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年が明けても猪木ロス

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本日(2023年1月4日)プロレス・ファンにとっては恒例の1.4 新日本プロレス東京ドーム大会が『アントニオ猪木追悼大会 WRESTLE KINGDOM 17 in 東京ドーム ~闘魂よ、永遠に~』と銘打って開催されます。
15:00 開場、17:00 試合開始。

同大会で「アントニオ猪木メモリアル6人タッグマッチ」として藤波辰爾&鈴木みのる&タイガーマスクと永田裕志&小島聡&真壁刀義が対戦。
メモリアルマッチを闘う6選手に最大級の敬意を表します。

しかし、この6人タッグマッチが行われるのは、第0試合の3試合目(16:20 開始予定)。つまり、第1試合の前に行われるのです。
猪木さんの追悼大会と謳っておきながら、この扱い。憤りを禁じ得ません。

https://www.njpw.co.jp/tornament/375143?showCards=1

元から現体制の新日本プロレスには何も期待していませんでしたが、今回の件で愛想も小想も尽き果てました。

そもそも、道場から猪木さんのパネルを外した時点で、新日イズム、猪木イズムは消滅したと思っているので。
今後一切、猪木さんの名前を使って商売しないでいただきたい。

3月7日に両国国技館で行われる「お別れの会」に期待します。


*     *     *


昨年12月に発売された『G SPIRITS』最新号のアントニオ猪木さん追悼特集記事を読了。

『G SPIRITS』Vol.66

追悼特集  アントニオ猪木 1943-2022

[鼎談]
・清水 勉 × 小林和朋 × 小佐野景浩

[対談]
・猪木啓介 × 大塚直樹
・原 悦生 × 許 光英

[インタビュー]
・北沢幹之
・佐藤昭雄(前編)

注目はやはり、猪木さんと共に道場で汗を流した元プロレスラー2名のインタビュー。
日本プロレス → 東京プロレス → 日本プロレス復帰 → 新日本プロレス旗揚げ、と引退するまで猪木さんと行動を共にした北沢幹之氏はもちろん、ジャイアント馬場派である佐藤昭雄氏のインタビューも読み応えあり。

新日本プロレス旗揚げ当時のスタッフである猪木啓介さん(猪木さんの実弟)と大塚氏、猪木さんの側近だった原氏と許氏の対談も貴重な証言が多く、充実した内容です。

オープニングの鼎談は『ゴング』の元編集記者たちによるものですね。

(猪木さん追悼特集以外の記事も掲載されています)

なんといっても、表紙が最高!
1975年12月11日、蔵前国技館で行われたアントニオ猪木 vs ビル・ロビンソン戦の卍固めです。
購入する決め手となったのは、この表紙かも。

これまでに各誌(各紙)から発売された追悼号の中で、一番良い表紙です。


そして、こちらも少しずつ読み進めています。

アントニオ猪木
『生きるために闘う』

猪木さんがご逝去される約2ヶ月前(2022年7月27日)に発売された著書。

『週刊大衆』2020年12月28日号&1月4日号~2022年3月14日号掲に載された連載コラムを加筆修正して書籍化したものです。

猪木さんが選出した現役時代の名勝負を、自ら解説。

▶強豪外国人選手のルー・テーズ、カール・ゴッチ、ビル・ロビンソン、ドリー・ファンク・ジュニア、タイガー・ジェット・シン、アンドレ・ザ・ジャイアント、ローラン・ボック、スタン・ハンン、ブルーザー・ブロディ。

▶異種格闘技戦で対戦したモハメド・アリ、ウイリエム・ルスカ、ウィリー・ウィリアムス、アクラム・ペールワン。

▶名勝負をくり広げたストロング小林、大木金太郎、ラッシャー木村、マサ斎藤。

▶愛弟子の藤波辰爾、藤原喜明、前田日明、タイガーキング(佐山聡)。

猪木さんご自身が選んだ40戦。心して読ませていただきます。


補足になりますが、2021年に発売された60周年記念Blu-ray BOXに、本書に取り上げられた試合が多数収録されています。
(こちらのBOXも猪木さんが自選したものなので、当然なんですけどね)

ということで、猪木ファンはどちらも必携。
買えるうちにぜひ。


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#アントニオ猪木 #プロレス

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