嫌われる勇気

最近読み返したまたまた有名な本です。

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ほとんど内容を忘れていましたが、読んでいるうちに思い出し、前回読んだ時と自分の状況も変わっているので、響いた箇所が変わってました。

購入したきっかけは、もともと周りの目を気にする方で、もっと自分に正直に生きるにはどうすればいいのか、と思っていたのでタイトルが気になって購入しました。

気になったところはいくつかあって、まずは承認欲求について。

承認欲求が自分を縛っていると書かれていて、自分にはそこまで承認欲求なんてないと思っていたんですが、深層心理に問いかけると、人の目を気にするってことはどう思われてるか気になる、できない奴だと思われたくない、だから緊張するんだ。

そう気付くとむしろ承認欲求が強いんだ、だから人と一緒に仕事をすることが苦手なんだと思いました。

承認欲求が強い、認めたくはなかったけど、自分と向き合うと何が問題かわかりどうすればいいかが少し見えてくるので意地を張らず素直になることも大事だなぁ〜と思いました。

人間関係について。

人生における悩み事の全ては人間関係である。

本当にそうだなぁ〜と思いました。劣等感を感じるのは「他者がいる」からで比べることで人は劣等感を感じる。極端な話世界に自分1人だけなら自分がいいか、悪いかなんて判断がつかないし気にもならない。それは比べる相手がいないから。

逆に優越感も他者がいるから感じることができる。

他人を意識せず生きることは難しいけど、この本に書いてあるように他人が自分の人生を決めているわけではなく、全て自分が決めたことで「今」がある。自分にコントロールできない他者の問題は気にしてもしょうがないってのは今この歳になったからなんとなく理解できました。

だからといって全て割り切れるわけではないけど随分気持ちは前向きになれました。

嫌なことや、嫌な人がいても、そこにいるかどうかは自分が決めている。いつでも環境を変えることができるし、気にしないと決めることもできる。

これは1年前に転職して、友達もいない土地で、年収も半分になってもあんまり幸福度は正直変わらないこと、あんなに腹立つ出来事や、人がいたのにほとんど忘れてしまってる現状が、人は多少お金が減ってもどこでも生きていけるんだ、嫌なことがあっても環境が変わり今を生きてると忘れるんだ、と実感したので素直に本の内容が入ってきました笑

環境を変える勇気さえあれば何か起きてもそこにいるのは自分が選択しているからだ、と思うとそんなに腹も立たなくなりました。

そんな中でも今回一番心に刺さったことは

「人生とは連続する刹那である」

という言葉でした。

だいたいは、先に目標があってそれに向かって頑張る。

目標があるから今を頑張れる。

って思うんですが、人生は線ではなく点である。

「今」を一生懸命生きるから「先」がある。

「今」を必死で生きるているうちに気づいたらその場所に立っている

確かに、目標があってそれがだいぶ先のことだったりすると、今を疎かにしてしまう日がでてきてしまう。

しかし、「今」を必死で生きている人は今、この瞬間を無駄にしない、明日でも間に合うとか、いついつまでにやればいいとかではなく「今」必死で取り組んでいる。

確かにそうだな、と思いました。今webの勉強を続けていて、1年で副業として稼げれば、と思ってやっているんですが、期限がどうとかではなく、やると決めてから毎日必死で目の前の課題をこなしていたら結果何倍も早く目標を達成できてただろうなぁ〜と思います。

今の自分に一番足りてないことだと感じました。先のことを考えすぎて今をなんとなく過してしまっている。

「人生とは連続する刹那である」

これを胸に刻んで「今」を一生懸命頑張ろうと思います。







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