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市民ライターによる「彦根の魅力ここにあり!」

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市民ライター講座を受講されたみなさんによる記事を投稿していきます!彦根のお店や人をインタビュー。実は知らない彦根の魅力がここにあるかも…?
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記事一覧

郵便局が気づかせてくれた、人の心「も」豊かにするもの

自然大好き、好奇心旺盛な市民ライター みき です。 突然ですが、彦根市内の郵便局で「ボカシ」が売っているって、知っていましたか?ボカシとは 「ボカシ肥料」のこと。米ぬかやもみ殻などに有用微生物を混ぜ合わせたもので、含まれる微生物の働きにより生ごみが良質な肥料となります(彦根市Hpより引用) 参照URL https://www.city.hikone.lg.jp/kakuka/shimin_kankyo/5/gomi/torikumi/namagomi/18759.html

手焼きお麩の味を守り抜く「澤田製麩所」~近江の名産『丁字麩』を使ったからし味噌和えは祖母の味~

みなさんにとって思い出の味はありますか? 近頃の食事は、簡単に調理して食べられる料理が食卓に並びます。外食はチェーン店や、コンビニでついつい済ましてしまうのですが、子どもの頃は、親戚が集まったときには、よく作ってくれていたなーと。大人になるにつれてふと思い出し、懐かしくなって、食べたくなるものが増えました。祖父母が、よく食べていたものが健康万能食品だったなとしみじみ気づかされます。 特に丁字麩のからし味噌和えは、湖東の郷土料理でもあり、大好きな味です。そのお麩が南彦根で

彫金天然石アクセサリー作家の夫婦が作る人生に寄り添う天然石ジュエリーのお店『Orange palette.』

大正ロマンあふれる四番町スクエアの角に、思わず入りたくなるようなオレンジの光を感じるお店がありました。天然石の素敵なアクセサリーがたくさん並んだ、可愛いアクセサリーのお店です。 元々、奥様の光(ひかり)さんがアクセサリー作家さんで、マルシェに出店されていたところ、ご主人の彰仁(あきひと)さんも一緒にお店に何かだせないかなと思われ、天然石の指輪作りをはじめられたそうです。お二人の出会いはなんと高校1年生なのだそうです。 ご夫婦でお店を持ちたいという夢をお持ちで、お店を出すに

見て、触れて、遊んで、衝動買いさせないペットショップ “Lily Blanc‐cat space‐”

コロナ禍の新たな生活様式の浸透で、ペットの人気が高まり、ペットを迎えたいと考える方もいるのではないだろうか。そんな時、訪れて欲しいペットショップが、彦根市馬場町2丁目、カインズモール北側のちょっと奥まった場所に存在する。 “Lily Blanc_cat space” 猫カフェ併設のペットショップだ。 オープンテラスのあるレストランを思わせる外観からはここがペットショップだとは想像できない。 テラスをのぞくと、そこには自由にくつろぐ猫たちの姿 猫カフェ併設というと、「保護

歩こう!彦根かるたまっぷ

日本では、平安時代、貴族たちの間で「貝合わせ」という遊びがあり、これが発展して、「歌貝」や「歌かるた」が楽しまれるようになりました。 「西洋かるた」の影響で、かるたの形状は長方形となり、「小倉百人一首かるた」や、「いろはかるた」など、さまざまな種類のかるたが登場しました。 このうち、地域に特化して作られたものが「郷土かるた」です。「郷土かるた」は、日本全国、様々な地域で作られています。 その彦根版が「彦根かるた」です。 「彦根かるたまっぷ」の冊子を片手に彦根を歩

大切なものとの暮らしはこんなふうに “飾る楽しさ”を教えてくれる「綿嘉ガクブチ店」

専門店というのはたくさんありますが、額縁の専門店へ行ったことはありますか?この記事の見出しの 写真は、逸見亜子さんという銅版画家の作品です。作品のあたたかい雰囲気が額装によってより引き立たてられているように感じます。この額装をされたのが彦根中央商店街にある額縁専門店の「綿嘉ガクブチ店」です。 どんなお店なのか行ってみました。 額縁専門店ってどんなところ? 彦根中央商店街の一角に「綿嘉ガクブチ店」はあります。以前はこの界隈にも額縁店は数店あったそうですが、今はここだけです。

火葬場が緑ゆたかな公園へ!「千鳥ヶ丘公園」の謎に迫る

「彦根は走りやすい街だ」 京都から引っ越してきたばかりの私がそう感じた理由は、いくつかあります。特に、植物が多く四季の移ろいを感じられることは、ランニング中の大きな楽しみでした。 走っているうちに見つけた公園のひとつが「千鳥ヶ丘公園」です。驚いたことに、この公園はもともと火葬場!「どうして火葬場が公園に?」疑問を解決すべく、調査に走り出しました。 「千鳥ヶ丘公園」は2つの顔をもつ市営公園 「千鳥ヶ丘公園」は雨壺山丘陵地一帯にある公園です。平田町側・芹川側のそれぞれが公

滋賀へ彦根に「お招き」キャンペーン始まる!

