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グローバル教育への挑戦

 2022年、ロシアのウクライナ侵攻、中国の台湾侵攻リスク、アメリカとロシア、中国の対立が深まり、世界は新冷戦時代を迎えた。世界は軍事力が拮抗し、いつ戦争が起きてもおかしくない状態になっている。

 そのような時代で、いま、日本の未来が揺れている。アメリカと中国に挟まれて、今までは安全保障はアメリカ、経済は中国と二股を掛けていたが、アメリカと中国の対立で、そのような安易な連携は出来なくなってしまった。

 日本は今後、軍事力を増強して自国の安全保障を第一に外交を進めていかなければならないが、ますます中国との経済力、軍事力で大きな差がつけられている以上、中国が台湾に引き続き、日本に侵攻した場合の対策を早い段階で想定し、準備していかなければならないと思われる。

 そのような状況で、今、日本の教育に求められていることは何であろうか。国家を是とする考え方を右翼として批判してきた左翼が多い日本にて、どうして自国の安全を守ればいいのであろうか。

 今必要なことは、歴史を俯瞰し、広い視野をもって、未来を洞察し、未来に向けて行動を起こすことのできるグローバルリーダーを育てることである。日本が危機的な状態に陥ったと時に、沈着冷静に日本の未来に向けて行動が起こせるよう、早い段階でグローバル教育が重要になると思われる。
 地政学的な危機に陥っている現在、日本は国の存亡を掛けて、日本を救うことの出来るグローバルリーダーを多く輩出していかなければならないと思う。

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