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誰も知らない絵画の秘密#3

12と書いてきましたがまだ書き足りないので
もう少しだけ書こうかなと。
最近、旅noteが疎かになってるのでまた書き始めます!!

よかったらこっちも読んでみてください!!!

僕は結構いろんなことに興味があって
読書は好きだし、映画は好きだし、美術館も好きだし
全く関係ない栄養学とか宗教とかその他にも・・・

例えば本を読んでいて
「このワード気になる!」ってなったら
それについて調べるとそこからどんどん派生していって
気づいたら全く違うことを調べていたりする。

そんな感じで絵画にも興味を持つようになって
最初は見ているだけだったんだけど
この人誰?この絵の背景は?当時の状況は?とか
考え出したらきりがなくて
この絵画って見た目は綺麗事を並べているけど
実は切羽詰まった状況なんじゃない?
自殺する手前なんじゃない?とか
真実を知りたくなっていた。

ルネサンス時代の絵画

誰もが1度は耳にしたことがあるルネサンス
ルネサンスとは「復活」「再生」を意味するフランス語
ローマやギリシャの文化を復活させようとする運動でした。
ルネサンス時代の絵画には
メッセージがあり、作者はそれを伝えようとしていた。

メッセージを伝えるための絵画とは
今の僕たちには理解しづらく
個人の感性で解釈され、真実が伝わりませんでした。

そのため現代人の多くは自分の感性で解釈し
真実を知らないままでいます。

今回はちょっぴりエロい、絵画の魅力に迫っていきます!!

1.ニンフとサテュロス

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ウィリアム・ブグロー

サテュロスは半人半獣の精霊です。
簡単にまとめるとただのエロじじいです。
どのくらいエロいかというと、このくらいです。
※不快になる方もいるかもしれないので自己責任で
僕がこの絵画の好きなところは
サテュロスがニンフを誘惑するのが一般的な描き方なのに
これはニンフがサテュロスを誘惑しています

2.睡蓮

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クロード・モネ

これの何がエロいの?って
睡蓮の学名はニンフが由来で昔から女性器の象徴です。
ニンフは性的対象として使われていますが
森や泉の精霊は生殖信仰に由来していました。
この絵画は精霊が失われた、
見えるものだけを描こうとする科学主義の横行とともに
ニンフのいない池だけが描かれるようになりました。

3.レーダーと白鳥

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コレッジョ

ただ裸体が描かれているだけじゃんと思ったら大間違い!
全裸のレーダーに白鳥が体を重ね、男根の形象の首が口元まで伸びています。
男女の営みを真正面から描いています。
白鳥が誘惑する場面、そして右側には飛び去る場面。
左側にはエロスのキューピッドが描かれています。
1枚の作品でいくつかの時間が組み込まれた、異時同図法を用いています。

4.罪

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フランツ・フォン・シュトゥック

これを見たときぞっとしたのを覚えています。
全体的に暗いのに対して右上だけが明るく描かれている。
イヴの裸体に蛇が巻きつく性的な表現をし、
本来イブであるはずの女性が蛇と同化しています。
聖書からはかけ離れていますが、魅力があり、
僕は一度見たら目が離せない絵画でした。

5.りんごの謎

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なぜ知恵の木がりんごとされたのでしょうか?
聖書に記載がなければ、絵画には柑橘系の果物が描かれています。
いくつか説があるうちの1つで
ラテン語でりんごは『malum』ですが
同じ綴りで『罪や災難』の意味があります。
もしかしたら原罪の木の実をりんごとしたのでしょう。
ちなみに有名なりんごには
アダムとイブ
アップル
ニュートン
全て人類の『知』に関わっていますね。
もしかしたら『罪や災難』なのかもしれませんね。


これからも読み続けて頂けると便秘が治ります。