プロフィール

香川県高松市出身

シングルマザーで小6の息子と二人暮らし。25年以上の看護師経験あり。内科、外科、緩和ケア、ICUなどの経験あり。

アトピーとステロイド

 幼少期の頃からアトピー性皮膚炎があり、症状が重くなったり軽くなったりを繰り返していました。皮膚科に通っている時期もありましたが、時々塗り薬を使う程度でコントロールができていました。ただ、職業柄手荒れがひどかったので、手にはステロイドを塗り続けていました。2019年、顔中にアトピーがひどくなってしまい、これまでの方法ではコントロールができなくなってしまった。痒いし顔が腫れあがるし、マスクをしていてもみんなに「どうしたの?」と言われるくらい目立ち、人前に出るのが辛い時期が続きました。
再び皮膚科に通い、ステロイド療法やステロイドに近い薬を約2年間使用しましたが、症状は改善しませんでした。

 断食

ステロイド療法はやめようと思い、食事療法や断食を試みました。断食の前後は、添加物、小麦、乳製品、卵、加工品を一切抜かないといけません。しかし、これらのものが何に入っていて何に入っていないのか、考えるだけでもストレスとなり長く続きませんでした。
今考えると、自分が思っていた以上に添加物の入ったものを口にしていたからだと思います。

 仕事では、月に10回以上の夜勤が続き、2019年からはコロナ禍社会となり、5波の時は看護師人生の中で一番大変な時期でもありました。
生活リズムはさらに崩れ、疲れがとれない、皮膚の状態は良くならないという状況が続き、精神的にも身体的にも限界に近い状態でした。
不規則な生活をしていく中、どうやって体調を整えることができるのだろうと模索しているうちにたどり着いたのが「食」「発酵」でした。
私は、ほとんど料理は手作りのものを食べており、手作りしていれば安全なものを身体に取り入れることができていると思っていました。しかし、食のことについて調べていくうちに、調味料に多くの添加物が入っていることに気づきました。
元々食べることが好き。身体にいいものをストレスなく、美味しいものを楽しく食べたいという思いから、まず調味料を変えるだけでそれが実現できると考えました。そして、発酵調味料を使っていろいろな料理を美味しく食べたいと強く思い、発酵の勉強をはじめました。

私のモーニングルチーン

 毎日、朝食に甘酒を飲んでいます。スムージーにしたり、ジュースにしたり。季節の果実と豆乳を混ぜて作っています。子どももスムージーは大好きです。子どもはこれまで、豆乳は苦手でしたが、甘酒スムージーを飲むようになって、豆乳が好きになりました。勿論、甘酒はそのままでも美味しいので、時間のない時には甘酒だけを食べています。

発酵をはじめて変わったこと

 まず変化を感じたことは、腸活ができているということです。顔面に酷かったアトピーの症状は改善し、『子どもと一緒に写真を撮る』という願いが叶いました。
それまでは、マスクを外すことにも抵抗があり、写真に写ることも避けていました。
もう一つ変われたこと、それは、脱ステロイドができたことです。
脱ステをして1年半が経過しました。一番酷かった手の症状はまだ完治に至っていませんが、薬を使用しなくても普通に日常生活を送ることができています。
今後の経過がとても楽しみです。

発酵を通して伝えたいこと

 私たちの体は60兆個の細胞から成り立っています。なりたい自分を想像する脳も、幸せを感じる心も、どこへでも自由に歩いていける足も、めぐる季節を感じる肌も、1つ1つの細胞の集まりです。その細胞は、私たちが日々口にする食べ物から作られています。

こんなこと感じてないですか?

肌荒れ、生理痛、イライラ、自分に自信がない、他人のことが羨ましい、幸せを感じられないなど、悩みの原因は食事にあります。ぜひ、調味料からでも変え、心と身体を健康に保ってほしいと思います。



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