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「これならわかる!」賞金総額3億円の大会についてeスポーツ初心者がかみ砕いて解説してみた

※このnoteは2020年11月に書いたものになります※

おはうぇる!ウェル子さんです!
最近かかとのカサカサが気になる…冬、苦手です。。。

というわけで今日はeスポーツにな関するナウくてホットなニュースをわかりやすく説明しちゃいます!

今週の超大型ニュースと言えばこちら。

そう、人気スマホゲーム「PUBG MOBILE」で”賞金総額3億円”のリーグがなんと、”NTTドコモ”主催で行われるというニュース。
※ドコモからの公式文章はこちら

”賞金3億円”っていうのに目がいきがちだけど、他にも「賞金とは別に、プロ選手全員に対して年間350万円以上を保証」とか、今のウェル子が知りうる限りではかなり破格の待遇だと思うんですよ。

そんな感じでこのニュースひとつをとっても、読み込むとかなり面白要素が多いのです!
あとは「お金」とかわかりやすい話だと、「このゲーム遊んだことない」って人でも興味を持つなぁと思って。

前説が長くなりましたが、今回は「eスポーツ初心者」であるウェル子さんが、「PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE」のリーグ資料を「eスポーツ初心者目線」で読み解いていきたいと思います!

チームを組みたいガチな人向けというよりも、「こんな条件でチームが組めるんだ!来年のリーグ楽しみー!」くらいの感じであたたか~く見てくださいね。笑

さー!早速いってみよー!!!

■表紙「PUBG MOBILE JAPAN LEAGU」リーグ概要

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表紙はとてもシンプル。
そして11月5日にこの「PUBG MOBILE JAPAN LEAGU」がドコモより発表されました。

ちなみに今さらですが…

「PUBG MOBILE(ぴーゆーびーじー もばいる)」
「PlayerUnknown's Battlegrounds(プレイヤーアンノウンズ バトルグラウンズ)」のスマホ版です。※一番最初はPCゲームとして出たぞ!
100人のプレイヤーが一気に無人島にパラシュートで降り立って、島の中で拾える銃やらアイテムを拾って最後のひとりになるまで闘うという至ってシンプルなゲーム。
友だちと一緒に遊べるモードもあって、2人チームだとDUO(デュオ)、4人チームだとSQUAD(スクワッド)と呼ぶよ☆

今回はモバイル版のリーグですが、PUBG自体はPC、PS4やXboxでも遊べます。
物資の中ではもちろん銃が重宝されるんだけど、個人的にはフライパンが好きで拾って腰につけてました。(後ろから撃たれた時にフライパンで時々弾いたり出来る。)

■チーム公募スケジュール

1枚目

「我、リーグに出場したい!」というチームを募集するためのスケジュールです。

この資料1枚目の上の方にある「ロースター登録」の意味ですが、「チームの公式戦に出場できる資格を持つ選手枠のこと」だそう。
※wikiより

取り急ぎウェル子は出場チームが決まった後の1月下旬に予定している「全選手研修会」とかが気になる。。。
日々炎上でポイズンな世の中だから、公式リーグの選手としてのツイッター上や普段の振舞い方とかも習うのかな。。危機管理的なことは長くリーグを続けていく上でとても大事よね!

■リーグスケジュール(予定)

2枚目

・年間2フェーズ制(2月~4月と7月~9月)
・年間合計:100試合
・試合形式:SQUAD(1チーム4人プレイで16チームが同時に対戦)

ってことは、単純に約3か月で50試合(100試合を2フェーズで割った)やるってことか!ちなみに1フェーズ(3か月間)のうち、試合をやるのは12日間で、1シーズンだと24日間(12日×2フェーズ)だそうです。

募集チームが数16チーム、1チーム4人、16チーム×4人の合計100人が総当たり。面白くなりそうだ…!