招き猫の日 9月29日は何の日かご存知ですか? 「来る(9)ふ(2)く(9)」にちなんで、「招き猫の日」なのだそうです。そんなおめでたい日に、彦根にある四番町スクエアに、彦根で一番有名な白い猫・ひこにゃんの新しいお店がオープンしました。 「招き猫」ポーズのひこにゃんの新しいイラストが発表され、ひこにゃんのライバル、「わるにゃんこ将軍」が初登場です! 彦根城を世界遺産へ 滋賀県と彦根市は、彦根城の世界遺産登録を目指しています。 彦根城は、1992年に世界遺産の

ひこにゃんグルメラリーに参戦!

彦根のお店でゆる~く過ごそう 彦根で一番有名な白い猫・ひこにゃんは、2007年に国宝・彦根城築城400年祭のPRキャラクターとしてデビューしました。見た目はとてもゆるいひこにゃんですが、仕事ができる猫なのです。 ひこにゃんは、「彦根市のPR活動」という、とても重要なミッションを持っています。 全国を駆け回り、毎日忙しいひこにゃん。そんな超人気スケジュールのひこにゃんが住む、地元彦根には、ひこにゃんがお仕事の合間に、ゆっくりするお気に入りのお店があるそうです。 今回、

彦根で一番有名な猫に出会う場所

出会いの広場・四番町スクエア 彦根城・京橋からキャッスルロードを数分歩くと、左手に、「四番町スクエア」があります。「スクエア」は英語で「広場」の意味があり、彦根で一番有名な猫・ひこにゃんとの出会いの広場でもあります。 彦根城に住んでいるひこにゃんの趣味は、彦根城周辺のお散歩です。ひこにゃんは、時々、お城を抜け出して、ここ四番町スクエアにお忍びで散歩にやって来ます。 四番町スクエアは、ひこにゃんmeetスポットとして、地元の人に、旅行客に、とても人気があるエリアです。

湖畔から見える風景

さざ波立つ千々の松原 「彦根八景」の一つとして地元で愛される松原。かつて、松原の湖畔には、三里に渡って松林が続いていました。松原からは琵琶湖に浮かぶ多景島や竹生島を見渡すことができ、琵琶湖国定公園となっている景勝地です。 松原のちょうど彦根港から道路を挟んで正面の位置に、建物の壁一面の大きなガラス窓がパっと目を惹く、素敵なお店を見つけました。 湖畔にある止まり木 彦根港から長浜に至る湖畔沿いの道は、ビワイチ(琵琶湖一周)のサイクリングルートになっています。「喫茶とパン

夢をかなえる行動力 動画クリエイター×プライベート英会話講師 藤川 敦奈(ふじかわ あつな)さん

新型ウィルスが世間を騒がせ、早いもので3年が経過しました。 これをきっかけにライフスタイルが変わったという方も多いのではないでしょうか。 今回お話を伺った藤川敦奈さんは、元々英会話スクールに勤務し講師をしておられました。 現在は動画クリエイターとして起業され、プライベート英会話講師としても活躍されています。 異種分野で幅広く活躍される藤川さんに仕事への想い、起業のきっかけ等、お話を伺ってきました。 やってみたかった事に即チャレンジ 英会話スクール講師から動画クリエ

思わず“シュート!”したくなる気持ちいい芝生広場

彦根駅前のランドマークといえば、鳩のマークのアル・プラザ彦根。 2022年、12月にリフレッシュオープンしました。 気になっていた屋上 天気のいい日に上ってみました。 エレベータを降りてすぐに目に飛び込んできたのが青々とした芝生。 ちょうどワールドカップの試合の時期で、心が躍りました。 新設された眺望デッキから真正面に びわ湖の薄群青色を背後に従えて、彦根城天守の雄姿。 東側には彦根駅と佐和山 屋上に展開する戦国歴史のロマンを感じながらひと時を過ごせます。 地元の方か

北欧ヴィンテージ・ライフスタイルショップ+café “vokko”

彦根市湖岸緑地公園の駐車場と遊具が 設置してある場所を通り抜けると、 その奥に、息を飲むような緑の下草で覆われた、 樹木とびわ湖の美しい空間が広がっている。 “vokko ”はこの公園に隣接した場所にある。 お店に入るのには湖岸道路から。 湖岸道路、柳川のゆるやかなカーブを曲がると、 駐車場の奥に見えてくる平屋の小さなお店。 屋根の上の草がとてもチャーミング。 焼板張りのノスタルジックな建物。 奥に見えるのはびわ湖。 室内は明るく、思ったより奥行きがある。 整然とディス