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0~2歳向け・積み木で遊び尽くそう! Sophia

どのご家庭にも必ずあるおもちゃといえば「積み木」ではないでしょうか?

買ってはみたものの、遊びのバリエーションが分からず、どうすれば良いのかイマイチわからない…という声を聞いたことがあります。そこで今回は、様々な積み木遊びについて書いていこうと思います。積み木自体にも様々な種類がありますが、今回はオーソドックスな積み木(立方体や直方体、円柱や三角柱などがある積み木)で遊ぶことを想定して書いてみます。

対象年齢は0歳〜2歳です。それ以上の年齢になると放っておいてもある程度は自分で遊べるようになるのですが、この年齢のお子さんに対しては親からの働きかけが必要になるためです。

 

わたしが積み木を子供にプレゼントしたのは、1歳になって迎えたクリスマスでした。今となっては、もう少し早くに与えても良かったかなと思っています。親が遊んでいる様子を見せる(これも立派な知育遊びです!)のであれば、おすわりができる頃あたりに購入しても良いと思います。積み木は買ってすぐにたくさん遊ぶという類のおもちゃではなく、じわじわといろんな遊びが出来るようになってくる、何年もかけて様々な遊びに利用出来るおもちゃです。「全然興味を示さない…」という場合であっても、たまに見せたり触らせたり、手の届くところに置いてみたりしてください。

今回は月齢別ではなく、レベル別に書いていきます。発達はそれぞれ違うものですし、興味も子供によってまったく違いますよね。我が子に合う遊びはどれかな?と、色々試してみてください。

 

◆レベル1

【並べるのを見せる】

子供の前で積み木を並べていきます。ただそれだけなのですが、実はいろいろな工夫が出来るんです。たとえば「いち、に、さん…」と言いながら並べれば、数のインプットに。「赤、青、黄色…」と積み木の色を言いながら並べれば、色の名称がインプット出来ます。並べ方も「横に並べるね」「縦一列に、整列!」なんて声かけをすると「縦・横」の概念も伝えられますね。

 

【積むのを見せる】

子供がまだ自力で移動しないようであれば、安全な距離をとりながら高く積むのを見せるのも楽しいです。「○○ちゃんよりも、高いね!」と、子供と目線の高さを合わせて一緒に積み木タワーを見上げてみてください。その隣に積み木を低めに積んで、交互に指差ししながら「高い/低い」を見せてあげましょう。

「並べるのを見せる」でも書いたように、数や色をインプットしながら積んでみても良いと思います。

 

【こわす】

安全を考えて低く(3つ程度)積みましょう。親が積んでは子供が壊す、というのを繰り返します。何も言わなくても進んで壊しにくる子だったら、飽きるまで繰り返しましょう笑

きょとんとしている場合は、まず親が子供の前で「せーの!」と言って壊します。「せーの!」で壊せるということは、その言葉までは待つ練習にもなります。スタートとストップが理解でき、その通りに出来る(特に待つことが出来る)練習は、例えば道路に飛び出さないで待てるなど、子供の身の安全を守る上でも役立ちます。

 

【カチカチ、すべすべ】

積み木を二つ手に持って、カチカチ音をならします。当たる部分が違うと音も違うんですよね。形を変えたらどうなる?など、子供の前で色々な音を鳴らしてみてあげましょう。ぶつけ合わずに擦り合わせるとまた違った音や感触です。お子さんの目の前で楽しく遊んでいると、きっと真似してくれます。

◆レベル2

【容器に入れる/出す】

積み木よりもサイズが大きい容器を用意して、床に出した積み木を拾って入れてもらいましょう。最初は親が容器を持って「ここに入れてね」とお願いします。わからなさそうだったら、自分で拾って入れる様子を見せます。入れ終わった後は、空っぽになるまで一つずつ取り出してもらっても良いですね。「入れる/出す」の作業です。

一つの容器にひとつずつ入れるようにする遊びでは「ぴったり同じ数だね」「積み木がひとつあまったね」「容器がひとつ足りないね」など数の多少の導入(意識を持たせること)が出来ます。

 

【自分で積む】

積み木を積む作業は簡単なようで、子供にはけっこう難しいものです。限られたスペースに狙いを定め、上からそっと積み木を置かなくてはなりません。上手に積み木から手を離すことも、子供にとってはまだ難しい動きです。

積む作業に慣れていない場合は、下の積み木がズレないようにそっと押さえておいてあげると少し積みやすくなります。いくつか積みたがる場合は、子供に気づかれないように積み木のズレを修正するなどのサポートをしてあげても。サポートの手は子供の様子をみて緩めていきましょう。

 

【「同じ」を選ぶ】

たとえば色の取り組みをするならば、3色ほどの積み木と、それぞれと同じ色の折り紙を用意します。折り紙を床に置いて「積み木を同じ色のシートに乗せてあげてね」とお願いします。

数の取り組みにするならば、数字かドッツのカードを用意して「同じ数だけ積み木をカードの上に置いてください」と。

お勉強っぽくなるのを嫌がる子には、エプロンをつけてあげて「お店屋さんごっこ」として取り組んだり、カードを家の中の様々な場所に置き、積み木はリュックの中に入れて背負ってもらい、宝探しゲームのように取り組んでもらうなどの工夫をしましょう。

 

【一緒に作る、子供が完成させる】

親がお城を作ります。お子さんと話し合いながら、子供だけでは作れないほどの豪華な、大きなお城を作りましょう。「やりたい!」と言われたら参加してもらいましょう。最後のひとつのピースはお子さんに置いてもらってください。話し合いをする中で「こんな風にしたい」ということを伝えるために、頭をフル回転して言葉を選んでくれます。

次回はもう少しレベルを上げた遊びをご紹介します。今回よりも少し知育要素が強くなります。

「うちの子が楽しく遊べるのはどんな遊びかな?」「どんなアレンジを加えたらもっと楽しんでくれるかな?」と、色々試しながらおうち知育遊びを楽しみましょう!

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