ゴルフでスコア100を切るために必要なこと

ご覧いただきありがとうございます、荒野弘道です。
今日は、タイトルのとおりゴルフでスコア100を切るために必要なことを、私なりの考えでお話ししたいと思います。

確か、世の中のゴルファーの70だか75%は100を切ったことがないと言われていたと記憶しています(ちょっと古い統計かもしれません笑)。
100を切れるのは4人に1人くらいという計算です。
しかし、実際100を切るというのは簡単ではないかもしれませんが難しくもないと思います。


私が考える100を切るために必要なことは

1. ホールごとに目標スコアを設定する
2. そこそこ安定したティーショット
3. セカンドショットでダフらない
4. できるだけボギーオン(という単語があるかわかりませんが笑)する
5. 2パット以内でホールアウトできるようにマネジメントする


こんな感じかなと思います。
まず、ホールごとに目標スコアを設定する、についてですが、
当たり前の話ですが100を切るということは99でもいいわけです。
そして、簡単な算数の話ですが18ホール中、半分ボギー、半分ダブルボギーだったとします。
ボギー9ホール=スコア+9、ダブルボギー9ホール=スコア+18です。
二つを足すとスコア+27になります。ほとんどのコースがパー72なので、72+27=99です。
これで100を切ることができます。単純計算だと100を切るためにはバーディーはおろかパーすらいらないのです。
極論を言えば、ボギーを取れる実力がある人は100切りは十分に可能ということになります。
ですので、ホールごとにここはボギーで上がろう、ここはダボにしようという計画を立てることがすごく大事だと思います。
もちろん、計画通りに全て進むことはないですが、ボギーの計画のつもりがパーをとれてしまうことだってあるわけなので、事前に計画を立てるということは、何も考えずにいるよりは圧倒的に大事だしよりゴルフが楽しくなるなのではないかと思います。
パー4はボギーかダボ、パー3とパー5はチャンスホールでもあるので確実にボギーあわよくばパーをとるなどといったように考えておくと良いのかなと思ます。

二つ目のそこそこ安定したティーショットですが、正直ティーショットはドライバーでなくてもよいのです。
ちなみに私が初めて100を切ったときはティーショットはパー3を除き全て7番アイアンで打ってました。
ドライバーは最大飛距離を出せる反面、OBの危険もあります。このOBが100切りの壁の一つになっていると私は思います。
ですので、OBを出すくらいだったら140とか150ヤードくらいでいいという思い切った考えを持つほうが、意外と100切りに近づけると私は思います。
あとは、ドライバーだったとしてもまっすぐフェアウェイに飛ばす必要はないです。
コースによるかもしれませんが、自分が目視できる範囲内に運べれば良いと思います。ラフだって全然いいのです。ただし、OBや林の中、極端な斜面などは避けなければいけませんので、そういった意味ではやはりドライバーに自信がなければアイアンを持ったほうが良いと思います。
100切りを目指すなら、常にドライバーの一択ではなく目視できる範囲内に運べるクラブの中で、一番飛距離が出せるクラブを選択していくということが大事かなと思います。

三つ目のセカンドショットでダフらないについてですが、これは単純な話でダフるとほとんど前に進みませんが、
トップなら少なくとも前には進むということが理由ですね。前にさえ進めばよいという極論です笑
ただし、セカンドショット以降の100ヤード以内のピッチショットやチップショットに関しては、むしろトップがNGになりダフったほうがましだったりもします。
あくまでも120ヤードとかの距離が残っている場合は、ダフリよりはトップのほうが良いという話なので、そこはご注意いただけたらと思います。
ちなみに、私が絶対ダフりたくないときは、普通に構えた後にクラブを1㎝くらい短く持って普通に(短く持っていることは意識せずに)振るということを実践しています。
大体はトップ目の球が出ますが、たまにナイスショットも出ますのでお試しいただいても良いのかなと思います。

