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力をぬく -神霊に全託する-

皆さんも実は、私の霊光写真のように霊光の体をもっているのでありますが、それを知らないだけなのです。自己の想念が常に肉体身にまつわりついている限りは、肉体以外の霊なる力を得ることはできません。霊光のひびきを想念が妨げてしまっているからです。

私などは、柏手を打つ時でも、殆んど肉体に力を入れていません。肉体にある力を逆に殆んどぬききってしまっているのです。そうしますと、神霊の世界の力が肉体に働きかけてきまして、普通人の二○○倍以上の力となって現われるのです。

力と一口にいっておりますけれど、これは単なるエネルギーというのではなく、人間の体や精神を浄める力もあり、生命を生きいきとさせる力もあるわけです。このように一人の人間が二○○人力を発揮すれば、この世の中は大変な利益を得ることになるのですから、誰しも、一人力より二〇○人力になったほうが得なわけです。そして、そうなるためには、一度自己の肉体の力をぬききらなければいけないということになります。

剣道でも柔道でも相撲でも、そしてボクシングでも、体の力をぬかないと、真の力がでないということですが、私のような場合は、全身の力をぬききってしまう。神霊のほうに全託してしまう、ということなのですから、普通ちょっとできることではありません。そこで私は、徐々にそうなるようにと、世界平和の祈りの中に、自己の想念を入れきってしまう日常茶飯事を送ることを、皆さんにすすめているのであります。自分も気づかぬうちに、肉体の力と霊身の力とが入れ代っている、ということ、神霊の力が、いつでも肉体身をカバーしてくれる、という、そういう無理なく神霊の力を自己の力としてゆく方法を、消えてゆく姿で世界平和の祈りという方法にして人々にすすめているのであります。

神は一神でありながら、多神として働きます。そして人間は神の分生命であります。神は宇宙大生命であり、神々と分れて様々の創造をなさっておられるので、人間は神々の物質界への働き手として、幽体、肉体をその場とし、器として生活しているわけです。

ですから、この地球界の完成にしても、肉体人間だけでできるわけではなく、常に守護の神霊方の応援によってその道がすすめられてゆくのです。宇宙は無限の進化であり、永遠の生命の働き場です。ということは、神の働きは無限である、ということです。したがって人間も神との一体化がなされていれば、無限の生命をもつということになります。

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