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コロナ危機とショック・ドクトリン~新自由主義の原理【英語で学ぶ大人の社会科】 K's Bar 第6&7回 7/12(日)&7/15(木)20時~@オンライン

災害や危機の時ほど民主主義を守る必要がある。英語上級者にお薦めの知的イベント!

ショックドクトリンー新自由主義の原理

第6&7回はNaomi Klein(「ショック・ドクトリン」の著者)の記事を利用予定です。

Naomi KleinのThe Guardian紙の長文記事のタイトルのすぐ後についている以下の序文の導入文を読んで、まるで日本で現在起こっていることのようだと思った方は少なくないのではないでしょうか。

After a crisis, private contractors move in and suck up funding for work done badly, if at all – then those billions get cut from government budgets. Like Grenfell Tower, Hurricane Katrina revealed a disdain for the poor. By Naomi Klein

The Guardian

この記事は2017年に発表されたものですが、Naomi Kleinが提唱した「ショック・ドクトリン」の理論は世界がコロナ危機に瀕している今こそ、改めて注目すべきテーマだと思います。元々は2005年に米国を襲った大型台風ハリケーン・カトリーナ後にその混乱に乗じて政府に近い企業が多大な利益を得た上に、実際の被害者たちはほとんど救済されなかったことを告発した著書から導き出された理論でした。むしろ、これらの危機が実は政官財の癒着を強める働きを持ったことをKlein氏はその著書のなかで描き出しています。この理論を使い、改めてトランプの米国大統領就任と英国の高層公営住宅の火災後の政治経済を分析したのが、Klein氏のThe Guardianへの寄稿記事です。

第6&7回 Naomi Klein: how power profits from disaster

記事の内容はPodcastでも聞けます。ショック・ドクトリンの理論について簡潔に説明されています。

Naomi Klein: how power profits from disaster – podcast

第6回は前半部分、印刷した場合の4ページ終わりまでについて議論し、第7回は後半5ページの部分について議論を進めていきます。

設問は参加申し込み者にのみ送付します。過去のワークショップと同様の設問を設定しますので、以下のマガジンの記事を参考にしてください。

【英語で学ぶ大人の社会科】世界の知性が語る現代社会

コロナ危機とショック・ドクトリン~新自由主義の原理【英語で学ぶ大人の社会科】 K's Bar 第6&7回:オンライン

【英語で学ぶ大人の社会科】K's Bar 第6-1回 コロナ危機とショック・ドクトリン~新自由主義の原理(オンライン開催)2020/7/12(日) 20:00 ~ 21:30


【英語で学ぶ大人の社会科】K's Bar 第6-2回 コロナ危機とショック・ドクトリン~新自由主義の原理(オンライン開催)2020/7/15(水) 20:00 ~ 21:30


【英語で学ぶ大人の社会科】K's Bar 第7-1回 コロナ危機とショック・ドクトリン~新自由主義の原理(オンライン開催) 2020/7/26(日) 20:00 ~ 21:30


【英語で学ぶ大人の社会科】K's Bar 第7-2回 コロナ危機とショック・ドクトリン~新自由主義の原理(オンライン開催)2020/7/29(水) 20:00 ~ 21:30

【チケット】


定員: 10名

参加費は500~2,350円です。サロン・ゴールド会員の割引他、回数券もご用意しています。6カ月の新規サロン会員権の購入(更新も含む)の方の初回参加費は無料です。

申し込み後(開催日前日)、メールにてビデオ・リンクもしくは招待状を送ります。オンラインでは、通信上の問題が発生する場合がありますが、不具合の場合、次回無料で参加できます。キャンセルの場合も次回への振り替えになります。

申し込みはYahooチケットの他、銀行振り込み/事務所にて支払いでも可能です。初回のみ申込用紙を以下のサイトからダウンロードして振り込みをお願いします。一度設定すると後は申込書無しで銀行振込+電子メールで参加日の連絡を頂くだけで申し込みが可能になります。

【場所】 オンライン

オンライン(インターネット接続+マイク付きイヤホン+PCもしくはタブレットorスマホを準備願います)。Gmailをご用意ください。

ワークショップは気軽に使えるGoogle Meetを使って英語での議論に取り組みたいと思います。グローバルな政治や経済に関するテーマですが、大変興味深い内容ですので、ドリンク片手に気軽にご参加ください。参加費は初回は特別価格です!

1)メインでは以下のオンライン会議システムを使います。

Google Meet(Gmailとリンクしています)

【ビデオ会議システム】Google Meet

ビデオ会議の利用にはGMailアカウント及びマイク付きイヤホン(携帯電話購入時に付属品として付いています)、PC又はタブレット・スマートフォンなどが必要になります。使い方はGoogle Hangoutと同じですが、PC以外だとアプリのダウンロードが必要な場合がありますので、事前に動作の確認をお願いします。またGoogleカレンダーもダウンロードしておくと便利です。

申込を受けるとGoogleカレンダーに招待状を送りますので、そちらにアクセスして、予定上のGoogle Meet に参加するをクリックし、マイク・カメラを設定しておいてください。使い方は以下のサイトを参照してください。

ビデオ会議ツール「Google Meet」の利用方法

オンライン・サロン& noteゴールド会員について

現在、オンライン・サロン「朝英語の会@京阪神~The Japan Times 紙記事について議論する~」とnoteサークル「英語で学ぶ大人の社会科」の会員を募集しています。サロン会員とゴールド会員は全てのワークショップに割引価格で参加できます。

【オンラインサロン朝英語の会@京阪神】
「朝英語の会@京阪神~The Japan Times紙記事について議論する」を始めました。京都・大阪・神戸で開催される「朝英語の会@京阪神」共通のサロンです。詳細に関しては以下のリンクを参照してください。

【英語で学ぶ大人の社会科】
noteのメンバーシップを始めました。もっと社会問題について学びたい、英語のスキルを進化させたいという方のための一石二鳥、欲張りなサークルの立ち上げを目指しています。ワークショップだけでなく「大人のための社会見学」も計画中!メンバー募集中です。

【英語で学ぶ大人の社会科】

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