九谷焼であったり、着物を着付けたりなど全ての本物の美意識を教えられて育ちましたので、Tバックを履いていても原点は和の精神なんです(笑)」

―こちらのお着物の写真はご実家の神社のお茶室で撮影されたということもあり、
わざわざ出歩かなくとも身の回りに本物の和の美があるので、自然と美的感性が鍛えられ、今のモトさんが育まれたのですね。


ウォーキングの効果

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毛受貴代美
ECRA INTERNATIONAL代表
ウォーキングスペシャリスト
モデル育成講師
ミスコン指導ビューティーコーチ
20代よりファッションモデル、タレントとして活躍


―歩き方もトレーニングされているのですか。

「はい、筋トレとは対極の美であるウォーキングですが、両者がバランスをとると美しいスタイルが生まれます」


―確かにモトさんはワイルドに鍛え上げられた筋肉をお持ちですが、女性らしく歩かれてるのでとてもバランスよく感じます。

「ありがとうございます。正しいウォーキングとは意外に理解されてないですが、自分自身の独特なクセを直し、体幹を鍛えるのに抜群に適しているのです。
また美脚矯正の効果も大きく、エレガントさも自然と身につきます」

―そんな効果があるのですね。誰にでもトライできるものですか?

「実は、歩き方など立ち居振る舞いを美しくすることは誰にでもチャレンジできる美への近道なんです」

ウォーキング講師を目指したきっかけ

―なぜウォーキング講師の資格をとろうと思われたのでしょうか。

「コンテストに出場する時に、彦根にはウォーキングを専門に指導されているところがなく、かなり苦労をした経験があり、それならば自分自身が資格をとっちゃえ、て感じで取得しました(笑)」

ー彦根でもコンテストに出場されたい方や、ウォーキングレッスンに興味を持たれてる方がいらっしゃるかもしれませんね。都会に出ないと実現されない夢が、この彦根にいながらにして手が届くかもしれません。

「はい。そんな方たちの夢の架け橋になれたらいい、と、切に願います。」

必要な道具はモチベーションだけ

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―さて、ここまでお話しさせていただきまして、『美への近道』という言葉が出てきておりましたが、モトさんがここまで肉体改造されるまでの道のりも近道でしたか?


「いえ、私はけして筋肉質な体質というわけではなく、遺伝子検査をしてみると、太りやすく、痩せやすく、筋肉が付きにくいと言われ、この体型を維持するのは至難の技なのです。」

―ということは、並大抵の努力ではない努力をされてきたということですね。


「はい。ぶっちゃけかなりの努力をしておりますが、逆を言えばどんな体質の方でもモチベーションさえあれば美しい筋肉は必ず手に入れられるのです。」

―確かに、ウォーキングも筋トレも気軽に始めることができますが、モトさんのように本物を確実に身につけたいのであれば、並々ならぬモチベーションが必要だということを感じました。

『本物になりたければ本物に学べ。得たい成果があるならばそのために必要な行動があるはず』―野田真奈Instagramより

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(写真左)
野田真奈
プロアスリート
パーソナルトレーナー
㈱MJDIVA専務取締役
フィットネスウェアデザイナー
BOOTY FITNESS CEO
一般社団法人 日本マッスル&フィットネス協会理事

国内外のビキニCOMPETITIONで数々の優勝
ミスターオリンピアという世界最高峰の国際ボディビル大会に、日本人女性で初出場

―また興味深い方が出てきましたね。

「はい。野田真奈さんという方で、今の筋肉ブームの先駆者とも言える方で、私がこの道に進んだきっかけになる方です。」

―この言葉通りをシンプルに行動されてるモトさんが、野田さんに影響を受けられたのも納得です。

肩書を拝見しますと、今の筋肉ブーム以前に、日本人選手で初出場の大会に出られたり、まさにマッスル界のパイオニアでいらっしゃいますね。
そんな方が立ち上げた日本マッスル&フィットネス協会の幹事をモトさんもなされ一緒に活動しておられるんですね。
トレーニングも一緒にされたりと、彦根で筋肉を語る上で本当にモトさんの必要性を感じます!

まだまだ引き出しを感じますので一冊の本になっちゃいそうです(笑)

生涯青春 生涯筋肉

しっかりした信念の中に硬派さを保ちながら、どこか10代のようなキラキラ感を併せ持つモトさんとお話している最中は『生涯青春』という言葉があたまから離れませんでした。

モトさんの表現したい美の融合を象徴するようなかがやきを持った素敵な笑顔で最後にこう語っていただきました。

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「これからも常に進化しつづけ、更なる美の融合を志向し、その集大成を完成させるのが私の将来の夢なんですー。」


(写真・motokoyama提供 文・ウブド)