見出し画像

6月も半ばを過ぎたら

わたしも数年前にリクルートスーツを着て就活をしていた。

就活のスケジュールだが、3年生の3月に説明会が解禁し、6月1日に面接が解禁となり、ほとんどが6月1週目に内定を得て、多くの就活生は6月中に就活を終える。3年生の夏休みからインターンを行う会社もある。


わたしは訳あって7月まで就活を続けていた。
理由は第一希望の会社の最終面接が7月に設定されてしまったからである。
(この時点で期待されていないのがわかる・・)


もう1社受けていた会社の選考も6月末まで続いていた。
6月の1週目に一つでも内定をとり、第一希望の会社に進みたいと考えていたのだが、ことごとく失敗してしまい持ち駒ゼロで6月末を迎えていた。ただ、不思議と危うさを感じていなかった。


そんな状況の中で、あるベンチャーの一次選考に参加した。
・・・なんだか様子がこれまでと違うのをすぐに感じた。


これまでの大手銀行やメーカーの選考を受けていたようなTHE就活生のような人が見当たらないのだ。
どことなくカバンやシャツ、髪型など絶妙に挑戦しているひとたちが集まった。

薄いチェック柄の模様のシャツ!
少し華美(!)な装飾のついたカバン!
プレーンじゃないパンプス!
真っ黒じゃないスーツ!

かく云うわたしも、やたらパツパツのリクルートスーツを着ていたのでおあいこである。(直前の4ヶ月ぐらいで7キロ太ってしまった)

ベンチャーという雰囲気を加味しても、ちょっとづつ、服装がはみ出している感じなのだ。
ちょっとはみ出した服装の就活生は、就活の進捗もはみ出しているようだった。


そっち側だったわたしが大きな声で言えるわけではないが、身なりというのは想像以上に大事なのだと思う。
外見ではなく中身を見て欲しいものだが、心の余裕は見た目に滲み出てくる。


今あの時の自分にアドバイスをするとするなら、お金に余裕がないかもしれないけど、自分に合うサイズのスーツを買って、定期的に美容院に行って欲しい。
就活中で色々と張り詰めてるかもしれないけど、自分への投資を惜しまないで欲しい。きっとそれは大きく返ってくるはずだ。


この記事が参加している募集

就活体験記

よろしければサポートお願いいたします!いただいたサポートは自分を労るために使います。