・1フェーズ(3か月)で50試合だと、1か月16試合くらい
・3か月の中で試合日は12日間ある

これだと、期間中はほぼ毎週末やるのかな~と想像しています。(クラロワリーグみたいな感じね!)

■賞金

3枚目

みんな気になるお金の話!よっ!お金!!!
■シーズンランキング賞金総額:約1.58億円
■1日ごとのランキング賞金:1日当たり約568万円

たしても全然総額3億にならないじゃん、って???
ちゃうで!リーグ期間中は、「1日あたり総額568万円の賞金が順位に応じて振り分けられ」るのです。

なので、「568万円×24日間(リーグ日数)=約1.36億円」となります。
■シーズンランキング賞金総額:約1.58億円
■1日ごとのランキング賞金の合計:1.36億円
合計で…約2.94億円となるのです!!!

これでもまだ3億に足りないって???そう焦りなさんな。
たぶんリーグが終わる時にMVPとかの形で個人、チームに賞金が用意されているのかなと思います。
ふーん、すごいじゃん…!!!

シーズン賞金も1位だと1億円、2位だとその4分の1である2,500万円、ちなみに15位、16位は0円です。夢あるなぁ。

■チームの参加条件

4枚目

ここはあまり深く触れませんが、

・1年に1回、所属チームメンバーの健康診断の実施!結果を運営に報告すること!
・登録選⼿が⼗分な練習および試合が実施可能であると当社が認める環境を⽤意できること!

というのも参加条件に含まれております。

選手がどんな環境で練習しているのか、健康状態はどうなのか、っていうのをリーグ側でも把握してくれるのは、選手が長く活躍するためにも大切かと思う…!良き!!!

■チームへの支払いに関して

5枚目

またもやみんな気になるお金の話!

パチパチパチッ(電卓叩く音)

「せやかて工藤!リーグからチームへの支給額は1チーム最大2,500万円や!16チームあるから、2,500万円かける16で、全チーム分の合計が4億円…だと?
賞金だけで3億、チームへの支給で4億…合計7億円や!!!」

ドコモがこのリーグにすんごい力入れてるのがこの金額感からもわかるよね…!
ちなみに7億あれば、iPhone 12 Pro Max(128GB)が4910台買えます(やめなさい)。

さらに!このリーグが盛り上がってたくさんの協賛企業がついてくれたりすれば、チーム支給額は2,500万円よりもっとたくさんもらえる可能性も…!(資料のチームへの支給②の部分)

リーグ自体をみんなで盛り上げて(感想ツイートしたりとか)、リーグに興味を持ってくれる&協賛してくれる企業を増やしていけば、チームに入るお金も増える可能性があるのです。

ひとりひとりの発信は小さくても、みんな集まれば大きくなるよね!
リーグを応援することが、チームを応援することにつながるのです!

…っと〆っぽい雰囲気になりましたが資料は続きます。さくさくいきます。

■選手区分とリーグからの支払いについて

6枚目

選手として出場できる人は…
・満18歳以上(高校3年生ってどうなるんだろう…)
・1チーム当たり最低5名、最大7名まで選手登録可能(4名1チームで戦うけど、そこに最低1人は補欠用意してねー!、ということか)

選手1人あたり最低350万円は年俸として保証してね、というルールも。
その他お金のことに関しても、
「試合出場に必要な宿泊・交通費、他にもチーム運営にかかる諸経費についてはチームの負担だよ!」
とか、選手個人に負担がかからないようにする取り決めも。
こりゃ金銭面である程度体力のあるチームじゃないと運営出来ないね。。。選手以外にもリーグとの窓口担当になる人も必要だったり、練習にかかる費用とか、想像以上にお金がかかると思います。

・選⼿はPUBGおよびPUBG MOBILE以外のゲームタイトルの⼤会に出ることを禁ずる。
ともあるので、他タイトルで現在活躍している選手はリーグに出るのならPUBG MOBILEに全集中してね、と!!!

