体罰について

学校での体罰についてだが、私は基本的に反対である。

昔は体罰を体罰とは言わずに平気で教師が生徒を殴るというのは当たり前だったらしい。私は現在31歳でいわゆるゆとり世代でその様な体罰は見たことがない。愛のある拳という言葉がある。私はそれについて懐疑的である。誰かを殴るや叩くという行為は基本的に怒りの感情が主であると私は考える。ましてや、教師が生徒に手を挙げる時はそのような感情が主だろう。私は親からも殴られた記憶がない。それでも私は今まで犯罪等やいじめ等の問題行動等も行わずに成長した。親は私を愛してると思うし私は親が好きである。故に愛のある拳は懐疑的である。

なので、体罰はなくても子供は成長すると考える。


しかし、体罰を全面禁止するのは間違っている気がする。その理由は大きくわけて2つある。

1つ目はどんなに言っても聞かない子供はいる。私の中学時代にも生徒と仲良くなりすぎて、スキンシップとして生徒が教師を叩くというようなことがあった。威厳を持つためにも大声を出すや叩くというようなことはあっても良いかと考える。

2つ目は最近は生徒の方が権利を持ちすぎている。極端な論を言うと男子生徒が女教師をレイプしそうとして、正当防衛として生徒に手を出してしまい、怪我でもさせてしまったら生徒やその親から訴えられることもあるかもしれない。過程はなくなり、怪我をさせたという結果だけが残り、教師側だけの失点になるかもしれない。

このように、最近は教師の立場がかなり低くなってしまっている。教師の立場を上げるためにも、最低限正当防衛としての体罰は認めても良いのではないかと考える。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?