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「ミスチルのこと深く知ることが出来た気がします。好きになりそうです。」桜井和寿(Mr.Children)〜道標の歌と装丁

作品紹介
稀代の国民的バンド・Mr.Childrenの30年にわたる軌跡をその代表曲とともに紐解く、“読む”ベスト・アルバム!
名曲たちがさらなる輝きを放つ、日本ミュージックシーンの歴史に残る傑作ノンフィクション。
Mr.Children 道標の歌
小貫信昭
定価: 本体1,600円+税
発売日: 2020年11月19日
https://www.suirinsha.co.jp/books/detail2.html

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デザインの初恋

私が博報堂に入社して初めてアートディレクションをさせていただいたのが2001年のMr.Childrenベストアルバム告知広告です。それ以降、いくつもの楽曲のアートワークなどに関わらせていただいたことがあるMr.Childrenからは、デザインだけでなく作る喜び、生き方、色気…多くのことを学んできました。 
楽しそうな少年みたいな時もあれば、クールで掴みどころがない遠い兄のような時もあり…
同じ時、同じ気分がないほどに変化していくのでアルバムの打ち合わせも、ひとつ前のアルバムとはまるで別人、別世界のようになります。
だからいつも「はじめまして」の関係のようで、わたしにとって永遠のデザインの初恋です。

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(goen°がコラージュで撮影させていただいた2017年25周年を迎えた元旦の新聞広告より)

道標の歌

この本は、久しぶりに夢中にのめり込みました。まさに読むベストアルバムです。いろいろな時代背景や自分を重ねて思い出しました。
歌のように背景と想いが飛び込んできます。そして悔しくなるほどバンドを始めたくなります。(笑)
手のひらに乗っかったかけがえのない時間の重さを感じ、大切に包んでお届けしたいという気持ちでデザインさせていただきました。

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それぞれの章の頭に流れているメロディーを感じながら、言葉が歌い奏ではじめたので、そのままストレートに表現するものから、内容からピックアップしたデザインまで大量に作ってました。

でも、いつもの耳で作るアートワークとは違い
目を澄ました静かな時間が居心地よいものでした。

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(検証案)

水のように、風のように、色を変えながら、揺れながら作りました。
文字も実際に撮影させていただきました。
撮影ではあらゆる角度、光で可能性が広がるので、何十パターンもgoen°の井上麻美を中心に検証していました。(つい先程まで検証しておりました)

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書体や色相も幅広く用意するのですが、それを本に実際貼りながら、手に持った感覚としてデザインを詰めていきます。そして机の上でも決めきらないので、こっそり書店にささっと並べてみてデザインを検証したりもしました。

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「道標の歌」
目次
Introduction
1988-1992君がいた夏
1993-1994innocent world
1995-1996名もなき詩
1997-1998終わりなき旅
1999-2000口笛
2001-2003HERO
2004-2007Sign
2008-2010GIFT
2011-2012擬態
2013-2015足音〜Be Strong
2016-2018himawari
Outroduction
本書では、Mr.Children を追いかけた25年間の膨大なアーカイブと、この本の執筆のために取材をしたメンバーや関係者の新たな証言をもとに、彼らの代表曲や重要曲を中心に取り上げ、その魅力を紐解きながら、これまで門外不出だったエピソードも交え、彼らのヒストリーを綴っていく。いわばMr.Childrenの現時点での、“読む” ベスト・アルバムなのである。(Introductionより)

「ミスチルのこと深く知ることが出来た気がします。好きになりそうです。」
桜井和寿(Mr.Children)


本書に対しての桜井さんからコメントを水鈴社の篠原さんから教えていただいた時は度肝を抜かれました。(笑)その瞬間なぜか、帯は頬を染めたピンクにしようと決まり本が完成形になりました。

ぜひ手に取ってみてください。この読むベストアルバムと共にまたすべて聴きたくなります。紙質も含めて五感でMr.Childrenの旅路を存分に味わってください。わたしも、もう一回行ってきます。

(goen°森本千絵)

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(25周年時のツアービジュアルより 2017)

