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キリストのお役目 吉田松陰のお役目

キリストや吉田松陰のような死に方をする人は、普通の状態で業を消すべきなのに立派でないからそうなったのだ、と言う人がいるそうです。その人は本当のことが分からない人ですね。

わざわざ守護神さんがそうさせるのです。大菩薩として生きている場合、そういう死に方でないと、普通気づかない。そこでわざわざそうさせて、世の人を感激させるわけです。イエスが傑にならないで平凡に死んだとするならば、あんなにキリスト教は広まらなかったでしょう。イエス様がああいう亡くなり方をした、私たちも一生懸命やらなければ、あの大犠牲の大愛に報いなければならない、と思って一生懸命、教えを広めたわけです。

ガブリエルかミカエルという大天使、アブラハムやエリヤなどという霊人たちが集まって、イエスの魂と話し合って、相談して大犠牲者にしたんです。それはイエスが出来ていないからではない。そういう天命なのです。自分の業でもって、非業の最期を遂げる人も随分いますけど、イエスのような聖者の場合は、天が仕組んであったのです。

吉田松陰などもそうです。三十そこそこで亡くなったんですね。十七才の時から松下村塾を開き、先生になって子弟を教えていた。ものすごい学問の深さです。吉田松陰がいなければ幕末の維新の大業がならなかったくらいです。なぜかというと松陰の門下から、ずいぶん偉い人が出ていますからね。偉い人を育てあげるのが役目ですから、吉田松陰は短い生涯でいいわけです。ショパンやモーツァルトもシューベルトもみんな若い。三十いくつかになる間にいい音楽をたくさんつくって、若くして死んでしまった。

普通の人が百年も千年もかかるのを、早くやった。三十才や四十才でやってしまった。そういう役目ですよ。それは魂がちゃんと承知しているわけです。

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