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教官に泣かされて得た教訓。嫌味に反応しない大切さ

生きていく上で、楽しいこともあれば悩ましいこともたくさん。そんな女性の悩みを、専門家に質問していくYoutubeチャンネル「GOAL IN TV」。こちらは番組を盛り上げてくれている出演者の一人、マルチタレント・わさびさんのコラムです!美容や見た目は気にするけれど、それは私のため。自分の人生を楽しく生きるためさまざまなことに挑戦する彼女の生き方についての連載。今回は、免許合宿でのまさかの出来事!教官に泣かされてもめげなかった彼女の考え方とは。

どうも、わさびでございます。
大学生たちに混ざって合宿で自動車とバイクの免許を取った32歳です。

私には2歳年下のいつもニコニコ超温厚な弟がいるのですが、そんな弟が大学生の時、通っていた自動車教習所から突然帰宅してきたことがあります。「教官の態度が気に食わなくて、お金要りませんからって辞めてきた」と突然の“教習所ドロップアウト宣言”。温厚な弟がです。びっくりです。でも姉は(若気の至りかな……)くらいにしか思っておりませんでした。

そしていざ自分が自動車教習所に通うことになっても「厳しいって言ったって、今は立派な大人になっている人たちがまだ未熟な学生だった時の話でしょ〜」「この令和2年に、クレームに繋がるような対応をしてくるわけがないよ」「怒られたって私は平気、大人だもん」とタカをくくっていた私……。

教習10日目、見事、女性教官に泣かされました。

32歳の大人がですよ?30万円もお金払ってるのにですよ?でも、泣きました。なんなら泣いている最中に「大学生だらけの中で32歳の大人が、学割もなくキッチリ満額支払って泣いている」と自分を客観視してしまい悲しくなって、更に涙の量が増えました(笑)。

弟よ、「若気の至り」だなんて軽々しい言葉で処理してごめん。

ただ、私はドロップアウトしません。だってみんなに免許取って帰るって言っちゃったし、何より30万円が惜しいもの!!!!!

私は今まで人前に出る生き方をしてきたので、自分の限界や理想と現実の差を突きつけられること、辱められるなんてことは、おそらく一般の方より慣れきっているし、ちゃんとやらなければ怒られるという覚悟だってできていました。

それでも泣いたその原因は、教官の“嫌味”です。あなたの周りにもいませんか?「間違ってるからこうして!」と言えばいいところを「何がダメなのかわからないの〜?」と言う、みたいな人。

私も、とある一人の女性教官から「大丈夫〜?」「どうしてそうなるの〜?」とハッキリしない嫌味をネチネチと車内で浴びせられ続け、挙げ句の果てに私が選んで入所しているマニュアル車(オートマ車よりも操作が難しい)教習について「オートマにしたらすぐ免許取れるよ〜?変えたら〜?」と、私の出来の悪さを嫌味ったらしく表現してきたのでした。

「ここはこう!もっとやらないと免許取れないよ!」とシンプルに厳しく言ってくれるだけでよかったんじゃないかと思います。

正直、腹が立ちました。こういう時って「言われてムカつく」と言うよりは「なんでこんな人と同じ時間を共有しているんだ」ということに腹が立ちます。そしてそういう人に限って「あなたはワタシがいないとダメなのね」と自ら私の担当を希望してきたりして厄介です。

でも私、気づいたんです。こういう嫌味系の人に何かを言われても「その人の言葉が響いてる感」を微塵も出さないようにすればいいんだなと。嫌味を言われて謝ってしまったり落ち込んでしまう姿を見せると「ヨシヨシ、響いてるな」とつけ上がらせ、嫌味は永遠に続いていくのだなと。

だから私は嫌味に対するリアクションを捨て返事だけして、全て聞き流すことにしました。すると嫌味が響かないとわかった女性教官は、徐々に喋り方が変わりました。今ではとてもいい関係です。

それから、やはり心がしんどくなった時は、人に話を聞いてもらうのが一番いいんだなと再確認しました。

ただし話を聞いてもらうのは、話の途中で自分の意見を言ったり、いわゆる“隙自語(隙があれば自分を語る)”をしない余裕のある人に!「自分の方が大変だった」「昔の方が大変だった」なんていう話をされたら、話を聞いてもらった意味がありませんからね。気持ちに余裕があり共感力のある人に話を聞いてもらって、自分の気持ちを整理してリフレッシュしましょう!

あの時の弟の怒りは、私がしっかり聞いてあげるべきだったなぁ。

無事、免許合宿を乗り越え免許を取得したわさびさん。彼女の考え方を1つの参考にして自分の生きやすい人間関係を構築していきましょう!

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