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パーソナルストーリー #1 岡本紘治さん

【プロフィール】
グローバル人材戦略研究所との関わり:インターン生
名前:岡本 紘治
所属:東京外国語大学 スペイン語科 
現在アルゼンチンに学部留学中(経営学部)(2022年4月時点)

💡インターンを見つけたきっかけ

大学2年生の時はアルバイト先でバイトリーダーをしていましたが、3年生になると後輩に譲ることになっていたため何か新しく始めたいなと思ったこと。またスペイン語の集中的な勉強の忙しい大学1、2年が終わり、余裕ができたこと。さらに4年生時に予定される学部留学をより充実したものにするヒントを得たいという思いから、インターンを探し始めました。

📍惹かれたポイント

まずは仕事内容です。インターン募集ページに書かれている仕事内容の中に「研究資料、統計資料の作成」というものがありますが、これは将来どのような業界の職に就いたとしても必要になってくるものだと考えました。他のインターンシップ先でもこの仕事はできますが、グローバル人材戦略研究所が他と違うところは「得意分野、興味のあることで貢献できること」です。そのためモチベーションを高く保ったまま業務を行うことができます。そのような環境がとても魅力的でした。
そしてもう1つは募集ページに自分の通う東京外国語大学の先輩のOGコメントが載っていたことで安心感が湧きました。

🗄実際に働いてみた職場の印象

いい意味で緊張感のある職場だと感じました。スケジュールや服装などの面で体制としてすごく自由度がありますが、やるときはしっかりとやるメリハリのある環境だと思います。

📁業務内容

留学前約10ヶ月勤務したうち、初めの2、3ヶ月は研修資料の配置やフォントなどのフォーマット整理、また得意の英語を生かした翻訳などを行なっていました。次第に1から研修資料の内容作成を任されるようになりましたが、その中でも最も印象に残っているのは、CSR調達についての資料作成です。大枠は決まっているものの、自分で調べてまとめると言う作業はとても難しいものでした。しかしこまめにニュースを見て、日々自ら情報収集することの大切さを学ぶことができた貴重な体験だと思います。そして後半はExcelを使ったアンケートやコメントシートなどから統計資料を作成も任せてもらうことができました。

CSR(Corporate Social Responsibility)… 企業が社会の一員として社会と企業の持続発展を目指して、経営戦略の中核に位置づけ、さまざまなステークホルダーとの相互交流を深め、経済・環境・社会問題について、社会の信頼を得るために果たすべき自主的取り組みである。
参考:松本恒雄、田中宏司「第1巻CSRの基礎知識」2005年

CSR調達 …調達先であるサプライヤーに対し、何らかのCSRにかかわる調達基準を提示し、それに対する遵守を要請して行く行為。
参考:藤井敏彦、海野みづえ「グローバルCSR調達 サプライチェーンマネジメントと企業の社会的責任」2006年

👤代表 小平について

ダメなところはダメ、良いところは良いとはっきりと教えてくれる、真っ当な評価をしてくださる方だなと思います。自分に足りないところを明確な言葉で伝えてくださるため、モヤモヤした気持ちもなく、アドバイスが次の行動に繋がっていくなと感じます。またしっかりと指摘してくださるからこそ、「君のここがいいからこれからどんどん高めていけるといいね」というお言葉がとても嬉しかったです。

📈インターンでの最大の学び

前述の通り、代表である小平さんは私の良い部分は褒め、私のダメな部分はちゃんと指摘してくださいました。私の短所は考えすぎるあまり「Try」をすることができないことでした。「こうしたらもっと良くなるのでは?」、「この内容を加えたら良いのでは?」と考えてはいても、そんなことは求められていないと勝手に考えてしまい、実際に行動に移すことができませんでした。そんな僕に対して、小平さんは「考えていることややってみたいことがあるなら実際にやってみたほうがいい」、「Try and errorしてみてはどうだろう」と教えてくださいました。

加えて社会で今何が起きているのか、またこれから何が起こるのかなど時代の流れを常に気にすることの大切さを学びました。身の回りのことにアンテナを張ることを心がけるようになり、大学の勉強に対してもモチベーションが上がりました。また留学先においても、現地で気づいたことや学んだことを、どんな小さなことでも記録しておこうと、日記やブログを書き始めました。社会に興味を持ち、時代を知るのは難しいことですが、企業に入っても重要だと思っています。学生の今の段階から様々なことにセンサーを立て、吸収していきたいと思います。

🛤インターンのその後

上記のようなインターンでの学びは、留学先でも生かされています。まだアルゼンチンに来て3週間ですが、スペイン語をしっかりと学び、着実に慣れていく環境づくりを進めています。その中でもやはり異国の地で言葉が通じないこと、日本とは違う文化に不安や焦りを感じることは多々あります。しかし小平さんが教えて下さった「自分がやれることは最大限やって、あとは待つのみ」という心持ちを思い出し、前に進むことができています。
加えて「Try and error」も積極的に実践しています。私は日本食に興味があるので、首都ブエノスアイレスで日本食普及の活動をしている団体に最近コンタクトを取ってみました。何らかの形で活動に参加できればと考えています。

💭岡本さんの夢や目標

将来就きたい具体的な職業ややりたい活動は定まっていませんが、一貫してこれからもラテンアメリカの国々のような発展途上国の人々と関わり続け、生活に苦しんでいる人たちの助けになればと考えています。手段はこれから見つけていきたいと思いますが、企業で働くもよし、自分の会社を持って社会起業家になるもよしだと思います。

📢応募を迷っている人にメッセージ

グローバル人材戦略研究所でのインターンで学んだことはたくさんあります。しかしこのインターンはそれよりも多くのきっかけを与えてくれました。仕事の内容は幅広く、募集要項にある通り自分の得意なこと、興味のあることで貢献することができ、同時に新しいことにもチャレンジできる場所です。それは私に次につながるきっかけ、次のステップを探すきっかけを与えてくれました。とにかくやって損はないと思います!

執筆:インターン 飯田知世(慶応義塾大学 総合政策学部 3年)

【おまけ】留学について✈️
今はアルゼンチンに留学にしていますが、もともとはペルーにいく予定でした。専攻地域に関してより深く学ぶために留学したいとは考えていましたが、ただ海外にいくのはつまらないと考えながら候補地を探していました。調べてみるとラテンアメリカの地域では日本食が広まりつつあり、今後ラテンアメリカに進出・拡大できるのは食なのではないかと思いました。日本食が好きで、かつスペイン語を学んでいる自分なら、将来日本の食品企業のラテンアメリカ進出において活躍できるのではと考え、奨学金に応募して合格をいただいてペルーに行くことが決定したのです。
しかし新型コロナウイルスの影響で現地大学の受け入れが停止され、留学先の変更を余儀なくされました。対面の授業を受けたかったことなどを踏まえて大学を探し、候補の大学全てにメールを送り、留学の受け入れをお願いしたところ、今の大学ともう一つの大学からOKが出て、アルゼンチンに来ることになりました。
留学を終えるまでにこちらの企業や団体で働いてみたいという気持ちがあります。そのためにスペイン語で円滑にコミュニケーションが取れるようこれからも勉強を続け、様々なことにチャレンジしていきたいと思います。
👀「パーソナルストーリー」
この「パーソナルストーリー」という企画では、グローバル人材戦略研究所に関わる人々の経験や学びなどを紹介していきます。彼ら一人ひとりのエピソードを通じて、グローバル人材戦略研究所の活動に興味を持っていただければと思います。
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