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イライラの解消法

イラっとするようなことを言われる。
それに対して、怒りを覚える人と、そうならない人。何が違うのだろう。

仏教で、三毒と言われる一つに「怒り」がある。
三毒、というくらいだから、体に入れると毒(悪いもの)になる。
そう考えれば、入れない方がいい。怒りを感じない方がいい。

その第一歩は、「内観」だと、大愚和尚さんがYouTubeで言っているのを聞いたことがある。

内観。
自分の内面を知ること。メタ認知。

以前からやっている自分の頭に浮かんだことを紙に書き出す(メモ書き)も、内観をするために効果的だろう。
まずは自分を知ること。

なぜ今イライラしているのか。
その原因は何か。
まず見極めること。

そして、「そんなイライラしている自分のことが嫌いだ」と思えるようになってくる。
嫌なことを言ってくる人に、自分の穏やかな心が持って行かれてたまるか!損なだけだ!
そう思えるようになる。

そして、自分は穏やかでいたいだけ。
そんな価値観や、なりたい自分像があれば、怒りを覚えることが無駄だと気づける。
ただ、損なだけだと。

知っただけで、怒りを消すことはできない。
知るだけですぐに出来るようになるなら、誰もが天才だし、世の中に悩みがなくなるはず。

知っただけでは足らず、繰り返していくと、なんとなくわかってくることがある。

僕にはこんな感情になる特徴があるんだ、って気づいたり。

人が言うほどイライラしていないのに、なんでこの人は怒っているのだろうか?と、引いた位置から状況を見ることができたり。

徐々に、自分のことがわかってくるようになる。

その先に「出来る」があって、
どうすれば怒りを消すことができるのか、パターンを知り、行動ができるようになる。

そうすれば、徐々に怒らない人になれる。
それは、どんな理不尽なことでも、怒らないでいられる。
基本は同じ。
自分を知ること。

怒ることは、毒なのだ。
そう知ったことが、わかるようになり、出来るようになり、怒らない人になっていく。
その過程は楽しい。
自分をより深く知ることができるから。
楽しいと思う。

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