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消費者の未充足ニーズを引き出す魔法の質問

みなさん、こんばんは😃
ここのところオリンピックなど時事ネタが続いていましたが、今日はマーケティングについて久しぶりに書いていきます。
今回書く事と関連した過去投稿も貼っておきます!

マーケティングリサーチでは、いかに未充足で強い潜在ニーズを探り出すのかということが、ヒット商品を企画する際に大事になってきます。
ではどのようにそれを探り出すのかということですが、実は魔法の質問があります。

「本当はやりたくないけどしていることを教えてください」

です。
特に消費者の生活上のニーズをあぶり出すのに有効なのですが、それ以外のことにも流用できます。
この質問は秀逸で、しなければならないがしたくないことを聞いてますから、生活上やらないわけにはいかないけどしたくないというものですから、既製品、規制サービスが存在していないので仕方なくしていることです。
つまり未充足のニーズが隠れている可能性が高いわけです。

そして、しなければならないことですから回避できない生活上の行為であるということですから、多くの人が強く持っているニーズである可能性が高いわけです。
商品企画で大切なのは、ほんの少しの一握りの人しか持っていない強いニーズを見つけてもビジネス的には大きな利益を生むことは困難ですから、必ず多くの人が強く持っている未充足ニーズを発見したいのです。

真正面から消費者に「あなたはどんな製品が欲しいですか?」と聞いても有益な回答を得ることはできませんし、そんな質問でそれがわかるならばマーケティングもマーケターも不要です(笑)
そして的を射た答えをできる消費者がもしいたとしたら、その人は立派なマーケターになれる素質の持ち主と言えます。

HaveニーズよりもDoニーズの方が強いニーズですから、やはり行為ニーズを
探すのは賢明なわけですし、もちろん上位のBeニーズに答える商品企画をしたいところですが、それはなかなかに難しいので打率をしっかり出すためにも未充足の強い行為ニーズを見つけて、ヒットや二塁打、三塁打を狙った方がビジネス的には正しいと思います。
サヨナラ満塁ホームランを打ってみたい気持ちはありますが、それは運もそうですし、様々な要件が満たされている必要がある奇跡の一打ですから、狙うのは博打打ち、山師のすることなので私は目指していませんw

これは質問だけでなく、行動観察の際の視点としても重要です。
このことに注目してグループインタビューや行動観察に挑むのと漫然と挑むのとでは得られる気づきは数倍違うと思います。

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
みなさんも是非、使ってみてその結果うまくいったら教えてください。
またみなさんの知見も知りたいので、是非教えてください^^/

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