この讒言の目を開いたら 僕は声を失うだろう パクパク、パクパクと口をあけた金魚のように 長い鰭を見せびらかすように じっくりと手間隙かけた青い果実を 君はいま一齧り…
あなたの目の中にある優しさは 炎は 魂は どれだけ柔らかくて温かくて寂しいのだろう 融けた鉄が手に落ちた 指の間を流れていった 庇っても庇っても垂れ零れていった そ…
僕は1人では生きられないと 君は言う 僕は1人でしか生きられないと 僕は言う さらさら 流れる雲を待て とろり蕩ける宇宙の目 触るだけで壊れてしまうそんな脆い心が 温度…
触ったものから艶やかな蜜が垂れた。 絡まった蜘蛛の糸が太陽を恋しがるように 触った心から溢れた多幸感が涙を流した 認めて欲しいわけじゃないけど 赦して欲しいわけじ…
私は寂しいです 独りぼっちの楽園で 愚かで虚しい戦争を繰り広げている 例えばほら、あの雲と蜉蝣みたいに ゆらゆら空を飛んで行けたら さわやかな風を吸い込んで、今より…
無駄だ、無駄だよ。 他人(ひと)から見た自分なんて、定まりがないんだから。 顔色を伺っても、言いたいことを呑み込んでも 誰かには嫌われるんだから。 サテンの生地の針…
寂しい 可哀想な振りして泣いてる私は悲しい 君との思い出をいちばんつらいできごとにして、バランスを保たないと生きていられない 虚しい 優しそうな振りして手招きをす…
さらさら、君の長い髪が綺麗に靡く 僕の両手いっぱいに君の愛情が欲しかった ひらひら、君の首元の リボンが華麗な音を立てて揺れている 僕はそれが愛おしかった 最低な…
3/0 したいことを聞かれた 特に無いと答えた 友人は酷く困った顔をした 3/1 したいことを聞いた 美味しいものが食べたい、ゲームがしたいと君は言った。 をれは思った。な…
恥ずかしい ねぇ、とっても恥ずかしいよ 君が僕を診ることが そんな目で見ないでほしい きっと痴女だとばれてしまう 痴女だとばれたら、 嘲笑う?それとももっと欲しく…
きみの心臓はなに色? 君の血液は?ドクドクと長れるその青い色はなに? 君の目をみた なにも知らない目を 本当は滅茶苦茶に壊してやりたいけど おめでとう、君は勇者だ …
作品は魂だ。 だから、作品を創ることはビジネスだと言いきったあいつは地獄に堕ちました。 仕事なんてものに人生を支配されてたまるか、 あんたらみたいな詰まらない人間…
塵
2024年7月24日 18:23
この讒言の目を開いたら僕は声を失うだろうパクパク、パクパクと口をあけた金魚のように長い鰭を見せびらかすようにじっくりと手間隙かけた青い果実を君はいま一齧りしました蕩けた思考の中で今何を思うのでしょう美しく並んだ文の最後には、必ず敬具をつけるのですきみの手枷になるように音がする方へ歩いていくゆっくりゆっくりでも確実に魂の響きに気づいた時君はそこには居ないでしょう透
2023年11月14日 17:11
あなたの目の中にある優しさは炎は魂はどれだけ柔らかくて温かくて寂しいのだろう融けた鉄が手に落ちた指の間を流れていった庇っても庇っても垂れ零れていったそれを優しく守ってくれる誰かが君にはいつか現れるだろうかそれは僕だろうか僕の知らない誰かだろうか早く君と世界を交えないとずっと遠くへ行ってしまいそうなんだこの地球を飛び越えて宙の彼方へ攫われてしまいそうなんだきみは
2023年11月14日 16:55
僕は1人では生きられないと君は言う僕は1人でしか生きられないと僕は言うさらさら 流れる雲を待てとろり蕩ける宇宙の目触るだけで壊れてしまうそんな脆い心が温度が、堪らなく愛おしいのです空中にぶら下がった甘味が君を駄目にしてしまうのをぼく達は遠くで見守る他ないのです大好きが砂糖菓子みたいに甘いのはさよならが苦くて飲み込めないのはこの世の外側に触れたらあの夕日に触れたら君
2023年3月22日 16:12
触ったものから艶やかな蜜が垂れた。絡まった蜘蛛の糸が太陽を恋しがるように触った心から溢れた多幸感が涙を流した認めて欲しいわけじゃないけど赦して欲しいわけじゃないけど衝動で生きてたいそれだけでも今日も賢い板が要らんものまで連れてくる泡を吹き出した口から零れた言葉は汚くて最後の手向けにはできない触ったものから何でも吸い込んでしまう人間は弱いから強くあろうとすればするほど脆
