見出し画像

【原稿&トーク音声】2020年11月 ゴスペルアワー「あなたならどうする?」

父母コンビでお届けしているラジオ「ゴスペルアワー」の「原稿」を、トーク部分の「音声」と共に、ラジオの再放送が終わってから投稿しています。ラジオ内で紹介した歌は、どなたかがアップされているyoutubeから探して埋め込ませていただきます。(youtubeで見つけられなかった場合はご紹介できませんがご了承ください。)
ラジオでゴスペルアワーを聴くことができない方にも、ゴスペル(=福音・良い知らせ・グッドニュース)が届きますように!

父:みなさん   父母:こんばんは

母:2020年11月のゴスペルアワーの時間です。

父:ゴスペルアワーの「ゴスペル」とは、「福音・良い知らせ・グッドニュース」という意味です。天地万物をつくられた創造主・神様がおられて、私たちを罪から救うため、約2020年前に、この地上にうまれてくださったのが、イエス・キリストです。このイエス・キリストが、私たちの罪のために、身代わりとなって十字架で死んで、葬られ、三日目によみがえり、復活したことがゴスペル・福音だと聖書は教えています。

母:イエス様を私の罪からの救い主として信じるだけで、罪がゆるされ、神の子とされ、永遠の命が与えられて、天国へ入れていただけるということが聖書の中で約束されています。

父:今日は、「あなたならどうする?」というテーマでお届けしたいと思います。

母:今日は最初に教会のクリスチャン・ジョークをご紹介しましょう。説教中の居眠り その1

父:日曜日、教会の礼拝の説教中、居眠りをしている人がいました。その人は手に持っていた聖書を床に落としてしまいました。その瞬間、バタン!と大きな音が説教中の礼拝堂に響きました。
礼拝が終わってから牧師がその人の所に来て、そっと言いました。
「聖書を持ったまま居眠りをしてはいけませんよ。

母:その次にどんな言葉を言ったと思いますか。

父:答えは・・・「聖書を持ったまま居眠りをしてはいけませんよ。バタンという大きな音で、周りの人が起きてしまいますからね」。

母:説教中の居眠り その2

父:ある王様の住まい・宮廷の中にある教会の礼拝に、王様と伯爵が参加していました。しかし、王様も伯爵もいびきをかいて居眠りをはじめました。そこで、牧師は大声で叫びました。
「伯爵!起きてください」 すると 伯爵が目を覚ましました。

母:その後、牧師は伯爵に、丁寧に何かを言いました。何と言ったと思いますか?

父:答えは・・・「伯爵様のいびきは、王様のお休みを妨げております」

母:説教中の居眠り その3

父:不眠症で夜眠ることができなくて、悩んでいたクリスチャンが、よい解決策を見つけたとばかり、牧師のところへやってきて言いました。「先生、教会の礼拝堂の椅子を譲ってください。」
 「え、どうしてですか?」と牧師が尋ねると、彼は何と答えたと思いますか?

母:「はい、教会の椅子に座るとすぐ眠れるものですから。。。」

父:そう言えば、昨年亡くなった私の母には、毎月ゴスペルアワーのCDを送っていましたが、夜寝るときに、ふとんでCDを聞き始めると、すぐ眠れたそうです。
CDを最後まで聞かない内に寝てしまったことが何度もあったようです。

母:今、車を運転中のみなさんは、ゴスペルアワーのラジオを聞きながら眠らないでくださいね。

父:はい、それでは今日の最初の歌・賛美をおとどけします。 
「サムエル」さんの歌で「手のひら」を お届けします。

母:星野富弘さんの詩画集の歌ですね。それではどうぞお聞き下さい。

(※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して埋め込んでいます。)

父:「サムエル」さんの歌で「手のひら 」をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「あなたならどうする?」というテーマでお届けしています。

父:あなたならどうする、その1

母:あなたがお昼、ランチにうどん屋さんに入って、うどんとおにぎりを注文しました。

父:すると、「おにぎり売り切れです。」と店員がぶっきらぼうに言いました。

母:こんな時、あなたならどうしますか?

