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身の回りの小さなこと、それが一番大事

まずは自分の表層から

身の回りの小さなことから変革せねばならぬというテーゼは非常に月並みです。しかし,一般に言い尽くされて無味であるからこそ,言うまでもなく不可欠なものであったことの証明となるのです。何人も飲料水に向けて「飲まなくてもよくない?」と異を唱える人はいませんし,コペルニクスも水をぐびぐびと飲むでしょう。

自分の手に届く範囲を精査するならば,身体の表層からでしょう。我々は心臓を永遠と働かせることはできません。脳を手動でスマートにすることもできません。しかし脱毛はできます。ストレッチはできます。内部機能を意思で司ることは一般的な人間にとっては困難ですが,生姜湯で内臓を温めることはできます。刻んだデカルトを添えたところで,本題に入りたいと思います。

外に出よう

あなたは外出時にエコバッグを携えますでしょうか。そりゃあスーパーマーケットに行くときには持つでしょうが,そうでないときには持たない方が普通であると思います。荷物はできるだけ軽い方がいいでしょうから,自宅に置いていくはずです。しかし,咄嗟の買い物で泣く泣くレジ袋を拝受するという経験は誰しもあるでしょう。この積み重ねが非常にもったいない。
私は普段カフェに行きません。プラスチックストローを紙ストローに変更して咬むことはできません。何か自ら行動して,プラスチック削減に貢献するためにはエコバッグしかないのです。私には。普段から霞を食って清貧に生きていますので製品に馴染みがありません。

表皮から協議へ

一人一人の小さな行動が環境問題解決への第一歩なのです。
そんなわけありません。
既に述べたような生活でこれ以上何を変えればよいのでしょうか。まさか積極的にカフェを訪れて,紙を食めとは言いませんよね。
環境問題解決に向けて主導する国家と一個人の間が活発であることが重要に思えます。企業等の共同体が環境問題にがっぷりおつが理想です。
このようなつまらない一般論に落ち着くわけです。
個人から出発して徐々に範囲を広げていけば,環境問題への取り組み方が分かってきますね。
我々が為すべきことは,エコバッグを常備することではなく,しかしエコバッグを常備するというその初心を忘れずに,自身の所属する共同体でどのように環境問題に貢献できるかを考えて共同体で実行に移すことなのです。
ではカフェに行ってこようと思います。

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