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IoTとFabと福祉

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これからの福祉と技術の関係を、考え、つくっていく「IoTとFabと福祉」。このマガジンは、プロジェクトの記録、Tips、イベントなどの情報を紹介します。
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#福祉

ありあまる他者への気持ち・行動を流通させる、ふるまいのテクノロジー。NTTコミュニケーション科学基礎研究所・渡邊淳司さんインタビュー

今回インタビューしたのは、<NTT コミュニケーション科学基礎研究所>の 渡邊淳司さん。 渡邊さんの主な著書には『わたしたちのウェルビーイングをつくりあうために ― その思想、実践、技術』や『情報を生み出す触覚の知性』などがあり、またNTT研究所発の触覚コンテンツ+ウェルビーイング専門誌『ふるえ』の編集長も務められています。 そんな渡邊さんに、ウェルビーイングと触覚のトピックをきっかけに、今後の福祉とテクノロジーのありようを考える話をお聞きしました。 ※引用元のURLは

RECORD | ケアとテクノロジー/ケアする人のケアセミナー in こうち 分科会1

※以下のYoutubeをひらくと「ケアとテクノロジー」のチャプターから開始されます。 司会/ それでは、これより第2部に移ります。初めの分科会は「ケアとテクノロジー」をテーマにお話しいただきます。 ケアの現場で実際にテクノロジーを活用されているみなさんの取り組みから学びこれからのケアのありようについて語り合います。 小林/ はい、それでは、ケアする人のケアセミナー in こうち 共助のあるまちづくりの分科会1ケアとテクノロジーを開始させていただきます。 まず最初に、私

テキスタイルプリンタによる新商品の開発と展開 / IoTとFabと福祉セミナー①

レーザーカッター、IoT、AIなどデジタル技術が発展していく中で、福祉現場はその技術をどのような想いで、どのように日常生活に取り入れているのでしょうか。さらには、今後どのような展開を期待しているのでしょうか。 積極的に技術を活用している福祉現場と、機材や機器を開発しているメーカーと、両者が顔をあわせて率直に議論することで福祉×技術の可能性をひろげることができると考え、「デジタルファブリケーションによる仕事づくり」をテーマにセミナーを開催します。 第1弾は、 福祉現場: 

個人の表現とデジタル刺繍ミシンを組み合わせるものづくり / IoTとFabと福祉セミナー②

レーザーカッター、IoT、AIなどデジタル技術が発展していく中で、福祉現場はその技術をどのような想いで、どのように日常生活に取り入れているのでしょうか。さらには、今後どのような展開を期待しているのでしょうか。 積極的に技術を活用している福祉現場と、機材や機器を開発しているメーカーと、両者が顔をあわせて率直に議論することで、福祉×技術の可能性をひろげることができると考え「IoTとFabと福祉セミナー」を開催します。 第2弾は、 福祉現場: FLAME(フレーム) メーカー

3Dプリンターでつくる道具と環境 / IoTとFabと福祉セミナー③

レーザーカッター、IoT、AIなどデジタル技術が発展していく中で、福祉現場はその技術をどのような想いで、どのように日常生活に取り入れているのでしょうか。さらには、今後どのような展開を期待しているのでしょうか。 積極的に技術を活用している福祉現場と、機材や機器を開発しているメーカーと、両者が顔をあわせて率直に議論することで、福祉×技術の可能性をひろげることができると考え「IoTとFabと福祉セミナー」を開催します。 第3弾は、 福祉現場: ファブラボ品川 メーカー: ユニ

あってほしい社会をつくるための仕組みと技術 / IoTとFabと福祉セミナー④

身体的なケア、人や地域とのつながり、表現や創作すること、学ぶことや働くこと、これらを支える技術として IoT の可能性があるけれども、福祉現場にとっては未知数なところも多く、楽しみながら受け入れることはまだまだ難しいかもしれません。 まずは「何ができそうか」「自分たちには何が大切か」「何から始められるか」を具体的な事例を学びながら福祉現場への活用を考えるため、「IoTの活用場所をひろげる:ものづくりとケアの現場から考える」をテーマにセミナーを開催します。 9月5日の登壇者

体温のあるテクノロジーとケア / IoTとFabと福祉セミナー⑤

身体的なケア、人や地域とのつながり、表現や創作すること、学ぶことや働くこと、これらを支える技術として IoT の可能性があるけれども、福祉現場にとっては未知数なところも多く、楽しみながら受け入れることはまだまだ難しいかもしれません。 まずは「何ができそうか」「自分たちには何が大切か」「何から始められるか」を具体的な事例を学びながら福祉現場への活用を考えるため、「IoTの活用場所をひろげる:ものづくりとケアの現場から考える」をテーマにセミナーを開催します。 9月5日の登壇者