父:①愛想がわるいなぁ、と不機嫌になる。
②ぶつぶつ文句言いながら、うどんだけを食べる。
③こんな店で食べるものかと、別の店に行く。

母:ある人は笑顔で、こう言ったそうです。「そりゃおめでとう」

父:お客様の立場で考えれば、「売り切れ」は残念なことですが、お店の立場に立てば、売り切れになるほどお店がもうかって良かったですね。「おめでとう」というわけです。

母:相手の立場に立って、物事を考えられる人になりたいものですね。

父:あなたならどうする、その2

母:天才バカボンやひみつのあっこちゃんの作者・赤塚不二夫さんのお話です。

父:担当者が預かった天才バカボンの原稿を紛失するという事件が起きました。。担当者は一生懸命探すのですが、どうしても見つけることができず、赤塚不二夫さんに謝りに行ったのです。

母:すると赤塚さんは、落ち込んでいる担当者を気遣って、「もうすこし時間があるから呑みに行こう」と誘ったそうです。

父:そして、少し飲んでから戻って来て、もう一度漫画を描き直してくれたのです。そしてその原稿を渡すとき、一言こう言ったそうです。

母:あなたならどんなことばを言いますか?

父:「二度目だから、一回目より良く書けたと思うよ。」
相手のミスについては一言も触れず、何もとがめだてしないで、彼の致命的なミスをカバーしてあげたというのです。この赤塚さんのあたたかい行動に触れた担当者が、大の赤塚ファンになったのは言うまでもありません。

母:人を動かすためには、「欲、お金、権威で人を動かす」という方法もありますが、本当に人を動かす物は「感動」だそうです。原稿を無くした担当者は、赤塚さんの対応に触れて、本当に感動したと思います。

父:イエスキリストの真実・愛に触れた時に、永遠のいのちの喜び、感動を私たちも一人の例外もなく頂くことができます。イエスキリストがどんな方かを、みなさんにもぜひ知っていただきたいと思います。

母:それでは今日の2曲目の歌ですが、「久米小百合」さんの「イエスはそばに」という歌をおとどけします。
  
父:それでは お聞きください。

(※ ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して埋め込んでいます。
久米さんが歌っている動画ではありませんが、同じ曲の動画を埋め込みました。)

父:  「久米小百合 」さんの「イエスはそばに 」をお届しました。

母:今日のゴスペルアワーは「あなたならどうする?」というテーマでお届けしています。

父:マタイの福音書15章で病気で苦しんでいる娘の母親とイエスの会話が紹介されています。みなさんがおかあさんだったら、どうするか考えながら聞いてみて下さい。

母:カナン人の女がイエスのところに来て、必死に願いました。「救い主・イエス様!お願いです。どうか、私をあわれと思ってお助けください。娘が病気で、ひどく苦しんでいるのです。」

父:しかし、イエスは堅く口を閉ざして、ひとこともお答えになりません。とうとう弟子たちが、「あの女に早く帰るように言ってください。うるさくてしかたがありません」と頼みました。
それでイエスは、「わたしが遣わされたのは、外国人を助けるためではありません。ユダヤ人を助けるためです」と説明なさいました。

