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BRAVE参加チーム × ILP人材 マッチング事例 ~農業スタートアップ サグリ × 益田 周氏~

研究系スタートアップを対象としたアクセラレーションプログラム BRAVEは、2016年にスタートし、優れた創業前後のチームに対して、VCからの資金調達成功に向けた、短期間での急速な成長機会を提供しています。

BRAVEには、人材育成機能として Innovation Leaders Program(以下、ILP)という、参加チームと未来の経営者候補が、共に事業を創る取り組みが実装されており、この出会いを通じて多くの創業者・経営参画者が生まれています。

今回は、2019年のBRAVEにて、参加チームであるサグリ株式会社と見事マッチングし、経営参画を実現したILP5期卒業生 益田さんにお話を伺いました。

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概略:参画までの流れ

サグリ株式会社は、衛星データと農業データを用いて、独自の技術で農学的に農業を最適化するアプリケーションの提供を行うスタートアップです。BRAVE 2019に出場し、同プログラムの一部として行われるマッチングプログラムILPを通じて益田さんと出会いました。

BRAVE期間中の約2ヶ月間、共同で事業を磨き上げる経験を通じて信頼関係を構築。BRAVE期間終了から約半年後の、2020年春に正式に益田さんがCOOとして参画されました。

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ILP5期卒業生 益田 周氏 
2007年に大学を卒業。伊藤忠商事に入社をし、本社のコーポレート部門にて経理や財務、経営企画等に約11年間携わる。その後、ジョンソン&ジョンソングループの製薬カンパニーであるヤンセンファーマに転職をし、事業管理事業管理部門にて勤務。ILPを通じて、2020年4月にサグリへCOOとして参画。

Q:ILPへの参加の背景は?

きっかけは前職のヤンセンファーマにいるときに、知人経由で紹介されたのがきっかけです。私の場合は、参画先を探すというよりは、いろいろな企業規模を見たうえで自分の今後のキャリアを明確にしようと思い参加しました。

ILPは、仕事と並行して疑似的にスタートアップの創業初期を体験できる仕組みになっています。つまり、自分自身の役割が明確に決められていない環境の中で自分はどういう形で役に立てるか、リスクなしで腕試しできるわけです。
スタートアップといっても、ステージによって企業の内情や動き方が如実に変わります。そういった意味では、このプログラムを通じてこれまで接点が無かったアーリーステージのスタートアップに関われるのは魅力の1つでした。

Q:サグリへの参画に興味が湧いて背景は?

プログラムに参加した当初は、自分のバックグラウンド的にレイターステージのスタートアップの方が役に立てると思っていましたが、実際にアーリーステージの企業で働いてみると意外と役立てる部分が多いことがわかってきました。

会社にとって足りていない部分を埋めていくのが自分の役割だと思っていたので、会社のSlackなどに入って内情を理解していくうちに、どんどん改善点が出てくるわけですよ。そもそも1人では抱えきれない量であったり、何から手をつければいいのかもわからないようなカオスな状況の連続でした。

しかしそれを経験するうちに、カオスな部分を改善していく作業が多いステージの方が、自分は役に立てるのではと感じ始めました。

カオスな状況を改善するための方法を提案し実際に手を動かすうちに、今まで感じたことのなかった「自分の力で会社がよくなってきている実感と手応え」を感じることが多くなり、自分もその状況を楽しんでいることに気づき始めたのです。

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Q:最終的に参画を決めたのは?

サグリに入るまでの半年間、本業が忙しい時は関わらないときもあったりと曖昧な立場で転職活動も続けながら関わっていました。

そんなとき、ある日突然「チームに入ってもらいたい」と言われたんですよ。後でなぜそのタイミングだったのかを聞いたところ、私に家族がいたので、報酬を用意できるようになるまで待っていたそうです。

しかしそれまで、自分が入社をするんだという確たる気持ちを持たずに関わっていたので、すぐに返事をすることができませんでした。またジョインすることを考えたときに、自分ひとりで入社後に期待されている役割を担うのは無理だなとも感じていました。

そんな状況の中、インドチーム側で連続起業家として活躍しているメンバーを、私と同時に採用する話が出てきて。インドに出張をして、そのメンバーとひざを突き合わせて、話をしたことが最終的には意思決定をするうえで大きなきっかけになりました。

同時に、企業の成長速度が早かったことも、短期間で心境が変化した理由だったと思います。

私が関わり始めたころは資金的にも余裕がなく、やりたいことがあってもできないことの方が多い、企業として粗削りの状態でした。

しかしその後、私たち(サグリ)も補助金の採択を受けることができ始めていた。それによって、大きく事業が前進した感覚がありました。

一例では、宇宙ビジネスを絡めた企業向けのプログラムが茨城県であり、そこで県の委託事業として受け取った資金を使い、一気に構想段階だったプロジェクトを進めることができました。私たちが提供する新しいアプリケーション「ACTABA(アクタバ)」も、その時に開発できました。

その結果、日経新聞に大きく取り上げてもらい、いままで全く接点のなかった企業からアライアンスや投資を含めたお話が急激に増えました。

そこからは、支援事業や補助金で開発したプロダクトを活かして次の補助金やプログラムを取りに行く。そんなプラスのサイクルが回り始め、最初の支援事業を受けてから半年で事業を推進するスピードが大きく変わりました。

半年という短期間で自社の実力や関わる人が変わり、会社のステージも大きく変わってきている。この状況は大企業にいる状態では経験できない。そして自分がその変化の起点であり、中にいるという状況の面白さを短期間で経験できたからこそ、いつの間にか転職先の候補としてあがってきたのではないでしょうか。

-- ありがとうございました。今後のさらなるご活躍を願っています!

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BRAVEとILPは、社会を変えるスタートアップが生まれ、同時に将来の経営人材が共に急成長できる場を提供しています。

■ スタートアップにとって
ILP参加者の持つ優れた新しい知恵をチームに取り入れ、今後に必要な人材の解像度を挙げていく。同時に、BRAVEを通じて、経営に必要な魅力ある仲間を惹きつけられる組織へ成長していく

■ ILP参加の個人にとって
スタートアップの経営未経験の方に、最もエキサイティングなスタートアップ創業前後を体験する場を提供し、新しいキャリアに踏み出す入り口を提供しています。

スタートアップが育ち、未来の起業家・経営人材が生まれる。研究領域における、新しい”人”のプラットフォームとして引き続き運営を行ってまいります。2021年中に参加者が300名を超えます。
本領域最大の人材輩出のプラットフォームとして引き続き活動を続けてまいります。

アクセラレーションプログラム BRAVEにご興味をお持ちのスタートアップ、または創業を目指す研究チームの皆さまは、BRAVEの公式Webサイトをご覧ください。
経営者としてのキャリアにご興味をお持ちの個人の皆さまは、Innovation Leaders Program公式Webサイトをご覧ください。

★追記:アグリ/フードでスタートアップへの将来の経営参画を目指す方の特別な育成プログラムを予定しています。ご興味お持ちの方は、hrsupport+agrifood@beyondnextventures.com までご連絡ください。

※ 本記事のインタビューは、2020年8月に実施をされた、Co-foundersのインタビュー記事「元商社マンが明かす遠い存在だったスタートアップが「挑戦したい場所」に変わるまで」を編集・校正し、作成されています。

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研究発スタートアップの共同創業経営者発掘・育成をしています。 共同創業マッチング|Innovation Leaders Program|起業版サーチファンド https://talent.beyondnextventures.com/ilp 挑戦者の道を敷く地道な活動に邁進🔥