見出し画像

全員副業/フリーランス、フルリモートのSpready noteチームの作り方

こんにちは!
わたしは今フリーランスでWebメディアに携わっています。主に、Spreadyという会社でnoteの運用をしたり、インクワイアという会社の採用・EX系の業務やクライアント企業のオウンドメディアのPMをしたりしています。

会社員を辞めて早1年。自分の身の回りでは、様々な雇用形態のメンバーを集めてチームを組んだり、リモートワークをしたり…働き方も多様化してきているなと感じています。
お手伝いしているSpreadyという会社も、noteの運営チームは全員が副業かフリーランスのメンバー。経営者のひろみんさんにもチームを見てもらっていますが、基本的には

・PM:わたし(フリーランス)
・編集:1名(副業)
・ライター:3名(フリーランス&学生)

という構成で運営しています。
そして全員リモートワーク。オフラインで顔をあわせることはほぼありません…!(しかもわたしは今3ヶ月フランスに来ていて、タイムゾーンも違う)

というわけで、こんな状況でどのようにチーム作りをしているのかを今日は書いてみようと思います!

1. チーム作りにおける前提の共有をする

経営者ひろみんさんとPMごきたの間での共通認識は「関わってくれるメンバーには、この環境を思いっきり活用していい経験をしてもらいたい」ということ。

だって、本業の合間の貴重な時間をSpreadyに使うことにしてくれたり、フリーランスのキャリア選択としてSpreadyを選んでくれてるんですよ(そんなわたしもフリーランスですが笑)。そんなの、「このチームに入っていい経験をした!」と思ってもらいたいじゃないですか。

もちろん仕事なので大変なこともありますが、それも含めて「楽しい!」「いい経験をした!」と思ってもらえるか。プロジェクトをマネジメントする立場として、これを重要視しています。

なので、メンバーとコミュニケーションをするときにはできる限りその前提を伝えることを心がけています。直接的に伝えたり、そういう雰囲気作りをしたり…伝え方はいろいろですが。

あるライターさんが「Web業界の記事制作って、記事のクオリティがすべてライターの責任っぽくなっていたり、初稿を出すまでは気合いを入れて1人でがんばるんだ!みたいな雰囲気があってやりにくい…」と言っていました。

もちろん仕事を受けたからには一人ひとりがプロ意識をもって最高のものを作ろうとする姿勢は必要です。が、チーム全体としてみたら最終的にいいアウトプットができればいい。Spreadyではその過程をもっと楽しいものにしたいんです。ライターさんが息詰まるところがあれば編集や他のメンバーと相談すればいい。誰か1人だけが重いものを背負うんじゃなくて、せっかく集まったメンバーで協力しあっていいものを作り上げていきたいなと考えています。

2. 困ったときはすぐに相談して、すぐに解決させる

そんなわけなので、困ったときにはとりあえず相談する!ことがチームの文化になってきています。そして大事なのが、相談があったらできるだけ早くミーティングを組むこと。10分でもいいから、口頭で話して解決させることを意識しています。

画像2

みんなリモートなので、チャットでテキストだけのコミュニケーションだとうまく伝わりにくかったり不安を解消しきれなかったりする場合もあるので、ちょこちょこと直接会話することも大事ですね。

画像1

3. リアルタイム編集

あるとき、原稿の修正でライターさんが迷子になってしまったことがありました。これも上記2番めの考え方と同じで、「これは電話で話しながら修正の方向性をすりあわせた方がいいな」と思ったので、電話をしながら上から原稿を見ていきました。リアルタイムで編集と修正をしていく感じです。

これも、1人で抱え込んでやろうとするとすごく重く感じてしまいますが、会話をしながら進めると相乗効果でいいアイデアも出てくるし、何より楽しい!といういい結果になりました。

画像3

4. 日記を書いて最近の様子を共有 

やっぱり普段顔をあわせないので、その人がどのくらい忙しいのか、どんな人生を送っているのかが見えにくい…。それが見えないとコミュニケーションもしにくい…。ということで、最近の様子をSlackで投稿するようにしています。強制するのは微妙だなと思ったので、各々書きたいときに書く方式です(誰か1人が書くと、それにつられて他の人も続くことが多い。笑)。

これをするようになった背景としては、副業で入ってくれているメンバーのレスや納期が遅れがちになる時期があり、このままではお互いにとってよくないなと思って一度オンラインでお話をしたら、Spreadyをがんばりたい気持ちは強く持ってくれていたものの本業が忙しいタイミングだったようでした。

「本業が忙しい」を理由に副業が疎かになるのは本末転倒だと伝えつつも、本人のやる気を潰したくないので、せっかく関わってくれているからにはチームでもっとサポートしていきたいと伝えました。最近では「直近は本業がこういう状況なので少しレスが遅れます」「新しくフリーの仕事を週○日受けることにしました」など皆それぞれ事前に共有をしてもらえるようになったので、お互いにサポートしやすくなっています!

あと日記はその人の興味関心やパーソナルな部分を知れるので、とてもいい。

画像4

ライター縁側さんによる「今日の縁側」

5. オンライン飲み会(これから)

最後はオンライン飲み会!フルリモート組織あるあるだと思いますが、Spreadyでもやりたい!一度予定していたのですがリスケになったので、これについてはまた報告します。笑

どんな関わり方でも活躍できる環境に

スタートアップなので色々と変化も激しいSpready(ていうかこのスタートアップは本当に全てのスピードが速い)。まだまだみんなで模索しながら進めている状況ですが、最初に掲げたことを念頭におきながらよりよいメディアにしていけるようにこれからもチームでがんばっていきます!


この記事が参加している募集

noteのつづけ方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?