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無人島でオーバードーズ

スプラトゥーン3の第一回フェス、「無人島に持っていくなら? 道具VS食料VSヒマつぶし」が開催中である。

私は道具派で参戦し、えいえんを取って取り敢えず一段落、といった感じの進捗だ。
長らくスプラトゥーンをやっていなかったので、勘を取り戻しがてら2からの愛用ブキであるスパイガジェットを振り回している。

道具派で参戦した理由は、直感である。
実際に無人島に行くことになったとしてその三択から選ぶとしたら、と考えて、素直に選んだ次第だ。
食料は切れたら終わりだし、暇潰しはそもそも発想すらなかったので、どれを選ぶかどうかはともかくとして、選択の理由としては自然だろう。

この話題、「いい天気ですね」などと並んで会話デッキとして非常にメジャーだが、気軽に聞くにはあまりにも解釈の幅が広い……と感じている。

「無人島に一個だけ持っていくなら?」みたいに聞かれたとき、私のようなひねくれものが最初に考えるのは「一個って何?」という点についてである。

恐らくこの質問が想定している解は、斧にスコップ、保存食、携帯ゲーム機といった類のものだろう。

ここで「クルーズ船」だとか「お菓子の家」だとか言い出す不埒な輩が一定数いて、悲しいことに私はその一員なのだ。
こういう手合いはもはや「無人島に持っていくなら」という質問から逸脱して、「ルールの範疇でどれくらいふざけられるか」を考え始めているので、相手にしない方がいい。
多くの場合自分が面白いと思ってやっているから尚更たちが悪い。

私も自分のことを面白いと思っている悲しい奴なので、「無人島に一個だけ持っていくなら?」と聞かれて多少時間を与えられると、直感で「道具」の類を答えずに「致死量のヘロイン」とか言い出す。
「死ぬ気じゃん」という突っ込み待ちなのが如何にも賤しい。
日常会話でこんな回答しようものなら空気ヒエヒエ待ったなしである。やめたほうがいい。

こんな友達がいなそうなやつでも、スプラトゥーンなら顔も知らない全国のプレイヤーたちとワイワイ遊べるから、やはり任天堂には感謝しなければならない。

スプラトゥーン3、好評発売中。


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