セミナー参加:高齢者向きアパートの会

本日参加したセミナーのコミュニティの名前は「高齢者向きアパートの会」である。
もともと代表に高齢者の親族がおり、アパートの入居を断られたことから始まった。「高齢者向きアパート」に関する明確な定義は説明されていなかったが、ポイントは以下2点である。
・高齢者も入居できる。
・段差などのバリアもあるが、一部は手すりを付けるなど高齢者に優しくする。

但し、誰でも「高齢者向きアパートをやります」と言っただけでは融資が出るわけではなく、事業計画や思いなどもしっかり準備しておく必要がある。
政策金融公庫以外では信組・信金などでも地域に貢献するための金融機関でも融資の事例があるようである。但し特殊な不動産なので、支店長レベルが決済することになる。

高齢者を入居させることのメリット
・3年以上入居される人が 84%いる。
・公庫から低金利で融資を受けることが出来る。

高齢者を入居させることによるリスクとして最も懸念されるのは孤独死であるが、実際に孤独死が最も多いのは高齢者よりも60歳未満の男性である。孤独死については以下の対策により大半をカバーすることが出来る。
・ヤクルトが提供する見守り訪問サービス
・宅配弁当業者による安否確認
・センサーおよび通報装置

また地域の介護事業者と提携し、入浴などのデイサービスを受けてもらうことで、かなりの面倒を見てもらうことが出来る。介護スタッフと交流することで孤独になることを防ぐことが出来る。

万が一、孤独死が疑われる場合は、大家が勝手に入らない方がいい。孤独死が発覚した際、警察に通報する必要があるが、のちに警察から状況を細かく聞かれて面倒なことになるので、警察に入ってもらうことが良い。


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