ダイエットにおける、脂質、糖質について理解しよう。

クライアントの皆様
いつもありがとうございます！
食事に関する豆知識を少し発信しますね^ ^
ちょっと怖い話ですが、現時点では医学的に立証された事実。
頭の片隅に置いてみて下さい^ ^

トロント最高の医師が教える
世界最新の太らないカラダ
ジェイソン.フロン著

☝️からの引用では、
摂取カロリーと体重に相関はない。

・人間は痩せてる方が有利に働くよう進化したサルである。

・肥満傾向の70%は遺伝で、人間がコントロールできる体重は30%だけ。

・摂取カロリーから消費カロリーを引くという引き算で体脂肪を追求する事は間違いである。つまり余分に食べた分だけ太るという常識なナンセンス。

・ダイエットに足し算、引き算は当てはまらない。

・摂取カロリーと体重増加に相関はない。これは科学、医学界で証明されている。
○体重、身長を決定するのは成長ホルモン
○生殖はエストロゲン、テストステロン
○体温は甲状腺ホルモン、サイロキシン
○血糖値はインスリン、グルカゴン

更に、カロリーを減らしてるのに体重が増加するという例が米英の研究で確認されている。

人間のカラダには体重をコントロールするシステムがいくつもあって増減のコントロールはそう簡単ではない。

食物でけでなく、上記いくつもの要素が歯車のようにかみ合って体重っていうものが決定される。

絶食するとカラダが省エネモードに入り、心拍、体温などを低く抑えて、つまり代謝を下げて対応してしまう。
これがホメオスタシス(恒常性の維持)という働き。

絶食実験により、カロリー計算では体重25.5kg低下の予定であったものが、実際には16.8kgに留まった。

以前の食事に戻したら前の体重より優位にまた大幅に増加した。

これがいわゆるリバウンド。必ず来る。

よって食べないダイエットは、ダイエットの目的を果たしません。

対して食べ過ぎが太るというのも正しくはない。

米の過食実験で、1日5800kcal×21日間、主の栄養は…
炭水化物10%.
脂質53%
タンパク質37%

予定では7.3kg増加のはずだったが、
実際には1.3kgしか増えなかった。
ウエストは太くならず2.5cmマイナス

そこでPFCバランスを逆転させ、
炭水化物60%
脂質22%
タンパク質14%
にすると…
予定通り7.1kgの体重増加を示した。
ウエストはプラス9.14cmとなった。

以上、ありがたい文献を参考に私なりにまとめると！

炭水化物に反応する
インスリンが出ている間は体重を増やしても良いんだ‼︎
と脳は受け取ると考えられ、これなら間食(お菓子)は太る！の根拠と考えて間違いなさそうです。

以下に私なりの解釈を交えてまとめてみたいと思います。

①糖質(炭水化物)が太る唯一の原因。
太る原因は油でも肉でもありません。ステーキよりうどんの方が太ります。脂肪は食べ過ぎると便に出ますが、実は糖質は100%吸収されます。
その場所が「脂肪細胞」です。

病気や不調の9割以上は血糖値(以下※BS)の問題。BSが高いこと、あるいは急激な昇降を繰り返すことは、我々の身体に想像以上のダメージを与えます。

②カロリーと肥満は関係ない。
肥満はBS値があがることで起きます。BS値をあげる糖質を控えれば健康的に痩せていきます。

③運動は食後すぐ行うのがよい。
食後はBS値が上がるが、食後すぐの運動でその上昇を抑えることができます。ウォーキング、スクワット、ストレッチなどオススメ。ある研究では食事1時間前、1時間後、3時間後では食後1時間後が一番BS値の上昇を抑えられたと結論。

④疲れた時に甘いものを摂るのは逆効果。
一時的にBS値が上がり、幸福感に包まれる。しかし急激に上がったBS値は急激に下がり、いらいら、眠気、疲労感などを生じさせる。このBSの乱高下(特に降下時)の際、最も脂肪細胞に取り込まれやすい。そして、また甘いものを…糖質中毒になってしまいます。
※BS:blood sugar(直訳すれば、砂糖血)

どうですか？
トラウマになりそうな話ですよね？
歳と共に、血中の糖質への処理能力は落ちますので、それを代謝させる為には運動が必要なのです。「もう歳だから運動は…」と言いたいお気持ちは分かりますが、実は全く逆の発想が必要で、「もう歳だから運動しないと身体の機能がうまく回らない」と考えるのが正解なのです。

長々と失礼しました(^^;;
皆様は同志です。
ずっと健康で、少しでも長くお付き合い頂きたく、今後も情報を共有させて頂きたいと思います。

ではまたご一緒にトレーニングしましょう(^^)／

karada工房 g-works
代表　市川郷伝