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リモート入社で直面した“カルチャーフィット”という課題とGNUS流アプローチ

はじめまして、GNUSでビジネス開発/コンサルテーションを行っているビジネス・アーキテクトの丹羽です(^^)/

早速ですが、今回は世の中に働き方として定着するであろうリモートワーク環境での新入社員の “カルチャーフィット”という課題とそれに対するGNUSのアプローチについてnoteしていきます。

コロナ真っ只中で入社した“リモート社員”

今回記事を書く、私丹羽は2020年4月1日、新型コロナウィルスの影響で全社員リモートワークの体制が敷かれる中、GNUSチームにジョインし、まだ一度もメンバーとは直接顔を合わせていない、いわば”リモート社員”です。
会社用のPC、スマートフォンは郵送で受け取り、自宅の1室が新しい職場となり早2カ月が立ちました。。。
この状況下で僕以外にも世の中には新卒入社含め多くの方がリモート入社を果たしているので同じ境遇の人は決して少なくないはず。
※ようやく非常事態宣言が解除されましたが、しばらくはリモートワークとリアルでの出社を並行してというのがスタンダードとなりそうですね。

“業務”よりもハードルを感じる“カルチャーフィット”

そんなリモートワーク環境下ですが、GNUSはもともと、設立当初から国内外のフリーランスのネットワークの皆さんとの連携も鑑み、リモートでも業務に問題なく取り組める体制づくりがされています。そのため他の会社と比べると制度変更や設備面含めそこまで大きな影響もなく、個人的にも以前の職場でもリモートワークが導入されていたこともあり、新入社員ながら自宅で働くということにはあまり不便はしていません。

一方で、

“カルチャーフィット”

という点でこの2カ月を通して、リモート環境ならではの難しさがあると身をもって実感しています。
ちょっとしたニュアンスや考え方の違いによって起こるすれ違いやそもそもの姿勢の違いなど苦戦することがたくさんありました。。。笑

そしてこれはGNUSだけではなくどこの会社も直面しうる共通の課題なのでは?と考えるようになりました。
特にチームで働くにあたっては個人としての意見に加えて、“会社としての姿勢や考え方”はパフォーマンスを発揮するにあたり非常に重要です。

その企業「らしい」考え方や姿勢、いわゆるカルチャーを新たなメンバーに伝播するのに、これまで何気なく行っていた、
・打合せまでのちょっとした移動時間
・休憩中の他愛もない会話やオフィスでの過ごし方
・飲み会での急な真面目な話
などなど言語、非言語含めた対面でのコミュニケーションが一役を買っていたことにリモートワークを通して企業も社員も気づかされているのではないでしょうか?
※新卒社員の場合は学生の延長でついつい働いてしまうなどの問題が出てきてしまいそうですね。。。

GNUS流“カルチャーフィット”への実験的アプローチ

その中、GNUSでは失われた対面でのコミュニケーションを補う取り組みの一つとして週に1度行われる定例会議で“バーチャルオフィスサービス”の活用をメンバーの誰かしらが毎週のように提案し、実験的に導入を行っています。
1週間試しに使ってみて、定着しそうか、効果が出そうか、使い続けられるかを議論し、これからのNew Normalな環境でのGNUSらしいオープンなコミュニケーション方法を模索しています。
※いっそベストなサービスを自社で開発してしまおうなんて話がすぐに出るのも、GNUSのカルチャーのようです笑

▼実際に試してみたサービスの一部

★Pragli 
https://pragli.com/
アバターチャットを用いたバーチャルオフィス提供サービス

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メリット:アバターを利用しているため、オンラインビデオツール等と比べるとPCやネットワークへの負荷がかかりづらく、常時接続が可能
デメリット:各自ステータスの更新が必要になり小まめに対応をしなければならない?

【検証結果】
ただいま検証中!
出退勤も併せてPragli内で管理できるとバーチャルオフィスとして機能する見立てが立つため、社内ルールなども含め設定を検討中?

★Remo
https://remo.co/
バーチャルオフィスやバーチャルカンファレンス内で会議室や席を自由に行き来できるオンラインビデオツール

メリット:ホワイトボード等が各会議室に設置されており、ちょっとしたブレストに便利
デメリット:PCやネットワークへの負荷が大きく、一部のメンバーがスムースに参加できない、バックグラウンドで開いておくのに向いていない。

【検証結果】
バーチャルオフィスとして常に使用するのにはネットワーク的に少し不向きですが、オンライン飲み会やブレストには便利なため、適宜使用してみています!

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※GNUSでは普段は集まることのできない国内外のフリーランスネットワークの方とのオンライン飲み会の際にも活用してみています!

★Sneak
https://sneek.io/
一定の時間ごとにメンバーの写真が撮影されるグループビデオツール

【検証結果】
記事にもある通り5分に1度撮影される機能があるようで、監視しているようになるのが「らしくない」ということで導入はしないことになりました。笑

これからの時代の“カルチャーフィット“へのアプローチの正解は?

実は我々のなかでも完全な正解は見つかっていません。笑
そしてそれは会社それぞれによって異なるとも考えています。

ただ、どの会社にとってもプラスになると思うのは

とにかく “試してみる” ことです。

いままで誰も経験したことのないこの状況で教科書やビジネス書に正解が載っているわけではないため、自分たちでいろいろと“試してみる”、そして早くフィードバックし、自分たちに合った方法を検証することが、新入社員の“カルチャーフィット”を手助けする近道になるのではないでしょうか?

・どんな話題でも話していい、“カフェ”チャットチャンネルを作る
・他部署の業務に関しても気軽に質問できる空間をデジタル場に作る
・毎日決まった時間にバーチャルオフィスに入りメンバーで談話する
・スタンドアップミーティングを設定して、1日の各自の業務を共有し、お互いの動きを把握する
・1週間に1度はチームで出社し、対面ディスカッションをする時間を設ける

などなど、これからの働き方へのアプローチは各企業それぞれに合った形で色々と考えられそうですね!
GNUSでも日々進歩する技術を生かしながら、鋭意検証中です!
※毎日就業後、1時間だけZoom飲みをする企業が出てきても、社風と合っていれば面白いかもしれません!笑

GNUSこんなこともやっています!※営業です笑

GNUSでは自分たちを実験台にしながら進めた新しい働き方の知見や、これまで大企業での働き方を経験しているチームの強みも生かし、Workstyle Innovation(働き方のDX)に関するコンサルテーションプログラムなども用意しています!
ぜひお気軽にお問い合わせください!

Workstyle画像

今後もGNUSのnoteでは色々なメンバーの視点で世の中の変化や新規事業のノウハウ、テックトレンドの分析や、フリーランス視点での働き方の変化などについて書いていく予定ですので、もしよろしければご登録してみてくださいm(__)m

それでは!

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#リモートワーク #働き方改革 #stayhome #在宅勤務 #社内カルチャー #ワークスタイル #バーチャルオフィス  

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