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肝臓の健康を脅かす食品中のMSG

 MSGはグルタミン酸ナトリウムの略で、風味を高める食品添加物です。 しかし、私たちの健康にどのような影響を与えているのでしょうか?
 例えば、最近の研究では、MSGは肝臓にとってかなり危険であり、肥満や肝機能障害の一因となることが明らかになっています。グルタミン酸ナトリウムは様々な加工食品に使われています。スナック菓子、スープ、香辛料、そしてメインディッシュの一部にも含まれていることがあります。購入した加工食品のラベルをチェックしてみると、この有害添加物が含まれているものがいかに多いかに驚くかもしれません。
 
●MSGは過食症を促進し、その他多くの好ましくない結果をもたらす
 MSGは食品に味覚を刺激する風味を与えます。このため、MSG入りの食品は過食しやすく、中毒にさえなりやすいのです。この反応は意図的なもので、悪質な企業による悪巧みです。考えてみてください。ほとんどの食料品店のスナック菓子売り場は、最も人が多く、大きな売り場のひとつとなっています。

 米国食品医薬品局(FDA)は、公共の安全を無慈悲に無視することから、意識の高い消費者からはしばしば「食品と死」の管理局と形容されます。FDAは、MSGに関しても、その副作用に関する無数の報告にもかかわらず、長年にわたって食品添加物としてMSGの安全性を認めています。
MSGに反応した場合の症状には、頭痛、皮膚の紅潮、発汗、しびれ、顔面圧迫感、吐き気、胸痛、動悸、脱力感などがあります。 多くの場合、かなり軽度で自然に治りますが、食物に敏感な人の場合、これらの症状がより重くなることがあります。

 グルタミン酸ナトリウムは、グルタミン酸のナトリウム塩で構成されています。この非常に豊富なアミノ酸は、肉類、乳製品、一部の野菜などのタンパク質を含む食品に含まれています。 しかし、これが「天然」だと信じてはいけません。グルタミン酸協会は過去100年間、食品添加物としてMSGを「安全」としています。 しかし、科学的証拠はまったく異なるのです。

●MSGは慢性炎症、肥満、脂肪性肝疾患につながる
 日本の研究者は2008年、MSGと肝臓の炎症との関連を示す研究を『Journal of Autoimmunity』に発表しました。研究では、MSGは脂肪蓄積と肝臓の炎症による糖尿病と同様に肥満を誘導することが判明しています。さらに最近、日本の研究者たちがアメリカやイタリアの科学者たちと共同で、『Journal of Medicinal Food』誌に論文を発表しています。 MSGは、カロリー制限食を食べている被験者においても、肥満の重大な要因であると指摘されています。

 FDAはMSGを安全とする現在の評価を再考すべきです。 さらに、私たちはグルタミン酸ナトリウムを含む食品を避け、有毒添加物のない自然な食品を選ぶべきです。加工度の高い食品を食べると、病気のリスクが高まることを忘れないでください。

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