2022年9月18日 17:22
私は寂しいです独りぼっちの楽園で愚かで虚しい戦争を繰り広げている例えばほら、あの雲と蜉蝣みたいにゆらゆら空を飛んで行けたらさわやかな風を吸い込んで、今よりもっと遠い場所へ見るところは希望の朝眠るところは微睡む月の影君の可哀想な顔を見て私も可哀想な気がしてならなかったそれでも君の方が幸せそうな気がしてとても悔しくて堪らなかった君と居ると短絡的な言葉しか出ない君と居ると
2022年3月21日 18:28
無駄だ、無駄だよ。他人(ひと)から見た自分なんて、定まりがないんだから。顔色を伺っても、言いたいことを呑み込んでも誰かには嫌われるんだから。サテンの生地の針山に縫い広げられた海の絵に僕らは地図を広げた何処へでも行ける気がした夜に呑まれた僕の腹の中の蟲が蠢き出す夜を知った君の綺麗な涙が頬を伝う光る涙が夜空に伝って流れたらきっと星になる君の顔を塗りくったその孤独を知りた
2022年2月4日 15:14
書けない 詩がしょうもない自分が気に食わない
2022年1月31日 14:31
寂しい可哀想な振りして泣いてる私は悲しい君との思い出をいちばんつらいできごとにして、バランスを保たないと生きていられない虚しい優しそうな振りして手招きをする君は卑しい欲しいものは手に入れないと気が済まない君が気持ち悪い詩ではこんなに吐けるのに君が塗りつけた毒をこんなにも丁寧に塗り返すのに、そこに君は居ないのです。私は虚しい。酷く虚しい。こんな詩しか書けないことも、君が
2022年1月22日 23:57
さらさら、君の長い髪が綺麗に靡く僕の両手いっぱいに君の愛情が欲しかったひらひら、君の首元のリボンが華麗な音を立てて揺れている僕はそれが愛おしかった最低な恋です最低、自分を亡くしてしまうくらい、最低で最高な恋それくらい僕にとっては完璧で、でも本当は不完全で、未熟で、曖昧だからそれに引っ張られてしまいます語彙を失うくらいに僕はそれが欲しかった君の柔らかく笑うその心が欲し
2022年1月8日 23:47
3/0したいことを聞かれた特に無いと答えた友人は酷く困った顔をした3/1したいことを聞いた美味しいものが食べたい、ゲームがしたいと君は言った。をれは思った。なんだ、同じじゃないか。つまらなく感じた、だけど何も言わなかった。3/2ひとつだけしたいことがあるとおもった。世界をひっくり返したいと思った。人も、海も空も、草も動物も全部ひっくり返してみたいと思った。そう言うと
2021年12月6日 01:31
詩ってか醜態
らしくない詩を書いてしまったわ
2021年12月6日 01:27
恥ずかしいねぇ、とっても恥ずかしいよ君が僕を診ることがそんな目で見ないでほしいきっと痴女だとばれてしまう痴女だとばれたら、嘲笑う?それとももっと欲しくなる?ねぇもっと知りたい君はなに色で笑うのか教えて君のいろを口に含んでゆっくり味わったら少し紅くなるとても面白い、短絡的で、とても滑稽だ素直すぎて笑ってしまうよどろどろとしていて、きっと無様だそういうところが好き
2021年12月5日 12:46
きみの心臓はなに色?君の血液は?ドクドクと長れるその青い色はなに?君の目をみたなにも知らない目を本当は滅茶苦茶に壊してやりたいけどおめでとう、君は勇者だ青い夕日に赤い海を見て僕はこう思いましたあぁ、なんて極端なんだろうなんてつまらないこんなにはっきりされちゃあつまらない追いかけようとも思いませんでもその夕日と海の融合の美しいこと僕は両手で顔を覆いましたあぁ、なんて馬
2021年12月5日 12:28
去年よりもずっとギラギラと光ってる
2021年7月27日 16:53
作品は魂だ。だから、作品を創ることはビジネスだと言いきったあいつは地獄に堕ちました。仕事なんてものに人生を支配されてたまるか、あんたらみたいな詰まらない人間に時間を割いてたまるか、心に人生に価値を付けられてたまるか。そう言いきった僕はもっと深い底に堕ちました。汚れた顔を拭ったら真っ赤な泥が塗られていました。毒を吐く度増えていき、いつしか拭いきれなくなってその泥に溺れて死ぬらしい。