【大学生と一緒に、コーヒーの未来を考える】KCC(慶應珈琲倶楽部)とコラボしました
Hola!Good Coffee Farms(以後GCFと表記します)のプロジェクトに参加しております、大学1年生のことみと申します!
今日は私が参加したGCFと慶應珈琲倶楽部のコラボイベントの様子をお伝えしていきたいと思います!会場が笑いにつつまれる瞬間もあり、和やかな会でした。是非最後まで読んでいただけると嬉しいです♪
3月某日。訪れたのはなんと!グアテマラ大使館…!
普通に生活していてもなかなか行く機会なんてないですよね。
外観は綺麗ですが、一見普通のオフィスビルにも見えます。
中に入ると、一つの階に何カ国もの大使館の部屋が所狭しと並んでいました。アメリカ大使館などのイメージとは違っていてびっくりです!間違えて違う部屋に入ってしまわないか少しドキドキしました…笑
イベントが行われたのは「ラテンアメリカサロン」と呼ばれる会議室。普段はラテンアメリカ諸国の大使たちが会議を行うちょっと神聖な場所だそうです。
お部屋に入るやいなや、コーヒーの良い香りが…!
2年の先輩とGCFの方々が協力してコーヒーの準備をしてくださっていました。やはり会議にはコーヒーは欠かせませんね!
ゲストに元UCCのコーヒーアグロノミスト、三本木一夫さんを迎え、芳しい香りと共にイベントスタート!
さて、まずはGCFの代表、カルロスのお話を聞きました。
「コーヒーとサステナビリティについて」です。
サステナビリティとは、「環境」「社会」「経済」の3本柱で成り立つもので、そのどれか1つでも欠けたら成り立たなくなってしまうものだそう。
カルロスはまず、「経済」から改善しようとしました。
なぜなら、まずは生産者が明日を生きる経済的余裕がないければ、川を守る・環境を守る、といったことを考える余裕はないと考えたからです。
グアテマラのコーヒー農家は97%が小規模農家。コーヒーピッカーの中には、カルロスのお母さんがそうだったように、農園まで山道を2時間かけて歩いて行く人もいます。明日の食糧、薬などを買うお金も充分にない、貧困の家庭がほとんどです。
そこで、カルロスが始めたのは、生産者に相場の3倍の代金を払うこと!大変な苦労があったそうですが、いまでは数多くの農家がGCFに参加しており、自転車で脱穀し、使う水を減らすなど環境に優しい方法での精製が行われています。
続いて、GCFにも農業顧問として協力してくださっている、元UCCのコーヒーアグロノミスト、三本木一夫さんのお話です!コーヒー業界に深く関わられている三本木さんならではの、裏側のお話も聞くことができました。貴重な機会に感謝です!
コーヒーさび病のお話や、実際に農園に行かれた様子など、写真を交えてお話ししてくださいました。また、質疑応答を通して私たち消費者ができることについてもお話してくださいました。
私たちにできるのは、まず知ること。
コーヒーがどんな手段で作られ、どんなルートで自分の手元までやってきたのか。生産者にはきちんと対価が支払われているのか。これらを知ろうとする小さな心がけが大切です。
そして、選ぶこと。
生産者や環境に優しい、サステナブルなコーヒーを選ぶことで、はじめは一杯のコーヒーでも、積み重なれば大きな違いとなってきます。私たち消費者がコーヒー業界の「あたりまえ」を変えることができたら素敵ですよね!
グアテマラの生産者からビデオレターも届いていました!なんと2時間前に撮影したものだそうです。「慶應珈琲倶楽部」と日本語で言ってくれました!
わたしたちも「Good Coffee Farms, 頑張りましょう!」と返しました。農園では日本語の「頑張りましょう!」という掛け声がされているので、みんなわかるとのこと!日本の遠く離れたグアテマラの人達と、コーヒーを通して繋がれた瞬間でした!
最後に、グアテマラに関するクイズもありました。みなさんもぜひ考えてみてください。答えは次回のnoteやinstagramのストーリーでわかるかも…!?
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Q1. 「グアテマラの国旗に描かれている美しい鳥はケツァールと言いますが、これはメスとオスのどちらでしょうか?」
Q2. 「世界には鳥が国旗に描かれている国がいくつかあります。何カ国あるでしょうか?」
それでは、ここまで読んでくださった皆様、gracias!
Coffee Changing The World, 頑張りましょう!
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