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とてつもない駄文

自分の心は傷だらけなのだろうか。
時折、自分の性格の汚さを自覚して酷く落ち込む。
誰でもいいから助けてくれ、そんな声が僕の頭の中を反響する。
声の出所は分からない。ただ降って湧いたように鳴り響くのだ。

誰かと一緒にいることが救いになるのだろうか。
共感し合うことで楽になれるのだろうか。
そんな、ないものねだりのような思考をグルグル巡らせては倦怠感に呑まれていく。

孤独が故に辛いのなら知り合いの一人でも作ればどうか、なんて知らない声が聞こえてくる。
納得して問う、「どうすれば孤独を解消する仲間ができるの?」
返事はない。
自分で考えなさいと言うことか。

人付き合いが下手なわけではないと自負している。
苦手なのだ。
楽しい、嬉しい、面白い、ありがたいこともたくさんあるけれど、他人の感情に振り回されては何気ない一言に酷く傷つくこともある。
良いことよりも悪いことのほうが記憶に残りやすいうえに中々立ち直れない弱虫だから、最近ではもうすっかり人と関わることに怯えてしまっている。

あの言葉は嫌味だったのかな、変なところで見下されたな、嘲笑を買ってしまった。
うん、まあ仕方ない、自分に不足しているものが多すぎて周囲の人々にネガティブな感情を想起させてしまっているのだ。
そう心を落ち着かせようとするけど、怒り、悲しみはフツフツと湧いてくる。

終いには小さいことでウジウジ考え込んで傷付いている自分の卑小さに嫌気が差して、こんな思いをするくらいなら誰とも関らずひっそり生きていたほうがマシだと独りごちる。

だから一人でいる。
孤独なのは自分の望んだこと。
誰かと関わろうとすれば、その分傷付けられることを覚悟しなければならない。
そんなのは不健康で疲れてしまう。
それにこんな後ろ向きな人間、きっと周りの人々の方から願い下げだろう。
来んなよ気持ち悪い。ゾンビみてえだな。
そんな言葉が聞こえてくる。

死ぬまで死にそうなほど辛い思いをして生きていかなきゃならない。
てことは、死んだら楽なのでは?
一切皆苦。
輪廻転生なんかクソ喰らえだ。
魂なんか存在しねえ、知覚の集合体でしかない肉の塊にそんな高尚なエネルギーが入っているわけねえだろ。

死んだら終わる、そう思ってなきゃ生きていられない。

死ねなんて言葉より、生き続けろのほうが悪口としては有用かもしれない。
天国=あの世、地獄=この世でしょ?
地獄を味わい続けろと、そういうことです。

憎っくき人々に永遠の命を!

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