AIがおしゃべりするだけの動画を自動生成してみた②設計思想とか
★今週のまとめ
◆トラブル
・動画投稿後に、処理対象のフォルダをバックアップに移動する処理が機能せず、同じ動画を延々と生成アップロードする事故が発生。
応急対応:重複分を削除して対応。
恒久対応:原因不明、ログからも追えず。とりあえず様子見。
◆変更
・トレンドを登録する際に、類似キーワードを同一の話題と判定する条件を変更
どうしても取れない文字化け問題で、同じキーワードが別の話題に判定されていた問題の解消として対応。
また、高校野球の時期に、延々高校野球が対象になったので、同一の話題と判定する条件を厳しくした。
結果として、生成頻度が下がってしまったので、更に見直しが必要そう。
◆その他
第2シーズンも埋まったので、第3シーズンを作成
シリーズ作成は現在手作業。頻度は2週間に1度程度なので自動化するかは悩ましいところ。
★今週の生成例
なぎさのセリフ①の生成に失敗している。
失敗時にはリトライがかかるが、それでも駄目な場合はセリフなしで生成。
音声ファイルは連番管理。生成失敗時に処理が停止せず、またセリフずれ(セリフ①の生成を失敗したので、テキスト①にセリフ②をあてがう)も回避できていていい感じ。
②設計思想とか
今回のテーマはまず、「完全自動で延々生成し続ける」が最初にありました。
AIが文章を生成することの面白さは、人間のバイアスが掛かっていないことだと考えました。
的を得た内容だと、「おおーAIすげー」
ずれた内容だと、「しょせんAIだなー」
みたいな感じで、どう転ぼうがそれなりに楽しめるかと。
上記の感想の大前提には「人の意思を一切介さない」という条件が必須になります。
日本のインターネットには20年以上前からこんなチャットBOTが棲んでいたりするので、ニッチではあるものの、ある程度の需要はあるはず。
で、延々生成し続けるためには、生成するためのもとになるネタが無限に必要です。
ということ、とりあえず日々更新されるトレンドワードを生成のキーに設定しました。
これが正しかったのか、の判断が難しいことろ。
生成し続けるための元ネタ、という条件は満たしているものの、ここから生成するコンテンツがエンターテイメントとして成立するかが難しい。
まずそもそも完全には制御していないAIが軽々しく扱うべきでないネタが存在します。
例えば、訃報とかはAIが生成する文章のネタには不適切です。
一応AI判断でフィルタしていますが、精度がいまいち。
フィルタで止めたいネタがすり抜けてくることもしばしば。
逆に、「科捜研」がキーワードになっていたネタは、作中で人が死ぬのでフィルタされていたり。
とりあえずネタは沢山あるので、フィルタ強度を上げて、フェールセーフで進めたいと思います。
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