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ドハマリしてしまったインスタ広告「たおりゅう」の魅力

こんにちは。GMOアドマーケティングの媒体事業部、いわまつです。

このnoteは「広告=うざい」をなんとかしたいという思いから始まっており、日々「うざくない広告」を模索して活動しています。

日々広告に触れていると、「これは広告って分かってるけど好き!」と思うものに出会うことがあります。ユーザーにとっても、広告主にとっても面白い広告。それはこのnoteの理想形ですよね。

今回は資生堂ブランド「recipist(レシピスト)」が運営しているInstagramアカウント「たおりゅう(@taoryu_recipist)」をご紹介しようと思います。


広告って分かってるのに、ドハマリ。どうして?

このアカウントを知ったのは、先日渋谷で行われた「INSTAGRAM DAY TOKYO 2019」でした。

「テレビ並みの認知が得れた」。

その時の詳しい登壇内容は内容は上記のURLを見ていただくとして。

すぐにInstagramでフォロー。みるみるうちに「たおりゅう」アカウントにハマってしまう結果に……!

広告だとわかっているのに、どうして「たおりゅう」アカウントにハマってしまったのか? その魅力を、ユーザー目線と、マーケティング目線の両方から考えてみたいと思います。


応援したくなる「カップルアカウント」

たおりゅう」は幼稚園の先生をしている土屋太鳳(たお)さんと、お花屋さんの横浜流星(りゅう)さんがカップルとして同棲している、という設定で作られたカップルアカウントです。

カップルアカウントは、ふたりで1つのアカウントを共有し、運用するという、若い人達の間で少し前から流行ってるSNSの運用方法。TwitterやInstagram、TikTokなどでも見かけます。

投稿内容は、日々の何気ない同棲風景。ストーリーズやフィード投稿で毎日のように流れてきます。ほのぼのとしたカップルがまるでそこに本当にいるかのような。そんなリアリティを毎日楽しめます。

最近トマトがいい感じに色づいてきました。嬉しい。 (りゅう)

あっという間に8月後半😳まだまだ夏を楽しむぞ〜◎(たお🌹)

りゅうくんは朝4時半には出勤するので、毎朝ホワイトボードにメッセージを書いてくれています*
起きてまずそのメッセージを確認するのが、毎朝の楽しみ◎(たお🌹)

カップルアカウントをフォローしていると、まるで「ふたりとも昔からの友達」のような気持ちになるんですよね。クラスメイトのカップルを応援するような。自分がまるでたおちゃんとも、りゅうくんとも友達だったかのような気持ちです。


ビックリするほどに作り込まれた世界観

わたしが「たおりゅう」にハマった理由は、そのリアリティです。もちろん、頭では土屋太鳳さんと横浜流星さんは付き合っていないし、ましてや同棲なんてしていないと理解している。

しかし、このInstagramの中では「頭では分かってるのに、本当に付き合ってると勘違いする」バグに陥ります。

毎月、付き合った記念日に焼き肉を食べるという、たおりゅう。そのために焼き肉貯金なるものもやっているのだとか。「今月はお家焼き肉にしたから、今月の焼き肉貯金は、来月に繰り越し◎」なんて投稿も。設定が細かすぎる……ッ!

ストーリーズはもっとリアルです。本当に目の前にたおちゃんとりゅうくんがいるような生々しさ。リアリティ・ショーを見ているような感覚に陥ります。あれ?これって広告だっけ……?


さりげなく入るスキンケアの投稿

もちろん、「レシピスト」のプロモーションアカウントですから、スキンケアシーンの投稿も入っています。

しかし、これが自分のフィードに流れてくる頃には、すっかり実在するカップルを応援するような気持ちになっているんですよね。

もしかしたら、世の中のどこかに「レシピスト」を使っているこんな素敵なカップルがいるのかもしれない。そんな気持ちにさせてくれるのです。


完璧なものが溢れる時代だからこそ、リアルを求める

今や、スマホひとつで「盛れる」時代です。かわいいは作れる。インスタ映えのする食べ物。フィルタひとつでかわいくなれる顔。長くなる脚。細くなるウエスト。素晴らしい(と思われる)商品やサービスも、スマホひとつで手に入ります。

完璧に美しいもの、優れているものが、世の中に溢れるようになりました。

だからこそ、人々は「加工される前のリアル」を求め、応援するのかもしれません。日本は世界の中でも有数の「インスタストーリー」を活用する国なのだそうです。ストーリーはフィルタも使えない。

緻密に伏線が練られた恋愛ドラマよりも、「バチェラーシリーズ」のようなリアリティドラマが人気が出る。クラウドファンディングで作り手を応援したくなる。すでに出来上がった完璧なものより、誰かを応援し、その世界に自分を投影したくなる。

そんなわたし達の欲望を、「たおりゅう」は満たしてくれているのでは、と思うのです。


ますます目が離せないんですが

昨日、たおりゅうに新しい投稿が。

今日はとても夕焼けが綺麗でした。

ここ最近は、いろんなことを話し合って、たくさん考えて、お互い納得のいく選択ができました。

りゅうくんは留学先で、わたしは日本で、
それぞれの夢のために頑張ろうって決めました!

すぐ側で、とはいかないけど、
離れた場所からでも、りゅうくんの夢を応援していきます。

いつかこの選択をしたことが、
お互いにとってよかったね、って言える日が来ると信じてます。

これからりゅうくんの出発までの間、
今まで以上に2人の時間を大切にしていきたいな。


2人のしあわせが、咲きますように。



(たお🌹)

たおりゅうアカウントはこれで終わってしまうんでしょうか? もはや広告というよりも、ひとつのリアルを見届けているようで、ますます目が離せない。ぜひみなさんもチェックしてみてください。


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インターネット広告を「あやしい」「不快」と思っている人にこそ読んでほしい。インターネット広告業界の裏側を紹介しつつ、本気でインターネット広告をより良くすることを夢みるノート。 【運営会社】GMOアドマーケティング株式会社(https://www.gmo-am.jp/
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