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GW、初めてRAW撮影とRAW現像に挑戦

今年のGWに、初めて手探りでRAWデータから写真現像に挑戦。
子供がピクニックが好きなので、家族で外出した時に記録用でミラーレスと付属の標準レンズで撮影をしていましたが、
天気が良かったりすると明暗のコントラストが強くなりすぎて、イマイチだなーと思うことも多く、スマホで撮ることの方が増えていたので一回RAWデータに挑戦してみました。

やってみたことは、ホワイトバランス調整と露光量調整、ハイライトとシャドウ、白レベルと黒レベルの調整、レンズ補正程度です。

まずは、これが何気なくカメラで撮ったままのjpg写真

撮ったままのjpg

子供は明るく撮れていますが、日陰だった周りの建物が真っ暗で重々しい雰囲気が出ています。

やりたいことは、周りの建物を影を明るくしつつ、子供のシルエットが浮き立つ感じにしたい。という、ぼんやりしたイメージだけです。

ホワイトバランスの調整

まずホワイトバランスの調整をしてみました。
この写真の中での中間色は、この色ですよ。って指定をしてあげて写真の色味を、実際の目に見える色と同じように揃えることだと認識してます。※正しいかどうかはわかりません。

撮ったままのjpg
ホワイトバランス調整後

中間色(白と黒の50%ずつなので、グレー)を道路の地面あたりを指定すると、わずかですが色味が変わりました。
全体的に青っぽくなりましたが、道路の色を比べると、実際のアスファルトの色に近くなった気がします。
その他の部分は、暖色が弱くなって、暗くなったようにも感じます。

シャドウの調整

続いて、どうしても気になる周囲の建物の暗さをあげました。ライトの調整箇所でシャドウという箇所があります。主に影になってる黒に近い色を明るく引き上げてくれる調整のようです。

ホワイトバランス調整後
シャドウの調整後

建物の影だった部分が、グッと明るくなり少し重い印象が和らぎました。

露光量の調整

続いて露光量の調整です。パラメータを上げるとグッと明るくなりますが、やり過ぎると白っぽくなりすぎる印象を受けました。
少し明るく引き上げることで、周囲の家は程よくレトロな街並みを感じられるようになったと思います。
ですが、子供の服も明るくなりすぎて浮き立つ感じが薄れました。

シャドウの調整後
露光量の調整後

ハイライト、白レベルの調整

次は子供の背中が浮き立つように、白っぽい箇所を調整してみました。
ハイライトを抑えて、白レベルも少し落としました。

露光量の調整後
ハイライト、白レベルの調整後

微妙にわかりづらいです。色々と調整してみましたが、子供の白い服の背中部分を、ほぼ白色としてデータが記録しているようで、色んなパラメータを調整してみても、白から変化する感じがありません。多分白トビしているのでしょう。RAWデータ撮影時の注意として、後で調整が効かなくなるので、真っ白、真っ黒な部分がないように注意して撮影する必要がありそうです。

レンズ補正で仕上げ

最後にレンズ補正を使用して仕上げです。

撮ったままのjpg
RAWデータ編集後

編集前と後との比較です。
こう比べると違いがわかりにくいですね。周囲の家がしっかり認識できて、影の重さを感じにくくなったことと、全体的な色味が目で見た時の色に近くなったこと、明るく感じること。
まあ撮ったままの画像よりは、パッと初見の印象は良さそうかな。という感じです。

結論、まだまだ勉強が必要そうですが、jpgのデータを補正したりするよりも、画像劣化が少なく、色んな色味調整ができそうです。
RAWデータを編集してみることで、撮影時の対応や気にする部分なども変わって来そうなので、とりあえず継続。

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