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合宿教習所で会った20歳の青年から「モテるおじさん予備軍」について考えてみた

生きていく上で、楽しいこともあれば悩ましいこともたくさん。そんな女性の悩みを、専門家に質問していくYoutubeチャンネル「GOAL IN TV」。こちらは番組を盛り上げてくれている出演者の一人、マルチタレント・わさびさんのコラムです!美容や見た目は気にするけれど、それは私のため。自分の人生を楽しく生きるためさまざまなことに挑戦する彼女の生き方についての連載。今回は、免許合宿にいたある若者についてです。

どうも、わさびでございます!
「合宿で免許を取ろう!」と思い立ち、現在は新潟県にある老舗自動車教習所の合宿所で寝起きしている32歳です。

先週は、“モテないおじさん予備軍”について書かせていただきました。とっても好評でしたので、今回は“合宿教習の大学生で学ぶ、モテるおじさん予備軍”について書こうかなと思います。

なかにはいるんですね、ハタチ前後でもちゃんと初対面の女性との距離を縮めてくる若き猛者が!!!(興奮する私、キモい)

合宿教習所は参加者全員で一つの施設を使うので、学科の授業のための教室や待合室、学食などでは席を譲り合ったり、時には同テーブルや机をシェアして「相席」しなくてはならないことがあります。これって、一般社会でもたまに発生する事態ですよね。

そいういう時、ただ黙って席に座っている方、たくさん損しています。

別に聞かなくてもいいけれど、「ここいいですか?」の一言があるとだいぶ違います。こんな簡単な一言なのに、声をかけられない人や無愛想な人が世の中には沢山いるように思います。

あるとき学科の授業で、教官から「席を詰めるように」と指示がありました。席を詰めて座らなくてはいけないんだからしょうがないじゃん、と何も言わずに座る人が9割の中、20歳くらいの青年が「ここいいですか」と私の隣に座りました。

1時間の授業を終え席を立とうとした時、その青年が「あの、香水とかつけてるんですか?」と話しかけてきました。「つけてないです」と答えると「そうでしたか、すみません」と。

この彼は「いい匂いがしますね」と言いたかったのだなと思います。とても感じが良かった。「いい匂いがします!」まで言えたら超すごいなと思いましたが、20歳ですから、そこまで突っ込んだことは言えないかもしれません。

男性は女性よりも物事を合理的に考える方が多いと常日頃感じているのですが、「同じ金額を払ってるんだから許可を得なくたって座る権利はあるだろう」「相手が“はい”と答えるに決まっていることをわざわざ聞かなくていいだろう」と考えてしまう人が結構いらっしゃると思います。

でもみんなが言わない中で「ここいいですか?」の一言が言えると、あなただけレベル高い気がしませんか?もう、一人勝ちです。

こういう「一見価値のないことに意味を見出せる人に、価値ができる」ということって、世の中でとても多く見受けられるのではないかと思うのです。

大人も簡単にこなせないこの一言を、大学生だらけの教習所でひときわ貫禄を放つ33歳の私に言える青年は、大したものだなと感心してしまいます。

おじさんになったら、無邪気に「いい匂いがする!」と伝えられる人が絶対にモテると思います(※これらは本当に思っていることが大前提で、用意していたセリフとして言ったらダメです)。

逆にモテない人はこれを「ナンパだ!」と揶揄します。計算されたナンパなのか、素直な感想なのかはどうだっていいのです。人は褒められたり誰かの好みにハマったりすると嬉しいもの。

人とコミュニケーションを取ることや、人を喜ばせることを「無駄だ」「損だ」と思わない。モテる人には当たり前のことなのです。

これはおじさんだけでなく女性であっても、モテる第一歩なのだなと実感しながら、今日も私は得意のコミュニケーションで教官にハンコをねだるのでした(それやったらあかん)。

難しいことを考えず素直に言葉に出すことが大事なのかもしれません。身近な人を褒めて習慣化していけたら爆モテできる……?(考えが浅い)

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