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キャスト新作『マッドマックス』スピンオフ!【ウォッチメンS1】悲惨な過去と向き合うスーパークールなヒロインに共感

車椅子の映画・海外ドラマレビュアーNorikoです。

今回は、過去のトラウマをマスクで隠したスーパークールなヒロイン誕生、DCコミック原作歴史改変SFアクション海外ドラマ『ウォッチメン』シーズン1の見どころや、キャストの最新情報をご紹介します。

実際に起きた社会問題交えた本作は、今年度エミー賞で11部門を受賞しました。

『ウォッチメン』シーズン1


テロ組織、第7機兵隊と戦う自警団の活動に迫る中で、恐ろしくも壮大な計画が明かされ、度肝を抜かれる

キャストに、映画『ビール・ストリートの恋人たち』人種差別事件に果敢に立ち向かう母親を演じ、アカデミー賞を受賞したレジーナ・キング、映画『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』のドン・ジョンソン、海外ドラマ『エクスタント』のルイス・ゴセットJr.

海外ドラマ版の本作は、1921年にオクラホマで実際に起きた人種間暴力のタルサ暴動や、ベトナム戦争など実際の歴史を背景に描かれ、自分のルーツを知り人種差別などのトラウマ抱えつつ突き進む主人公、アンジェラの姿に共感呼ぶ

タルサ暴動の描写が、今、現実社会で起きている人種差別による抗議活動を彷彿させ、一層深く人種差別問題を考えさせられる

現実世界と境目見えない、壮大なパラレルワールド背景に物語が展開、圧倒される

キャプテン・メトロポリスやミニッツメンなど、ダークヒーローのクールな登場、ロバート・レッドフォードが大統領役で登場に胸高鳴る

権力を持ったり持たせたりが本作テーマ。権力持つ事で、悪賢い行いや善い行いが出来る、と製作陣

物事を白黒ハッキリ付けたがる、主人公アンジェラ扮するシスター・ナイトのコスチュームは、シスターをイメージしたクールなデザインに見惚れてしまう

車椅子の人を車の座席へ移動する際の、身体に負担がかかりにくい方法をアンジェラがやっているシーンがあり興味深い(ご参考までに)

企画/脚本/製作総指揮のデイモン・リンデロフ『LOST』は、レジーナ・キングの自宅に脚本を送り、「君しか考えられない」とウォッチメンの合成写真が挟んであった

ジェレミー・アイアンズ『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』は、デイモン・リンデロフとの食事での面談中、喋りっぱなしのデイモンに圧倒されつつ食事満喫。作品への熱意に打たれオファー受けた

レジーナ・キングのスタントダブルはサディークア・バイナム『ブラックパンサー』。製作スタッフの多民族進み、黒人スタントマンやスタントウーマンが増え、今こそ多様な社会へと変わるチャンスだと語っていた


映画『ウォッチメン』

DC作品『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カット版が話題を呼んでいるザック・スナイダーの監督で2009年の映画版は、ニクソン政権を背景に葛藤するウォッチメンが描かれ政治色が強かった(ジェフリー・ディーン・モーガン『エクスタント』『ウォーキング・デッド』出演)



ザック・スナイダーが映画ファンとして観たい、と発言して話題の『ザ・バットマン』の予告編が公開


キャスト

レジーナ・キング『ザ・エージェント』『アメリカン・クライム』

ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世『グレイテスト・ショーマン』『シカゴ7裁判』

ジェレミー・アイアンズ『ホロウ・クラウン/嘆きの王冠』『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カット版

ルイス・ゴセット・ジュニア『ER緊急救命室』『HAWAII FIVE-0』

ティム・ブレイク・ネルソン『マイノリティ・リポート』『アンブレイカブル・キミー・シュミット』

ドン・ジョンソン『刑事ナッシュ・ブリッジス』『ティン・カップ』

ジーン・スマート『24 -TWENTY FOUR-』『FARGO/ファーゴ』

アンドリュー・ハワード『エージェント・オブ・シールド』『TENETテネット』

フランシス・フィッシャー『TOUCH/タッチ』『クリミナルマインド』

ホン・チャウ『ビッグ・リトル・ライズ』『ホームカミング』

トム・マイソン『BONES (ボーンズ) −骨は語る -』『スリーピー・ホロウ』

サラ・ビッカース『刑事モース〜オックスフォード事件簿〜』『ザ・クラウン』

ジェームズ・ウォーク『マッドメン』『ポリティカル・アニマルズ』

スティーヴン・G・ノーフリート『シェイムレス 俺たちに恥はない』『シカゴ P.D.』

アレクシス・ラウダー『オリジナルズ』『ハリエット』

ダニー・ボイド・ジュニア『ストレンジャー・シングス 未知の世界』

ジョヴァン・アデポ『オーヴァーロード』『ジャック・ライアン』

ジョリー・ホアン・ラパポート『まほうのレシピ』

ディラン・ショミング『KIZU -傷-』


ハンディを持つ筆者の私は、人と見た目が異なり特殊な一面見せても差別されず、多様な海外ドラマ情報サイトにて再び、フェアに執筆活動出来る社会であって欲しいと願っている

ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世の最新情報

『ウォッチメン』でカルを演じたヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世の新作に、ダイナミックな壮絶バトル描き、アカデミー賞6部門を受賞した『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の最強ヒロイン、フュリオサのスピンオフ映画『Furiosa』に出演する

共演は、アニャ・テイラー=ジョイ『ピーキー・ブラインダーズ』と、クリス・ヘムズワース『マイティ・ソー』


『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、トム・ハーディ『ピーキー・ブラインダーズ』『ダンケルク』とシャーリーズ・セロン『スキャンダル』『オールド・ガード』が出演

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のコンセプトアートデザインを手掛けたのは、『エヴァンゲリオン』監督の前田真宏



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