自らの手でIoTをつくる / IoTとFabと福祉セミナー⑥

身体的なケア、人や地域とのつながり、表現や創作すること、学ぶことや働くこと、これらを支える技術として IoT の可能性があるけれども、福祉現場にとっては未知数なところも多く、楽しみながら受け入れることはまだまだ難しいかもしれません。 まずは「何ができそうか」「自分たちには何が大切か」「何から始められるか」を具体的な事例を学びながら福祉現場への活用を考えるため、「IoTの活用場所をひろげる:ものづくりとケアの現場から考える」をテーマにセミナーを開催します。 9月5日の登壇者

作業療法士含む600人のボランティアでオーダーメードの補助器具を提供しているイスラエルNGO,Milbat。

2020年2月1日(土)に東京・日本科学未来館で「IoT, fab, and Community Well-being ~ケアのあるコミュニティを作るためにデジタル技術ができる大切なこと~」をテーマに国際シンポジウムが開催されます。 その国際シンポジウムのためにイスラエルから来日するマリアーナ・ベンダビッドさんが所属するNGO「ミルバット(Milbat)」の活動を紹介します。 ミルバットでは、体の機能にどこか困難を抱えている人たちに、その人の困難に合わせた技術環境を作り出

METHOD | メイカソンと「その後」のコミュニティ

コミュニティ、共同体、支えあいや助けあい。人が1人では生きていけないことからも、その大切さや必要性は自明かもしれません。ただ、生活する時間の流れも、住んでいる場所も別々で、生きたい目的も異なる人たちが、どうやって似たような想いを寄せ合いながらコミュニティを生みだし、継続できるのでしょうか。2019年9月14日~15日にかけて開催したイベントとその後から考えてみます。 暮らしの道具をつくる:メイカソン 「メイカソン」という造語があります。メイカソンは「Make-a-thon」

ミニフューチャーシティーをケアの視点から振り返る

昨年(2019年)12月に岐阜県で開催されたイベント「ミニフューチャーシティー」のレポートを公開。2020年4月現在、世界的に感染症の影響が広がるなか、何より御体にお気をつけてお過ごしください。いまは外出や接触を避けるべき時期ではありますが、安心して外出できるようになったときには、これからを生きる子どもたちにミニフューチャーシティーのような場があってほしいと願っています。 いま小学生の子どもたちが大人になったとき、就職先として選択する仕事のうち、6割はまだ存在していない仕事

星の時間に、こんばんは。 ― 福祉の中心でIoTをさけぶ ―

「星の時間て、なんなの?」 「いいか、宇宙の運行には、あるとくべつな瞬間というものがときどきあるのだ。それはね、あらゆる物体も生物も、はるか天空のかなたの星々にいたるまで、まったく一回きりしかおこりえないようなやり方で、たがいに働きあうような瞬間のことだ。そういうときには、あとにもさきにもありえないような事態がおこることになるんだよ。  だがざんねんながら、人間はたいていその瞬間を利用することを知らない。だから星の時間は気づかれないままにすぎさってしまうことがおおいのだ。け

コロナウィルスに対するオンライン・デザインチャレンジ  ※申込〆切 3/25(水)0:59まで

コロナウィルスに対してデザインができることについて話し合ったり、現場で起きていることに対して解決策になりそうな試みを作り出す5日間のオンラインのイベントです。日本の視点から知見を共有したり、アイデアを出しあうことが世界から求められています。ご関心のある方々はぜひご参加ください。また、ご関心のありそうな方々への情報共有もご協力いただければ幸いです。 デザインチャレンジに関する主な情報や申込みについては以下にありますが、このnoteでは日本語で情報共有させていただきます。 C

その技術をどう使って、何をしたいのか? ― 多様なスキル・視点・経験を持つ人たちと創出する

いよいよ明日、2月1日(土)に開催する「IoTとFABと福祉」国際シンポジウムが開催されます。これまでにもイスラエルとロンドンからのゲストスピーカーと、国内のパネリストについて紹介してきました。 今回はパネリストとしてご登壇いただく情報科学芸術大学院大学[IAMAS](イアマス)の小林茂さんをご紹介!IoTとFabと福祉プロジェクトとの関わりからお伝えしていきます。 IAMASウェブサイトをみると下記のように小林さんが紹介されています。 オープンソースハードウェアとデジ