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なぜRPAが注目されているのか

日本でRPAが注目さえ始めたのは2016年後半ごろからです。当時、大手コンサルティングファームに所属していた私もRPA関連プロジェクトを数多く手掛けることになりました。では、なぜRPAはこれほど注目されているのでしょうか?

①労働力人口の減少

社会的背景として、日本では少子高齢化による労働力人口の減少があります。この労働力の不足分を補う代替手段としてロボットが期待されているのです。

②労働生産性の低さ

労働生産性の低さも日本の課題の1つです。実際に就業者1人あたりの労働生産性をOECD加盟国37か国で比較しても、日本は26位に位置しています。これはデジタル化の遅れが主因ですが、そこでRPAの活用が求められています。

③自動化コストの低さ

数あるITツールの中でもRPAが特に注目されている理由は、その圧倒的な自動化コストの低さです。ロボット1体の年間ライセンス料は、主要ツールで見ると50万円~150万円くらいですが、従来のシステム導入費用と比べると圧倒的に安いわけです。

④一般ユーザーによる開発

RPAの大きな特徴は、一般ユーザーがロボットを自分で開発できる点です。これは大きなメリットで、外部のシステムベンダーに委託することに比べて、安く、早く、自由に自動化することができます。また、ちょっとした修正や改善も自分でできることもメリットです。

詳しくは下記をどうぞ!

図1
定形業務を効率化する実践RPAガイドブック


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