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魂を売らずにヒットを狙う唯一の方法。

あなたは周りの人から、レーベルのスタッフから、マネージャーから、もっと売れそうな曲を作れと要求されます。ここであなたは葛藤があります。売れるためにバンドをやってるんじゃ無い、ダサい曲は作りたく無い、魂を売ることは出来ない、などなどヒットを狙って曲を作らない理由をありったけ思い浮かべます。でも売れたい、でも売れ線は作りたく無い、と一生葛藤をしてバンド人生を終えます。

そもそも狙ってヒットを作れるのはクリエイティブ的才能とマーケティング的才能の両方が必要です。そんな人、ほぼいません。そんな人はこんな文章など読む暇もなく音楽活動に励んで明日のヒットを目指してます。

良い方法がたった一つあります。魂を売らずにヒットを目指す方法です。その前に一つだけ条件があります。あなたは本当に売れたいと思ってますか?思ってないなら読むのはここでやめてください。あなたの音楽人生に必要無いことを書きます。このnoteも読まなくて良いと思う。このnoteはプロを目指す若い音楽家に向けて書いてます。

結論を急ぎます。ひたすら曲を作ってください。何曲も何十曲も作ってください。その時は売れる事、ヒットすること、は頭から除外してください。あなたが書きたい曲を書きたいように書いてください。あなたが理想とする格好良い曲を作ってください。そして、あなたの信頼する誰かにその中からヒットの素があるか否か尋ねてみてください。無いなら更にひたすら書き続けてください。そしてそのあなたの信頼する人、仮にAさんとします、そのAさんがこれがいけそう、となればその曲をつめてください。その際はAさんに従ってください。サビ始まりにした方が良い、間奏を削った方が良い、2番のこの歌詞を変えた方が良い、など基本的には言いなりになってください。あなたはどうしてもあなた自身が作った曲を客観的に聴くことは出来ません。稀にそう言う人がいますがそういう人は既にヒットを出してこんなnoteなど読んでません。あなたは客観的に自作曲を評価出来ません。

Aさんの言いなりに曲を変化させていくと言っても大元の原曲はあなたが自由に書いたものです。魂はかけらも売ってません。売る事を目指して書いた曲ではありません。心配無用です。

自由に曲を書くことと引き換えにたくさん書く、その中から選んで貰う、助言を聞いてヒット曲として作り変える、これです。これが魂を売らずにヒットを狙う唯一の方法です。

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