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ゴルフが上手くならない人の特徴【ネタバレ:自分の飛距離が分かっていない人】

ゴルフレッスンをしていると、よく「何で飛ばないんですかね?」って聞いてくる人が沢山います。

あとは、「5番ウッドだと、200ヤードは飛ばないとおかしいですよね」って聞かれることもあります。

上記を深掘りします。

読みつつ、「自分は間違ってないか」を考えてみてください。

結論は「その番手の距離をしっかり把握出来ているか」です。

例えば私の5番ウッドのトータル飛距離は、キャリーで230ヤードです。

なので、例えば250ヤード距離が残った場合、「5番ウッドで届かせよう」という発想にはなりません。

なぜなら、単純に届かないから。

考えてみてください。

例えば、あなたのサンドウェッジのフルショットの飛距離が80ヤードだとします。

残り50ヤード残った場合、フルショットしようと思いますか?

しないですよね。

おそらく、振りの大きさをセーブして50ヤードの距離に合わせて打つと思います。

逆に100ヤード残った時は、サンドウェッジよりも大きなクラブで打つはずです。

なぜならサンドウェッジで100ヤードは届かないから。

☑️特に大きなクラブの飛距離を把握してないアマチュアが多いという事実。

ゴルフの上手い人って、各番手の自分の飛距離を結構正確に把握してるんですよね。

自分の飛距離はこれくらいっていう基準の中で、ゴルフをしてるから上手いのです。

でもほとんどのアマチュアの方は、自分の飛距離をほぼ場合してません。

特に長いクラブのほど、ほとんどの方が把握していないのです。

自分の飛距離が分からないのに、残り○○ヤードですって言われても、打てないですよね。

☑️自分の飛距離を場合するだけでスコアは変わる

自分の各番手の距離をある程度把握すると、それだけでプレー中にどのクラブを使えばいいのかが正確に分かりますし、その分ミスが減ります。

あなたの飛ばしたい飛距離と実際に飛ぶ飛距離は違う。

これは冒頭で実際に聞かれたことに関係するのですが、あなたが飛ばしたいと思っている飛距離と、実際に飛ぶ飛距離は別物です。

心の中で、「俺は250ヤード飛ばしたい!」って思うことは自由です。

でも230ヤードしか実際には飛ばないのに、コース上で250ヤード飛ばそうとしてはいけません。

男子プロゴルファーはだいたいドライバーを280ヤードくらいの平均値で打っています。

しかしこれは、300ヤード飛ばせる能力を持った人達が、あの狭いフェアウェイを正確に捉えるために、あえて飛距離を落として280ヤード打ってるだけなのです。

250ヤードしか飛ばない人が、頑張って280ヤード飛ばしている訳ではありません。

ゴルフが下手な人は、無駄に飛ばそうとする

何度も言いますが、自分の飛距離以上に飛ばそうとしても、良いことはほぼありません。

プロの僕ですら、1ラウンド中に飛ばしに行くのはかなり限定的な状況になります。

ロングホールで2オンが狙えそうとか、このホール飛ばして少しでも短い距離を残すことでチャンスを広げたいとか、そういう時だけです。

さらにフェアウェイが広いとか、フォローの風が吹いてるなどの条件も必要になります。

☑️決まった距離を守って打っていけば、いいスコアは出る

ゴルフはあくまでも、少ない打数でボールをカップなや沈めるゲームです。

それが本質です。

飛ばしゲームではありません。

もちろん、ボールが遠くに飛んだ気持ち良さは私も十分理解出来ます。

でも、ゴルフが上手くなりたかったら、飛ばしたい欲求を一時的に捨てて、自分の飛距離で戦ってみてください。

☑️飛距離を諦める訳ではない

勘違いして欲しくないのは、「飛距離を諦めなさい」ということではありません。

飛距離アップは望んでいいのです。

むしろ、大いに望んでください。

ただ、コースでゴルフをしている時に望むものではありません。

ゴルフは自分との戦いです。

それは自分の飛距離で戦うという事です。

☑️正しい場所で、正しい方向で、十分な量なされた努力は裏切らない

これは林修先生がヤンキー達に言った言葉で、僕も好きな言葉です。

ゴルフも同じだと思います。

飛距離を伸ばそうとするのにコース上は正しくありません。

飛距離を伸ばすのは練習場で行う事です。

最後に少し話が逸れましたが、コースでは自分の飛距離で戦えば、確実にスコアは出ます。

そして練習場では、今の自分を越えるための練習をしてください。

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