■ロースター&アクティブ・ロースター登録に関して

7枚目

8枚目

■ロースター登録とは
チームの公式戦に出場できる資格を持つ選手枠のこと(※wikiより)
「アクティブ・ロースター」は実際に試合に出場する選手のことかと!

・最大7人まで選手登録出来る
・その中から実際に試合に出るメンバーとして5人(スターター4名+補欠1名)を試合2日前までにリーグに申請する
・海外の選手は1チーム2名まで

他にも「選⼿数は5名以上を維持すること。」とも。4名ギリギリだと、ひとりでも欠席になると出場出来なくなっちゃうからね。。

■移籍・トレード

9枚目

交渉する時期にも決まっていました!リーグが終わった後の3か月間です。
そしてチーム間での期限付きの移籍・レンタルはNG!!!

1シーズン選手たちの活躍を見て、リーグが終わった後に交渉。
次リーグでは推し選手がチーム移籍している可能性も…!?移籍金に関して、リーグに納付はないけど、事前に額をリーグに伝えておく必要はあるのかな…???

■事業全般、広告、ユニフォーム

10枚目

ここは「リーグ側は大会に関してこんなことをやりますよ~!」というのがずらーっと書いてあります。オフラインイベントとかも安全面を考慮しながら今後やるのかな(ワクワク)

あと、ユニフォーム規定はちゃんとあるそうです。
デザインは基本チームに任せると思うのですが、統一感を出すなら、ユニフォームのデザインに使っていい色の数とかも制限するのかな。

■チームスポンサー&チーム名

11枚目

もちチームにスポンサーつけるのもOKです!!!
人気チームになれば大きなスポンサーつきそうだよね…!なんて言っても、ドコモ主催の年間賞金額3億の大会に出ているチームだしね…!

しかしながらこの「スポンサー」についてもリーグの事前チェックが必要です。
例えば、リーグが既に「飲料メーカーA」とスポンサー契約を結んでいたら、チームが同じ業界である「飲料メーカーB」とスポンサー契約を結ぶのはNGだそうです。
こうなるとチームとスポンサー締結できるジャンルって結構限られそうな予感。。。

あとはやっぱり10代のプレイヤー、ファンや選手もいるだろうから、アルコール、たばこ、賭博とかはスポンサーはNGです!!!

チーム名とロゴに関してもある程度制約が。
事前にリーグチェック入りまーーーす!!!(ピーッツ)
どういうチーム名がNGなのかすごく気になる。。。

「ミッキーマウスと仲間たち」とかは絶対NGじゃん。
「全集中!生き残りの呼吸!」とかちょっとグレーな感じするよね。。
「山本☆美智子」みたいな個人名はどうなんだろう。。。

というわけで気になる点も多くあるのですが取り急ぎ資料は以上です。笑

駆け足になりましたが、ウェル子さんが読んで気になった点をちょろっと調べたりしながら解説(ってほど解説はしてないけどw)しました。

改めてリーグの規模感にびっくり。そして来年2月からの開催が楽しみ!!!
どんなチーム・選手が出揃うのだろうか…。年間まとまった金額をもらえる前提なので、今取り組んでいるお仕事を辞めて参加する社会人だっていると思います。

本気でぶつかってくる企業が増えれば、そこに本気でぶつかってくる人も増えるな、と!

今後の展開を一緒に楽しみに待ちましょう☺
ちなみにPUBGはシンプルなルール(最後のひとりになるまで戦う)なので、見ている方も楽しいかと!

ゲームが上手い人が称賛される世界がどんどん大きくなっていると思うと嬉しくて震えちゃうね。
というわけで今回はこの辺でお別れです。最後まで読んでいただきありがとうございました★

(最後の駆け足感半端なくてすみません…!笑)

ウェル子@17歳と忘れた
※タイトルの画像はこちら、そして資料スライドはこちらからお借りしました。