母:それでも女は、イエスの前にひれ伏し、「主よ。どうかお助けください」と願い続けました。

父:イエスは、「子どもたちのパンを取り上げて、犬に投げてやるのはよくないことです」と言われました。

母:しかし、女はあきらめませんでした。「おっしゃるとおりです。でも、食卓の下にいる小犬でも、落ちたパンくずぐらいは食べさせてもらえます。」

父:そのことばにイエスは感心し、「あなたの信仰は見上げたものです。いいでしょう。願いをかなえてあげましょう」と言われました。その時から、彼女の娘は治りました。

母:病気の娘のために必死になって頼んでいるお母さんに対して、イエス様の態度はちょっと
つめたい対応のように思えます。

父:しかし、イエス様に無視されても、あきらめないで必死に願い続けました。

母:イエス様の弟子たちが、うるさがったほど、後ろから付いてきて、助けて下さいと叫び続けたようです。

父:当時ユダヤ人は外国人を「犬」と呼ぶ習慣があったようです。ですから、イエス様は「外国人を助けるためには遣わされていない」と更に冷たい言葉で断りました。

母:しかし、しかし、お母さんはそれでもあきらめず、今度はイエス様の前に回り込んでひれ伏してイエス様に助けを求めました。

父:するとイエス様は、「子どもたちのパンを取り上げて、犬に投げてやるのはよくないことです」と、また、また冷たく言われました。

母:しかし、しかし、しかし、母親はなおも、あきらめないで言いました。「おっしゃるとおりです。でも、食卓の下にいる小犬でも、落ちたパンくずぐらいは食べさせてもらえます。」

父:ついにイエス様はこの母親の信仰を褒められて、娘の病気を癒されました。お母さんの決して、あきらめないで、熱心に、求め続ける信仰も大切ではありますが、子犬の飼い主であるご主人さまからのおこぼれのパンをいただく子犬として、けんそんに遜った所にこのお母さんの信仰のすばらしさが現わされています。

母:わたしたちは、どうでしょうか? すぐにあきらめたり、へそを曲げたり、怒ったりしないで、謙遜にへりくだって、飼い主を信頼する子犬のような信頼・信仰をもちたいものですね。

父:それでは、今日の3曲目の歌は、「オンギジャンイ」の「主イエスの愛で」という歌をお届けします。

母:それではお聞きください。

(※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して埋め込んでいます。
オンギジャンイさんの動画ではありませんが同じ曲の動画を埋め込みました。)

父:「オンギジャンイ 」の「主イエスの愛で 」をお届けしました。

母:今日のゴスペルアワーは「あなたならどうする」というテーマでお届けしました。

父:今日は最後に面白いお話を1つ紹介します。帰国子女を5名だけ受け入れる学校の入学試験に50名の子どもが受験しました。アメリカから帰国した牧師・岸先生の5年生の娘さんも受験しました。

母:1時間目の試験の後、娘さんはがっくりうなだれて出てきました。

父:2時間目の試験の後、娘さんは泣きそうな顔で出てきました。

母:3時間目の試験の後、娘さんの顔を見たお父さんは、「落ちたな」と確信しました。

父:合格発表の紙が張り出された時に、なんと自分の娘の名前があるではありませんか。受験担当の先生が言いました。「どこか他の学校へ行って、なんとかついて行ける力のあるお子さんはそちらの学校に行っていただきます。この学校では、どこの学校にも行くことのできない、箸にも棒にもかからないお子さんだけを選んでいます。」

母:こうして10倍の難関を岸先生の娘さんは突破しました。

父:できない子から順番だったのです。キリストの恵みとは、受ける資格のない者に無条件で、一方的に注がれる神様の愛です。大切なことは、私は恵みをいただける資格がありませんと謙遜にへりくだれるかどうかです。 みなさんはどうでしょうか?

母:神様に愛され、神様を愛し生きるために、私たち一人ひとりを神様は作られました。

父:私たちひとりひとりに対して神様は、「私の目にはあなたは高価で尊い。私はあなたを愛している」と聖書の中で語りかけておられます。

母:一度も聖書を読んだことがない方、一度も教会に行かれたことがない方も、ぜひお近くの教会を訪ねてみてください。たいていの教会は、日曜日の朝10時半から礼拝が始まります。

父:それでは最後に、ゴスペルアワーのテーマソング、「きみは愛されるために生まれた」を聞きながらお別れしたいと思います。
あなたも愛されていることを忘れないでください。今夜もゴスペルアワーを聞いて下さりありがとうございました。それでは

母: この次は

父: 12月にまた

母: お耳に

父母: かかりましょう。

(※ゴスペルアワーで紹介した歌をyoutubeから探して埋め込んでいます。)