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聖書の預言 黙示録編「黙示録が示す終末と現代の世界情勢」

聖書の預言 黙示録編
「黙示録が示す終末と現代の世界情勢」

黙示録には、終わりの時の預言が記されている。

1.黙示録とは

イエスの12弟子のひとり、ヨハネが書いたものである。
ローマ帝国支配の中、クリスチャンたちは、
激しい迫害、殉教の歴史が始まる。
その中で、弟子であるヨハネもイエスを証していたため、
エーゲ海にある囚人収容島パトモス島に流される。

ヨハネの黙示録とは、
ヨハネが夢を見せられて、神の黙示をまとめたものだ。
黙示録にはいくつもの幻が登場するが、
全く同じ事象について見せられたものである。
※決して時系列ではない 一つのことをあらゆる描写で教えてくれている。

〇黙示録の構成
1章(序文)
2章・3章 7つの教会へのメッセージ
4章以降 今後起こることについての幻

2.偽ユダヤ人の登場

黙示録2:9~10
「ユダヤ人と自称してはいるが、その実ユダヤ人でなくて
サタンの会堂に属する者たち」

前回の記事でもまとめたが、全世界を実質的に支配しているのは
悪魔を崇拝する偽ユダヤ人である。
アブラハムの血統ではない偽ユダヤ人の登場を
すでに黙示録には預言されていたのだ。

3.海から上がった獣「ローマ教皇」

黙示録13章
「わたしはまた、一匹の獣が海から上って来るのを見た。
それには角が十本、頭が七つあり、
それらの角には十の冠があって、
頭には神を汚す名がついていた。
わたしの見たこの獣はひょうに似ており、
その足はくまの足のようで、その口はししの口のようであった。」

ここで登場する獣はダニエル書で解説した獣の集合体である。
とは王国、あるいは宗教的・政治的体制を象徴しており
大衆を意味している。
また、黙示録にはこのように記されている。

「龍は自分の力と位と大いなる権威とを、
この獣に与えた。」

とはサタン・悪魔のことを意味しており、
かつてのローマ帝国に匹敵する権利を与える、ということだ。
ダニエル書で学習したとおり、これらの特徴をもち
かつ、全世界に多大なる影響を及ぼしている存在。
この獣の正体は→「ローマ教皇」である。
その根拠地である「バチカン」「イエズス会」と証明されている。

海から上がってきた獣の正体はローマ教皇であることを証明した。
黙示録はさらに続いている。

次の記事に、黙示録13章の続きの内容と
世界情勢がどのように動いているのかを対比してみていく。


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