作品制作 「シンプルの行方」
今回は、僕が最近つくった作品とともにシンプルについて考えてみたnoteです。
相変わらず、まとまっていないのはご了承ください。
Simple-Colors
シンプルは白黒だけからやってくるとどこかで考えてる節がある。
よく考えられた構図に、しっかりとした裏付けのある豊かな少なさ。
この作品は描き始めた時点では、木と川を描くつもりでいた、しかし軽く鉛筆で構図を考えてみると、思考が進んだ。
木と川をモチーフにするのではなく、 木と川の形、外形の線をモチーフにして色々な見え方のする画面を作ることにした。
色を混ぜることもなく、重ねることもなく絵の具を置いたこの作品は、見る角度によって違うものになる。
この作品には
”単純な色で作られた表面的なシンプル” と ” 構図で作られた角度で変わる豊かさを持ったシンプル”
がある。
Simple-Line
シンプルな線を作るには、シンプルではない線が必要になる。
何度か引いた線から点を選んで 丸みのある太い線にしていく。
丸みのある、どこか気の抜けた太い線は ダルそうにしているこの人物にぴったりマッチしたようだ。
これはTシャツにもしてみた。
最初はアイロンプリント ↓
suzuri ↓
なかなか評判が良い。
忘れてたけど、GOはこんな顔してます。 これもシンプル(だと思う)。
白黒でもシンプルを作るのは難しい。
ただ、簡素なものを作っても、シンプルにはならない。
シンプルなものを作るとき、例えば画像なら、枠を作ったらその中を埋めなくてはいけない。(枠というのは↑の画像なら輪郭)
ある方向に行くと突然何もなくベタしかないものは 白黒で簡素に作っても、シンプルにはならない、シンプルに内包されている豊かさがないからだ。
(少なくとも、現時点での僕の中ではシンプルという言葉には豊かさが内包されている)
おわりに
シンプルは 「簡素に引き算をした様」ではなく「何もないところに足し算と掛け算をした様」なんじゃないかと最近よく考える。
(もしかしたら、どこかで読んだのを覚えてるだけなのかもしれないけど)
皆さんはどうなんだろ、どうなんだろーう。
いやぁー、難しい。
シンプルの行方探しはどんな人でも終われないんだろうなぁ...........。
ではではそんなこと考えたり考えてなかったりするGOをこれからもよろしくお願いします。
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