NYへ自分探しの旅に出て、変わったこと。

こんばんは、NANAKOです。
いつも読んでくださりありがとうございます。

今日は二年前に、一人でNYへ自分探しに
旅した時のお話です。

幼い頃の私は、憧れの先生に近づくためだけに
高校生までただひたすらダンス漬けの生活をしていました。

しかし、大学生になった時。

急に自分の時間と自由を手に入れた私は
これからどう生きていきたいのか？を
疑問に思う時間が増えました。

これから先、何がしたいのかが
全くわからなくなった時期があったのです。

そのため自分探しのために大学を休学し、
一年間自分のやってみたいことや好きなこと、
興味のあることをぜんぶやり尽くしました。

その結果、パフォーマーになるという夢を見つけて中退。
現在、フリーランスのパフォーマーとして活動しています。

＊過去記事に詳しく書いてあるのでよければ覗いてみてください。

まずなぜNYか。

今まで、
小学生で始めたダンスの先生に憧れて
その先生だけに習い、その先生の母校に入学し
その高校と繋がりのある大学に入学。と

とにかく繋がった狭い世界で生きてきた私。

そんな自分を変えたいと思い、
1ミリも私のことを知らない人が集まる所に
飛び込んでみて、自分と向き合ってみたい。

そこでの新しい出会いや新しい刺激を求めて
海外へひとり旅に出る決心をしました。

やるなら思い切って。NYにしよう。

一番いろんな人が集まり、いろんな広い世界を
感じられると思ったから選びました。

英語は全く喋れません。

人生はタイミング、という言葉を
よく聞くと思いますが、
本当にその通りだと思います。

完璧な準備って
いつまでも訪れないと思うのです。

英語が完璧に喋れるようになってから、とか。
(もちろん話せた方が良いに越したことは
無かったのですが、英語で話すことを目的に
行くわけでは無かったのでそこは
一番大事なポイントではありませんでした)

もっとダンスが上手くなってから、とか。
(永遠に正解を求め続けるものだと思うので
そんな時はいつまでも訪れない)

そんな完璧を待っていたら、いつまでも
実行できません。
不完全な今の自分のままで、ありのままで
行ってみようと思ったのです。

そこには、自分の知らない世界が
待っていました。

高いビルに大きな車に広く派手な街並みに。
賑やかな人々、初めて見るものがたくさん。

歩けば、3か国語？いやそれ以上？の
いろんな言葉が飛び交っていて。

いろんな表情をして。いろんな服を着て。
いろんな肌や目の色をした、たくさんの人々が
折り混ざった街。

なんて狭い世界に生きていたんだろう。
なんて世界は広いんだろう。

広すぎる世界の中でこんなにたくさんの人が
生きていて、その中の小さな私、
狭すぎる世間の中で何を悩んでいたんだろう。


生き方なんて無限大にあるじゃないか。


そう気づけた旅になりました。

飛行機の乗り継ぎで止められたり
ダンススクールに入れなかったり
迷子になったり。
大変なこともたくさんありました。

治安的に危険なイメージがあったので
最初は話しかけるのもすごく警戒していたけど
気にしすぎるほどそんなことはなくて。

見ず知らずのアジア人を
たくさんの方々が優しく助けてくれました。

向こうの人はとてもフランクでフレンドリー。

初めて寄ったカフェでドキドキしていたら
"やぁ、いま何時かわかるかい？"

って、スーツを着た知らない男の人に
たったそれだけ声をかけられて。
素敵な一日を！って笑顔で去って行きました。
そんなところ。

人の優しさと温かさに感動しました。

そして現地で知り合ったいろんな国の友達。
ダンススクールの友達。日本人の友達。
ホームステイ先のママ。

私のことを全く知らなかった人たちとの出会いは
かなり刺激的でした。

価値観の話。将来の話。
たくさん深い話をして、肯定してくれて。
違う考えも聞いて、理解しようとして。
みんな違ってみんな良い。
私は私で良いんだと、再確認できました。

ダンスのレッスンを受けまくり、
思いっきり観光して遊んだり、
美味しいハンバーガーを食べたり。
とても楽しく充実した1ヶ月。

思いきって行動して本当に良かったですし、
行ってみないとわからない感覚を得て。
たくさん吸収できました。悔いなし。

それからというもの、
自分自身の中のやってみたい！と思うことや
興味があること、楽しそうなことは
なんでもやってみるようになりました。

一人旅、それからまだできていませんが
またいつか、必ずひとりで。
どこかに行ってみようと思っています。
またあの時と違う何かを得られる気がします。

広い視野を持ち、これからもたくさんのことに
挑戦していきたいです。

今の私の目標は、
私のパフォーマンスや発信で
どこかのあなたへエールを送れる、
ハッピーを届けられる人間になること。

この発信も、どこかのあなたの心に
少しでも届けば幸せだな〜と思います。

今日もとても長くなりました。

明日も素敵な一日になりますように。
おやすみなさい。