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PMO日記:伝わればOK、ただそれが難しい

今日もコンサルの方を交えて会議。
社長へ方向性の認識合わせの資料を
せっせせっせと作っていた。

コンサルの方が作成された資料は、とてもキメ細かい。
その1ページを見れば、ありとあらゆる機能が
それぞれベストの場所に位置づけられ、
一つ一つの機能が分かりやすくまとめられている。

ただそれではダメだ。
その資料自体は全く問題無いのだが、
社長にプレゼンするこのタイミングでは
全く使えないものになってしまう。

社長が知りたいのは、ビジョン。抽象的な課題。
それに対する誰が見てもわかるソリューション。
細やかな機能一覧ではなく、
どの問題がどう解決するのか、
それによってどんなプラスを得られるのか。

それが分かるような、荒くて粗い資料が良い。
私が見ていて同様の事を感じていたが、
上司が素晴らしく言語化してくれた。

経営が求めているのは、
じっくり読み込んで理解できる資料じゃない。
パッと見てその先のイメージが湧く資料だ。

現場の声を聞きまくっていると
どうしても経営目線に沿った資料は作りにくい。
ただ、そここそが自分に設定された壁だな、
それを乗り越えたら一皮剥けられそうだなと
そう思った日だった。

ワクチンの副反応で死にかけながら。

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