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「口紅の力」: 『日経xwomanアンバサダーブログ』寄稿

この秋に「日経xwomanアンバサダー」を拝命したはいいが、一つも投稿できないうちに11月が終了。
これはいけないと12月に入ってやっと一つ目を投稿完了。

主に筆者は日経ARIAの記事を引用して書くことになっているのだが、それもなかなか難しいものだと感じているところ。

とはいえ、そんなことでつまづいていても面白くないので、まずはふっと目に入った君島十和子さんの記事の中の一文から、常々思い・伝えていることを書いてみた。

そんな初っ端は「口紅の力」 自分に力を与えてくれる口紅について。

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皆さんはじめまして、NY在住 Real Cosmopolitan Inc. CEO
日野 江都子(Niena Hino)です。

なかなか投稿できずに12月突入、やっと本日、初投稿です。

今回は「やはりこれは大事」と思った、以下君島十和子さんの記事の中の一文から。

「美容に興味を持った原体験は、母です。私が幼い頃は、食品添加物が健康にもたらす悪影響が取り沙汰された時代。化学的なものに不信感を抱いた母は、添加物が不安だからと市販のお菓子も買わず、メイクもせず、いつもすっぴんでした。そんな母があるとき、頂き物の口紅を付けたんです。ぱっと華やかな顔になった母が本当にきれいで、中学生だった私に、美容の力が強烈に印象づけられました」

という部分。

「女性にとっての口紅は、想像以上の力を持ちます。
男性にとってのネクタイとも似ている。」

これは私が女性対象の講演時や、コンサルティング対象のエグゼクティブ女性にお伝えすること。

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口紅の力は皆さんが想像する以上に大きい。
9.11後、街は荒廃し、人々の心も悲しみにくれ、経済状況も悪化の一途
それにもかかわらず、売れていたものがあります。
それは口紅、赤い口紅。

口紅をつけることで、落ち込んだ気持ちをモチベートできていた。
気持ちを強く・ポジティブに・勇気を出したい
そんな女性の心理を支えたのが、口紅だった証明。

それをつけるだけで、一瞬にして顔が輝く。
さっきまでの落ち込んだ自分の顔ではなくなる瞬間に
人は力を得ることができるのです。

だからこそ、こころして選んで欲しい。
「好き」なだけではなく、「相応しい」ものを選べる冷静さを持って欲しい。
それも、今の自分の顔に、そして今の自分の立場に相応しいものを。

それには、今の自分としっかり向き合い
俯瞰的に自らを見つめることが求められる。
少し怖いかもしれないけれど、そうすれば、
一瞬で顔に力を与えてくれる、口紅を見つける手がかりが得られる。

昔の顔に効果ありだったかもしれない口紅は、
未熟だった自分の思い出の中におさめ
スッとひと引き紅をつけるだけで
成熟し大人になった今の自分に最大限の力と輝きを与えてくれる
そんな口紅を見つけてください。

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