著者紹介
小貫信昭 おぬき・のぶあき
1957年東京都生まれ。1980年、『ミュージック・マガジン』を皮切りに音楽について文章を書き始め、音楽評論家として40年のキャリアを持つ。25年以上にわたり、Mr.Childrenの音楽とメンバーの魅力を言葉として紡ぎ、ファンに届け続けている。ベストアルバム『Mr.Children 1992-1995』『Mr.Children 1996-2000』(通称「肉」「骨」)、『Mr.Children 2001-2005 <micro>』『Mr.Children 2005-2010 <macro>』ではライナーノーツも担当するなど、Mr.Childrenに最も精通する書き手である。著書に、『歌のなかの言葉の魔法』『小田和正ドキュメント 1998-2011』、共書に『es(エス)―Mr.Children in 370 DAYS』など。
商品情報
書名(カナ): ミスターチルドレン ミチシルベノウタ
ページ数: 272ページ | 判型・造本・装丁:四六判 上製 上製カバー装
初版奥付日2020年11月20日 | ISBN 978-416-401002-0 | Cコード 0095
https://www.suirinsha.co.jp/books/detail2.html

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goen° と Mr.Children 】

「ベストアルバム、「IT`S A WONDERFUL WORLD」、「君が好き」「25周年アニバーサリー」告知広告
「HOME」「SUPERMARKET FANTASY」「gift」「HANABI」「ヒカリノアトリエ」「himawari」のジャケットデザイン、
「彩り」「エソラ」「ヒカリノアトリエ」のMV など



【森本千絵プロフィール】

1976年青森県三沢市で産まれ、東京で育つ。
武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科を経て博報堂入社。
2007年、もっとイノチに近いデザインもしていきたいと考え
「出会いを発見する。夢をカタチにし、人をつなげる」を
モットーに株式会社goen°を設立。
現在、一児の母としてますます勢力的に活動の幅を広げている。

niko and...の菅田将暉・小松菜奈のビジュアル、
演出、SONYmake.believe」、組曲のCM企画演出、
サントリー東日本大震災復興支援CM「歌のリレー」の活動、
Canon「ミラーレスEOS M2」、
KIRIN「一番搾り 若葉香るホップ」のパッケージデザイン、
NHK大河ドラマ「江」、
朝の連続TVドラマ小説「てっぱん」のタイトルワーク、
山田洋次監督『男はつらいよ50 お帰り寅さん』や
2021年公開予定「キネマの神様」のデザイン。

広告の企画、演出、商品開発、ミュージシャンのアートワーク、
(Mr.ChildrenHOME」「SUPERMARKET FANTASY」「gift」「HANABI」「ヒカリノアトリエ」「himawari」のデザイン、「彩り」「エソラ」「ヒカリノアトリエ」のMV )
本の装丁、映画・舞台の美術や、
動物園や保育園の空間ディレクションを手がけるなど
活動は多岐に渡る。

現在、本年の二子玉川駅ライズ空間のクリスマスツリーや、
青森新空港のステンドグラス壁画を制作中。

【受賞歴】
N.Y.ADC賞、ONE SHOW、朝日広告賞、アジア太平洋広告祭、
東京ADC賞、JAGDA新人賞、SPACE SHOWER MVAADCグランプリ、日経ウーマンオブザイヤー2012、
50th ACC CM FESTIVALベストアートディレクション賞、
伊丹十三賞、日本建築学会賞、など。

【著書】
「GIONGO GITAIGO JISHO」
(ピエ・ブックス/2004年)
作品集「MORIMOTO CHIE Works 1999-2010 うたう作品集」
(誠文堂新光社/2010年)
ビジネス本「アイデアが生まれる、一歩手前の大事な話」
(サンマーク出版/2015年)
絵本「おはなし の は」(講談社/2015年)
絵本「母と暮せば」(講談社/2015年)
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「出逢いを発明する。夢をカタチにし、人をつなげていく。」 (株)goen°主宰コミュニケーションディレクター・アートディレクター【森本千絵(房千絵)】による広告、音楽、映画アートワーク、空間演出などの活動記録 http://www.goen-goen.co.jp/

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