四つ目のできるだけボギーオンに関しては、パー4だったら3打でグリーンに乗せる、パー5だったら4打で乗せるということなのですが、
これができれば本当に100切りは目前です。
ですので、ホールごとにどうやったら3打、または4打でグリーンオンできるかということを考え、自分なりの戦略を立てるということが大事ですし、
そうやって戦略を立てることもゴルフの楽しみの一つだと思います。ただ打つだけだったら練習場でいいわけですし。
どうやっても3打、4打で乗せることができないという方は、残念ながら100切りのステージにはまだ自分はいないと思ったほうが良いかもしれません。
ただ、前述のOBや林の中に打ち込まない、セカンドでダフらないということが実践できれば3打、4打で乗せるというのは全然難しいことではないので
あきらめずに頑張りましょう。

最後の2パットで上がるということについて、これが一番大事かもしれません。
まず、仮に10メートルくらいの距離だったら、1パット目はカップを狙うのではなく、カップを中心とした半径50㎝の円をイメージしてその円を狙ってください。
通常のカップだと10メートルを1パットで入れられないことがほとんどですが、カップが半径50㎝、直径1mだったらできそうな気がしませんか?※遠い場合は半径75㎝とか近い場合は半径30㎝とか調整してください。


あとは距離感です。
ちょっと脱線するかもしれませんが、手でゴルフボールを転がすと、大体の人は数回繰り返せば概ねターゲット近くまで運べるらしいです。
人間には何となくこれくらいかなと想像する機能があるらしく、その誤差をフィードバックすることで距離感を培えるらしいです。
ただ、本番のパットではフィードバックなんてできないわけで、常に1発勝負ですよね。
ですので、何となくの感覚よりはもっとはっきりとした基準を設けるほうがより確実だと思います。
私が行う当日のパット練習は、練習グリーンでなるべく平らな部分を探して、特に目標は定めずに右足前までテークバックをして打ちます。
ボールが止まったら、そこまで歩測をします。この時に大股で歩くことはしないようにしています。できるだけ無意識で歩くほうが常に同じ歩幅になると思うからです。無意識で大股歩きする人はいないですよね笑


大体、どのコースでも同じなのですが、私の場合は右足前で大体8歩分の距離を打つことが多いです。次に右足の右側面までテークバックして打ちます、大体これで10~12歩になります。最後に、右腿を手が通り過ぎたあたりまでテークバックして打ちます。これはコースによって変わるのですが、大体15歩~18歩くらいになります。


あとは全てのパットで等速で打つことを意識しています。加速という意識は全然ないです。本来は加速しないといけないのかもしれませんが、
私の場合はその意識を持つと、俗にいうパンチが入った状態になり安定しないのです。

そしていざ本番のときは、自分のボールの位置からカップまで、先ほどの練習と同じく歩測します。仮にボールからカップまでが9歩だったとします。
また傾斜もほぼ平らだったと仮定します。
先ほどの練習では、右足前で8歩、右足右側面で10歩でしたのでちょうど間の距離になりました。
ここがすごく重要です。1パットを狙わないでください。先ほどの歩測では大股で歩かないので、私の場合恐らく1歩50㎝弱ではないかと思います。
ですので8歩分打っても、10歩分打っても2パット目は残り50㎝以内になります。50㎝だったら十分カップインできますので、これで2パットで押さえることができます。
前述のボギーオンをクリアしてれば、この2パットと合わせてボギーが確定します。
今の例では傾斜はない前提でしたが、例えば9歩の距離で登り傾斜だったら、10歩分打つ、下りだったら8歩分打つということもして調整するとよいと思います。
当日の朝は、ドライビングレンジでショットの練習はしなくてもよいので、パットの練習を多めにしましょう。
※もちろん早めに到着して、ショットもパットも練習するのがベストです!


以上が、100切りに必要なことの私なりの考えです。
250ヤード以上のドライバーショットとか、ベタピン連続の切れ切れアイアンショットとか、バックスピンをかけるロブショットとか
そんなことは全く必要ではないんです。私の感覚になってしまいますが、50点のショットを打ち続けられれば100切りは十分に可能です。
このホールはティーショットをどのクラブで打つのがベストか、グリーン右手前はバンカーがあるから左のほうを狙おうとか、奥に落としたらアウトだからグリーンオンはあきらめて手前に落とそうとか、2パットで上がるためにどういうアプローチをすればよいか、
そういことを考えるとゴルフはより楽しくなると思います。

ここまでご覧いただきありがとうございました!
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